音楽劇「新宿パラダイス」光は新宿より 公演情報 音楽劇「新宿パラダイス」光は新宿より」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★

    チケット代が高い・・・
    客席は年配の方が多くとてもあったかなお芝居でした。
    大御所的な雰囲気の役者さんたちの声が
    割れてる?ようで聴きづらかったり歌のクオリティが低い気がした。
    特設会場〜
    テントだからこそのその環境との一体感、いいですねぇ。
    今の歌舞伎町を見るとこの街にも、
    こんな時代があったなんてうそのように思える時代を感じるお芝居でした。

    ネタバレBOX

    日本の国技、ハラペコ力士たちの踊りと
    力道山のバイクが印象的。
    本物のバイクを舞台に乗り入れて舞台のホリが開いて外が見える
    ほんものの雨を降らせていて・・・


  • 満足度★★★★

    茂一ブギウギ
    ただテントで芝居が見てみたい!
    と思ったので見たのですがとても面白かったです。
    日ごろ歌舞伎町で若者がバスケをしている公園で上演しました。
    すぐ後ろに韓国街この立地のためのお話、舞台は戦後の歌舞伎町、おちゃらけなければとっても悲しいお話。
    韓国人の友達と一緒に見たのですが、二人で後から歴史の話に花がさきました。
    みんなキャラが濃く、茂一さんはかわいかったw
    演劇玄人には向かないのかな?と思いましたが ご年配の人や歌舞伎町で遊んでる人は見るととても驚くと思います。

    ただちょっとこれを定価で見るのは厳しいかな。

  • 満足度★★★★★

    現代に活
    公園内に入った瞬間から、劇が終了して会場から出て行く瞬間まで、ず〜っと楽しませてやろうというやる気と工夫がみなぎるステキな公演でした。
    お芝居のほうは私の両親の青春くらいの時代設定で、客席の半分以上は終戦直後〜昭和30年代を知っている年代の人。自分ひとりではなく一家で来れば家族孝行が出来たなあ...。
    終演後、新宿に関するアンケートの「歌舞伎町はキレイになりましたか?」「安全になりましたか?」等の質問には、全部「いいえ」と回答しましたが、この作品を観て、今まで以上に新宿を好きになりました。
    コマ劇場跡地を中心とした再開発が間もなく始まるはずですが、新宿東口の原点を確認した点で(登場人物をちょっと美化し過ぎだと思うけど)、この作品の意義は大きいと思います。

  • 新宿らしい雑多さを意識した公演
    テント公演特有の楽しげな雰囲気を
    “真面目な”ギンガ堂が、一生懸命創っている芝居。
    紀伊國屋創業者と力道山の物語が
    新宿の街の歴史と歌と共に進行する。
    テントの外部を使った演出はありがちだが、でも楽しい。
    「音楽劇」と謳うには、
    役者も演出家も、もうひとがんばり欲しい。

  • 満足度★★★★

    新宿東口を舞台にした群像劇
    昭和20~29年の新宿東口にマーケット(露天商)を開きこれらを仕切った尾神喜之助の人情物語と力道山物語。

    レトロなセットやテントならではの開放したバックから観える新宿の街は物語を一層効果的に演出する。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    デージーの続編。
    激動の戦後の時代を露天商の仕切る尾神は人情が厚く多くの人達の面倒を見てきた。それは何人もの孤児を育てたり、無料診療所を開いたり、歌舞伎町に舞台を構えたりと、地域に密着していた。
    たぶん、新宿という地域性だろうか?
    ここでは第三国と呼ばれる朝鮮人も多く居たが尾神は分け隔てすることなく、「新宿は多国籍で成り立っている。」と常に大きな心で見守っていた。ところがある日、そんな尾道を快く思っていないGHQの策略により、尾道を親分に仕立て上げ挙句、組長だ。やくざだ!とでっちあげ尾道は刑務所に入ってしまう。

    一方、相撲の世界で活躍していた力道山は朝鮮人という理由で国技の相撲では大関にはなれない事で挫折する。
    しかし、かつての尾道の言葉「相撲はこちらから捨ててやれ。アメリカでは日本の相撲を相撲レスリングと言うらしい。世界へ行け。お前なら出来る。そうして日本人としてレスリングの選手になって、日本人が失くしてしまった自信や誇りや勇気を与えて欲しい。」によって、力道山は1年間のアメリカ修行に出かける。

