世田谷カフカ  公演情報 世田谷カフカ 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-20件 / 24件中
  • 満足度★★★★

    見事
    なサンプリング。
    中盤ダレたが、概ね満足。

  • 満足度★★★★★

    これぞ劇的世界
    ナイロン100℃「世田谷カフカ」。不条理とは、演劇的世界とは、を存分に感じさせてくれる芝居でした。 とても面白かった。やはりケラはすごいし、ナイロンが劇団である意味もよくわかった。

  • 満足度★★★

    みたー
    今回は、びみょーーね

  • 満足度★★★

    カフカの不条理な世界感を、断片的だが所々つながるエピソードとキャラクターで表現。
    今度はカフカの世界です。
    ナイロンやケラさんの最近の作品のようなストーリー性重視、感情移入に重心を置かない作風。
    いくつものパートに分かれた構成は、ダンスあり、楽器演奏あり、バラエティに富んだ内容です。
    これは、それぞれのシーンをただ楽しむ作品、率直に感じるための作品だと思いました。

    冒頭、村岡さんら3名の俳優さんたちの、おそらく実体験を語るシーンから始まります。

    その後場面は次々にかわり、短いエピソードが続きますが、先ほどの俳優さんたちの経験からでてきたエピソードや人物と、それに加えてカフカの小説の物語や登場人物たちが、
    各パートにまたがって交錯して出て来たりしながら進行していきます。
    それぞれは断片的に見えても、それまでに登場したキャラクターが出てきたり、部分的には話がつながっていたりする不思議な構成は、そのまま、カフカの不条理な世界感を表現しています。

    特に【おっ!】と思ったのは、ハンディのビデオカメラを舞台上に持ち込んで、その場で撮影し客席に向けてスクリーンに投影する手法。
    ペットボトルなどで作った人形でのテキトーな遊びを撮影し、その場でリアルタイムで、舞台上のスクリーンに映しだし、観客が観る。
    その流れが、あらかじめ撮った映像に一瞬で切り替えて差し替えるのが面白かったです。

  • 満足度★★★★

    なるほどね
    千秋楽に行きました。

    事前説明にある一文。
    「大切にする要素がいつもとはちょっと違うだけだ。」

    こういうことだ、と具体的には表現出来ないけれど、
    何となく言いたいことが分かる。
    これも一つの形なのさと。

    まァ、好き嫌いは出るでしょうね。
    「今回の公演を観て、面食らい、戸惑う人も少なくないかもしれない。」


    今回はDVD化されないんですよね。残念。
    権利関係だけでなく、この好き嫌いの激しさによって
    売り上げが期待できない、
    という予測もあったのかも・・・

  • 満足度★★★

    正月気分
    千秋楽に見てきた。ケラの芝居は劇団健康がナイロン100℃に変身してまもないころから見出したので、エチュードをやりながら作ったという今回の作品は、なんとなく昔のやり方にもどった感じがする。最近の作品から入った人は戸惑ったりするのでは?

    ネタバレBOX

    基本的にはカフカをメインにしたコント集っ感じ。はじめと終わりに劇団員3人が登場して、一応メタフィクションのような体裁になっている。冒頭では村岡希美、廣川三憲とともに、若手の水野顕子が自分の不条理体験を椅子に腰掛け、客席に向かって、世間話ふうに語った。廣川が語る稲荷の本尊、キツネかタヌキかのエピソードなどはその後もネタとしてまた出てきた。
    若手の水野は抜擢という感じで使われていたが、彼女の鼻にかかった声が誰かに似ているとしばらく考えているうちに、12月にこの本多劇場に出演する麻生久美子の声だと気づいて、ようやくモヤモヤがすっきりした。
    中盤、彼女がこの芝居の台本を持って自分の部屋で稽古するうち、デブの彼氏と喧嘩別れする場面が面白かった。
    そこへ友人の植木夏十がやってきて、人形芝居を始めるようすをなぜかカメラが捉えて、下手のスクリーンに大写しする。
    舞台の様子をライブでスクリーンに映すというのはときたま見かけるけど、ケラの作品ではひょっとしたら初めてかもしれない。
    映像といえば、序盤のダンスとの合成が凄かった。個人的にはあそこがこの作品のハイライトといってもいいくらい。後半も楽器を奏でる人間に直に映像を重ねて面白い効果を出していた。この部分だけを切り取って、コンテンポラリーダンスのショーケースである「吾妻橋ダンスクロッシング」に出してもきっとウケルだろうと思う。

