眠るために目醒める 公演情報 眠るために目醒める」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.8
1-18件 / 18件中
  • 満足度★★★★

    見た!
    内容が難しく何が言いたいのかぼんやりとしかわからないが、
    作家などから見れば共感できるのだろうか。

    役者陣が熱演で良かった。
    急遽代役で入った人は違和感なく混ざっていたと思う。
    それに、なんだかパワーと存在感があった。

    とにかく一回見ただけでは理解できない部分があって
    もう一度みたいと思う芝居であった。

  • 満足度★★★

    初見。
    過去と比較もできないので今回観た感じで・・・まず、円形ではないけれどコロッセオのような高低差の客席に驚きました。その分、光が一本一本長く、まるで天から降りてくる蜘蛛の糸。
    内容は、どちらかというと作家の気持ちで普段観劇しているので頷く点もあり、場面ごとに判断を下す演出家の必要性も強く感じるので、私は興味深く観ました。が、100パーセント観客側の立場で観たなら共感されないのも解るし、削ってもよさげなシーンもあったように思う(←最後)。
    全体では大理石や水族館などの冷たい澄んだ空気の芝居でした。退場のシーンの光の入り方など美しい。

  • 満足度★★

    うーん
    演劇経験の無い私にとっては難解で、
    ほぼ共感できないものでした。
    せめて前作を観ていれば、違ったのかもしれません。
    また初めてreset-Nを観た私にとっては、
    しかしながら「これだけでは判断できないぞ!」
    と思わせるだけの役者さんたちがいました。

  • 200906301500
    200906301500@王子小劇場

  • 満足度★★

    そうなのね
    前回に続き観劇。

    観る人が観れば、芝居関係者や評論家さんとか、作家さんの気持ちにリンクできるのだろうが、私には全くだった。

    ここ2作品を見ての単純な印象だけど以前の方が好き。

  • 挑戦 その先
    ※お手伝いで観させていただいたので★つけてません

    前作「閃光」と同じく、“私演劇”なので、
    賛否両論、楽屋ネタに対する好みの分散は、確信犯として。

    前作は、劇作兼演出家だけの“私演劇”。
    (役者は、役を与えられ実際とは異なる生を舞台上で生きていた)
    今回は、そこから一歩進んで
    創作者全員参加の“私演劇”。

    その挑戦と、
    参加者全員が、かなり深いところまで
    演出家のやりたい事を理解している事が
    すごかった。うん。

    でも、全員の力が使えたのだから
    その先が見たかったなぁ、というのが正直な所です。
    次回公演で見せてもらえる事に期待します。

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    作品とは全く別件なのでここでつぶやくことではないのですが
    隣の席の人が豪快にイビキをかきながら寝ていました。
    こうゆう場合、隣に座った私が、つついたりして、
    マメに起こすべきだったのでしょうか…。うーん。

  • 満足度

    あまり
    好みではありませんでした。こういうのがカッコイイのか。

  • 自己愛
    前作『閃光』が傑作たる所以は、メタ構造で立ち上がった三人の主人公が真綿を締めるように同化してゆく構造と、タイトル通り最後に刺す光が美しかったからに違いない。

    「書きたい/書けない」という劇作家の苦悩、というぶっちゃけてしまった"私演劇"というガジェットは、鴻上尚史が提唱する「自伝は一回は書けるけど、一回しか書けない」に非常に近い、命がけの一回だったと思う。

    だから、今作は「稽古場」からという名目で他者の視点が立ち上がるが、それは演劇・または劇制作の面においてであり、前作のBサイド、影のように見えた。

    前作の方が魅力的であったと僕が感じるのは、reset-Nの魅力が、脆くて淡いけど確固たる自己愛だと感じているからであり、それが充満していたからである。

  • 満足度★★★★★

    ラブレス
    初のReset-N観劇。
    特筆すべきは、やはり「透明感」。
    これに尽きる。

    おそらく、Reset-Nの作品には愛がない。
    まったくない。
    それは恐怖だし、そんな舞台を作っている人たちはモンスターだ。
    愛がないということが最大の魅力だった。
    つまり、感情の論理からは逸脱した作品だった。
    感情に毒されていないから、ずっと遠くまで透明な感じがするのだと思う。
    なんとも観念的なものいいしかできず、はがゆい。
    とにかく。

    とても可能性に満ちた作品だったと思う。面白い!!!!