    こうやって帰ってきた力道山・木村Xシャープ兄弟の試合が行われる。
    戦争によってアメリカに負けた日本人はリングでアメリカを負かす力道山の勇士に沸いたのである。

    激動の新宿を支えた尾道。
    同じように戦後の日本人に夢と希望を与えた力道山。

    正直言って、尾道も知らなかったし、力道山については名前だけ知っているも、他はまったく無知だったことから、ひじょうに興味があったし、また音楽や歌、プチミュージカルといった嗜好も中々面白かった。
    貧しいけれど底ぬけに明るかった彼らを愛しいと思わざるをえない舞台でした。ポップで楽しいお芝居。あの年代の人たちにはタマラナイのでは?

    串間保の前座は最高でしたね。客いぢりの上手い事!(^0^)

    丸山厚人と会うのは一ヶ月ぶり位でしょうか?シアターミラクルで観た「トランス」以来だから・・。
    それにしても丸山、客出しに真っ先に来て客出ししていた姿が印象的。主役を張っても、こういう姿が後の丸山を支える。
    素晴らしいです。

  • 満足度★★★★

    人情音楽劇!
    観劇させて頂きました。この作品は、あらすじの時代の新宿東口を主に音楽劇にした作品でした。ここまで書きこみをされてきた方々と対照的に自分の場合は結構楽しめてしまいました!音楽劇と言う割には部分部分で期待させるものが感じられる楽しみのところが強かったのですが、この作品は結構文芸関係の登場人物から話が始まる、当時の大衆風俗の話題が多かったことが自分の場合は楽しめた原因かもしれません。登場人物たちの小説あるいは対談集を読み漁っていた時期があり、「あぁ、あの話しかぁ~」と一つ一つの話題に納得してしまいながら物語を観ていました!多分自分が楽しめたのは主だった登場人物たちの作中で用いられた話題をよく知っていたからかもしれません。ただ、確かに少し公演時間的には長かったかなぁ~、と思うところもありました。しかし、年配の方々はかなり楽しまれていた方々もいらっしゃったので、やはり作中の話題で当時を思い出す、あるいは思い当たるものがあるか・感じられるかが本作品の最大の評価の分かれ目かもしれません。今回の作品の評価は、自分の場合は当時を過ごしてはおりませんが、作中の主だった登場人物の小説・対談集を読み漁っていたので、その振る舞いと話題に納得しながら観て楽しんでいたことが星の評価になっております!しかし、新宿の公園テント小屋での新宿を物語にした公演は一夜の夢物語のようで楽しめました!

  • なんでしょう。
    何故こういうふうに話が転がるのか、何を伝えたいのか分かりませんでした。
    ただ楽しんでるお客さんは確実にいて。
    単に肌に合わなかったようです。残念。

  • 満足度

    いろいろな面でひどい
    正直、つまんなかったです。

    初めてみる劇団なので思い入れとかほとんどないですが、
    これで5000円は高すぎ!

    こういう音楽劇というスタイルに自分がついていないだけかとも
    思いましたが、
    こまつ座の音楽劇は普通に楽しめたのでそうではない。
    そもそもこの脚本演出がよくないんだろう、
    改めてこまつ座がいかに高いレベルの舞台をやっていたか分かった。

    一緒に見にいった人もほぼ同意見でした。

    具体的な内容は
    ネタバレの方で

    ネタバレBOX

    悪いところは多数ありますが、主なものを箇条書きに

    ・主人公それに話の焦点がはっきりしない、そのため話に入っていけない。
    (主人公は紀伊国屋書店の創業者、それとも力道山?)
    ・野外テントということで、唐十郎のようなステージの奥に実際の
     街が見えるという舞台演出をやっていたが、これを多用しすぎ。
    ・歌のクオリティが低い
    ・力道山が包丁持って復讐しに行くシーンなどは
     シュールすぎて逆に笑えた。
    ・特にラストのプロレス(ごっこ)は完全に不要!
     テレビに力道山実際の試合が流れて終わりでよかったのでは?
    ・上演時間2時間15分無駄に長い。

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