    今回はカフカの長編を題材にしているということで、小説の内容を舞台に再現する場面もあったし、中村靖日の演じるカフカ本人も登場した。しかしそうした場面は雰囲気が暗めで、衣裳も黒っぽく、肝心のカフカの小説の面白さが充分に伝わっているとは思えなかった。
    ちなみに、私のカフカ体験は、小説は虫だけのクチ。「城」と「審判」は舞台や映画を見て大筋は知っている。ウチにカフカの短編全集というのが積読の状態で置いてあるので、この芝居を機にできれば読み始めたいと思う。

    この日の座席はN列だった。本多劇場はD列とE列の間が通路になっているが、ここと客席後方へ延びる二つの通路が、演技スペースとしてたびたび使われた。通路に展開した役者たちが少年王者舘の芝居を思わせる群唱で、宮沢賢治の詩「雨にもマケズ」のパロディをやったのが可笑しかった。食べた野菜はたしか4キロだっけ?
    本多劇場で芝居を見る場合、経験的にE列以降を選ぶようにしているのだが、(A~D列は段差がないし、そもそも舞台に近すぎる)、今回の芝居ではそれが大いに幸いして、むりやり体と首をひねって見るという苦労をせずにすんだ。あれも一種の不条理だと思う。

    以上、思いつくままに感想をだらだらと。

    最後にひとつ、客演の横町慶子は何年ぶりかで見たが、そのナイスバディは健在だった。



  • レベルが高すぎ
    面白かったし、3時間寝ることもなく夢中になって見たんだけど、
    北九州でみたその他の変種と違う意味でわけわからず、
    たぶん、カフカは『変身』?だっけ?(ムシになるやつね)しか読んだことが
    ないのが一番のネック。つまり自分の勉強不足なのだろう。と
    でも『審判』『城』『失踪者』ともに未完だというのが不思議。
    普通1作づつ仕上げるのではないんだろうか。

    三宅さんと村岡さんが印象に残った。
    てか出演者多いっ

  • 20091010
    ン、)ノ カフカらしさは十分に出ていた。カフカが嫌いなら嫌いになる作品かもしれないしカフカが好きなら好きになる作品だと思う

  • 満足度★★★★

    +4
    観劇。来年のブル、楽しみ。

  • 満足度

    バラバラ
    カフカの未完成の遺稿を元に作り上げたというこの舞台。

    ナイロンは「わが闇」以来全て見るようにしていてどれも極上の作品を提供してくれて「外さない劇団」だと思っていたけど、今回は大外れだったのが残念です。

    ネタバレBOX

    若い劇団員たちとWSを繰り返して作り上げたというこの作品。
    当日パンフには「わが闇」~「シャープさんフラットさん」は新劇的な作品だった、ような事を書いてあり、全く別のアプローチから作品を作ったということだけどそれが見事に失敗しています。

    「カフカ」というお題を掲げてそこからWSで作り上げていったとの事だけど、小さなエピソードが積み重なりつつ、それによって大きなうねりを生み出す事が全く無かった。
    単品のバラバラな小さなエピソードをただ並べてみただけにしか見えず、しかもそのひとつひとつが別に面白い訳でもない。
    ひとつひとつでしっかり話がまとまっている訳でもない。
    中途半端なエピソードをただつなげて放り出されているだけ。

    これを3時間も見続けるにはあまり退屈で途中寝てしまったけど、だからと言って別に損した気分にもならず、むしろこの舞台を見に来てしまった事、忙しい中こんな事に3時間も費やしてしまった事を公開しました。

    役者人も看板の役者は三宅さんだけで、他の劇団員さんたちは実力はあるのだろうけどさすがに魅力は届かなかった。
    本多という大きな箱でやるにはまだまだ力不足な気がします。


    長い暗転の間に役者が客席の階段に移動しつつ短い単語を交互に吐いてゆくシーンがあったけど、明らかに柴幸男氏の「ハイパーリンくん」のパクり演出で、しかも完成度は低く、それだけで見ていて嫌な気持ちになりました。

    演劇界の大御所が若手の演出のパクりなんて、みっともないと思います。
  • みた。
    普通にカフカっぽくて、カフカを普通に楽しめた。

  • 満足度★★★★

    わからなさがいい
    カフカの残した長大なメモ。いろいろ考えることができる。そこもまた面白い。しかし、映像と舞台が一つになるとあーなるのか!と、やはりケラさん作・演出、ナイロン100℃ならではの楽しみがある。

  • 満足度★★★

    話が
    積まれて繋がる。観ていて気持ちが良いです。

  • 10月7日(水)S
    それでもやっぱりナイロン。

  • 満足度★★

    スタイリッシュな感じはするけど…
    原作がある作品は引っ張られる部分が強くて、オリジナル作品より弾け方が少ない分、求心力が弱い気がする。休憩15分込み188分。