    ネタバレBOX

    台本を燃やす演出が最高にゾクゾクした。
     
    あれ、役者にとっては聖書だもん。コーランだもん。

    あと、ドイツ軍の捕虜の「エアー女の子」のepが好きだった。内容も、落としどころも。役者の声もよかった。
  • 満足度★★★

    迷走する妄想劇
    全ては脚本家・演出家の妄想劇と稽古場での風景を混ぜ込んだような芝居。
    ここで表現される情景ではどうやら作家は不眠症で女性を癒しと位置づけている。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ひじょうに繊細な物語だ。
    稽古場では演出家不在で役者のみが演出家のメールを頼りに自主的に演じる。稽古場での風景そのもの。そのうちそれぞれの役者が見た夢。と題して、夢を語っていく。この夢は演出家の妄想だが、「魚の目を食べると海を見る夢」や「裁判の夢」「エアー女の子」の話は面白い。

    一方もう一つの舞台では演出家の傍で眠る女が居る。彼女は不眠症だが、演出家の部屋でなら眠れる。彼女とは演出家の願望で架空だ。
    稽古場での女が不眠症を理由に50人以上の男に抱かれて寝たが、それでも不眠症は治らない。とやっと気づく。稽古場での女と演出家の傍で眠る女はこの場面でリンクする。要するに同一人物だ。

    演出家は不眠症と創作について苦悩しながらも自分が生きてきた事を肯定しようとしている。そう努力しながらも、眠った後は必ず目覚めるようにアイデアも水のように湧き出て欲しいと願う。

    脚本は非現実な夢を見せる創作だが、演出は現実的にどう見せるかの創作なのに、脚本と演出を同時に受け持つのは、夢を見ながら現実と向かい合うという反面に疑問を抱く。

    そんな演出家の自分自身の内面を描いた作品。

    これを理解出来る人がどれほど居るか?
    もうちょっと大衆化、単純化した方が良いと思う。凝りすぎると観客に受け入れられなくなるから。
    それから全体的に長すぎ。色んな部分を追求し表現したかったのだろうけれど、もっと削ぎ落とした方が観易い。そうして、最後の場面、男優の小芝居はいらない!(苦笑!)


  • いかんせん
    多分もう二度と観には来ないと思いました。
    6~7年は応援し続けてきましたが、もう無理です。

  • 満足度★★★★

    確かな深化を感じる、が。
    フリのお客さま、演劇ファン、小劇場ファン、演劇関係者(役者、演出家、脚本家、スタッフなど)、そしてreset-Nという集団に関わっているヒトビト。それぞれの立場によってかなり異なった反応がありそうな・・・というのが率直な感想。おそらくは演劇関係者こそ見たらたまらなく面白い作品のような気がします。

    10年来の(でも1年振りの観劇となった)reset-Nファンである私としては、そこここに現れる「知っていれば笑うしかないリアリティ」をもてあましてしまったが、その一方でコレまで観て来た、そしてreset-Nが評価されてきた方向性とは若干軸足を異にするものの萌芽を感じ取れた作品であることを高く評価したい。

    演出家自身の思いを代弁する台詞に見られる「なんぼなんでもというほどの生硬さ」や「旧来のreset-Nらしさを感じさせるスタイルがかえって空回りしている部分」も散見されるが、この作品には「これまでにない、これからのreset-N」への期待を感じる。

  • 満足度★★★

    試されている感じ
    昨年の『閃光』の続編を観ているようだった。演劇を作る過程での役者達と演出家(作家?)の2つの思惑が並行して作品は進行するが、全体にこちらが試されているような居心地の悪さを感じた。

  • 満足度★★

    初 reset-N
    劇団そのもの、裏側を観たような感じ。 通し稽古の方が面白かったりして。

    ネタバレBOX

    開場して客が入りだしてから、すでに芝居が始まっていたようですね。
    特に前説もなくフェードインのように始まり、慌てて携帯の電源切りました。

    舞台、椅子が赤、役者さんの衣装に赤のライン、横たわる(眠る)女性の衣装も赤(薄いけど)演出家の衣装が部分的に赤。まるで染まり始めているような感じ。眠る女性は演出家にとって天使か死神か!
    そう思ったとき、ボブ・フォッシー作「オール・ザット・ジャズ」を感じました。

    演出家はどう染まるのか!
    プレビュー公演を観たので多少の手直しがあるのでしょうが気になります。


  • 満足度

    鬱だ…
    なんて言うか…例えるならノイローゼっぽい知人と話を合わせなくてはいけない状況とでもいうか。
    舞台と客席とはこんなにも近いのに、共感しえないヘンな緊張感だけが残った。
    単純脳味噌で演劇鑑賞初心者の私には、よく分からンかったな。
    役者はカッコイイ&カワイイ感じで良かったです。

  • ファンの意見。
    僕はただのファンだから冷静じゃないと思うんだけど。
    メタに対する違和感は多少あるにせよ最終的には心が動かされる芝居でした。僕は凄く面白かったです。こんなに作家の気持ちが全面に出てるのに嫌じゃない芝居って何だかスゲェ。スゲェし、「作家の気持ち」と言った部分が僕はとても好きでした。
    しかし何でreset-Nの舞台に立つとみんな凄く格好良いのか。いや、元が良いんだと思うんだけど…どんな秘密があるのか知りたい。

  • 満足度★★★★

    スマート
    舞台の作りが前回よりシンプルでスマートになったように感じた。
    代役という西尾さんが
    以外にいい味をだしている。
    休演の綾田さんには気の毒だが。
    綾田さんだとどういう内容になったのだろう。
    気になるところである。

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