    ネタバレBOX

    別役作品のときも岸田作品の時もおなじような感想を持った覚えがあるから自分にはケラさんのこの手の作品は合わないのかも知れない。

    役者陣もさすがに大倉・犬山・みのすけ・峯村・松永といった個性的な面々がいないと個々のパワーの相乗効果みたいなものが出てこなくてちょっと物足りなさも。

    それでも劇中でのケラさんのカフカに対する捻れた愛情表現(劇中劇のカフカの舞台の舞台裏や人形劇のシーン)には笑わせてもらった。
  • 満足度★★★★

    へんちくりん
     話がすすむにつて、小説の登場人物の世界と、現実の世田谷の世界が重なっていく。これが、脳みそをかき回されるようで、結構心地よかったりしました。
     登場人物が迷うカフカの小説の世界と、迷路のような世田谷の街を重ねているのだろうけれど、地方出身者で東京23区外在住の身としては、世田谷がどれほどの迷宮なのかよくわからなかったりするのでした。

    ネタバレBOX

     終わり方は...カフカの未完の作品がもとになっているだけに、落語の「じょうだんいっちゃあいけねえ」のような、とりあえず舞台をおわらせるためだけのオチだったんだろうなあ。

    横町慶子さんがたっぷり見られて満足。
    嫁姑の会話、特に姑の話しぶりが恐い。
    植木嬢の人形劇のくだりが可笑しかった。
  • 満足度★★★★

    話の内容はおいといて
    カフカって劇中の言葉通り「虫になるやつ」しか知らないけど
    なかなか独特の世界観を持った方で薄幸な人生ということは理解。

    「シャープさんフラットさん」「神様とその他の変種」を観て、
    今回あまりに異なる演出に驚きながらも、演出家としてキャパシティの
    広さにむしろ感動してしまいました。

    ストーリーはカフカの三編の小説と、それになぞった現在を交差させ
    余計に判りにくくなって(笑)いるんだけど、これはこれでおもしろい。
    美術・映像・会場まど、ありとあらゆる手法を取りこんでしまうところ、
    若い劇団がやると、狙いすぎて観客が一歩退いてしまいそうなだけど
    さすがここはベテランの仕事を見せてもらったような気がしました。

    これは「ストーリーが~」とか感想を理屈で述べる作品ではなくって
    からっぽになるまで発信する劇団と観客が生み出す「空気」を楽しむ
    そんな作品ととらえて観るといいかも。観れて良かったです。

    しかし、冒頭の村岡希美さんが超重要な役所ですね。
    ここで観客の反応と印象を上手にまとめておかないと、後半が活きて
    こない。演技もさることながら、度胸にも感服しました。

  • 満足度★★★★

    凄い舞台だった
    凄い舞台だった。
    だが、「おもしろかった?」と聞かれると、「うーん」
    少なくとも、舞台あんま見たことない人には絶対にすすめない。

    今まで観た何本かのケラさんの舞台とだいぶ違う。
    (チラシとかにもそう書いてはあったが)
    はっきりとしたストーリーはない。
    フランツ・カフカっていう人(よく知らない「変身」が有名?)の
    未完の小説3つ「審判」「城」「失踪者」がごちゃごちゃに入り混じって、
    正直よー分からん!
    観終わったあとも、なにも残らない。

    でも、そのわからん話を3時間超(休憩15分含む)!
    集中力途切れさせず、見せられるのはさすがケラさん!!
    もちろん、笑えるシーンはたくさんある。

    行くなら、前の方(E列以降)のセンターブロックがいいかも。
    映像使うし、あと一人の役者の人が何役もやるから顔がはっきり見えたほうがいい。

  • 満足度★★★★

    オモシロイ!!!
    カフカのことは殆ど全く知らないけど、世田谷カフカは、おもしろいですよ!!!

    でも長い。一幕、終了。1.5時間。15分休憩。
    二幕、1.5時間。3時間15分。本多ではきつい~
    とおもいつつ。今回の作品は面白かったです。
    カフカを作品と共に張り合わせていったスタイルで、
    これでDVD化がないなんて、惜しいことです。

    ナイロン100℃で、こんなに面白と思ったのは初めて

  • 満足度★★★

    初見
    でした。


    ナイロン100℃の公演は。


    カフカは残念ながら「変身」しか読んでないのでwww

    ちゃんとケラさんの笑いもあり
    カフカの、おそらくは「らしさ」があったのでしょう。


    よくわかりませんが・・・。


    でも私は楽しかったですよ!!

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