満足度★★★
せめて26歳らしく。
こまばアゴラ劇場サミットディレクターとしての杉原邦夫。
彼はサミットを祭として捉えている。そこは私も同意したい。
そんな彼は、KR-14という同世代祭をどう遊ぶのか。
『14歳の国』という作品も相まって期待していた。
結果として、『14歳の国』という祭りがそこにあった。
「俺は14歳でキレずに、26歳で祭りしてんぞ」という昂揚感。
確かに山崎の身体からには、煽る何かがあった。
私はそのことを肯定的に語るほど無邪気になれない。
満足度★★★★
今日もポカーンと・・・
この間「すご、くない」を見た後のアフタートークで演出家6人が集まって話をしていた時、杉原さんが「ドンドン良くなってる、って手ごたえは感じてたんだけど、3回目の上演の時は全く拍手がなくて客がポカーンとしていた」と語っていたけど、今回も超満員のアゴラの客席からは、かろうじて程度のパラパラの拍手しか起きなかったです。
そんな光景を見てクスクス笑っていたのですが、それで良いのだと思います。
確かにこの舞台は見ていて呆気に取られます。
前半は比較的遊びが少なくて、戯曲に忠実に進めてるのではないでしょうか?
宮沢章夫さんの戯曲への敬意か、作戦のうちか。。。
僕は杉原邦生さんがどのような舞台を作る方か知りませんでした。
「すご、くない」のアフタートークで神里さんが他の演出家の作品として、この「14歳の国」にこだわって話をされていたので、凄く気にはなっていました。
今回の企画の中で唯一作品傾向を知らない存在だった演出家さんですが、後半の遊びっぷりにはグッとひきつけられてしまった。。。
満足度★★
勿体ない。
演出が素敵でした。
BGMとか、それにノせた役者さんの動きとか、
セットも衣装も雰囲気出てるし、カメラを使ったのも、面白くて効果的に思えました。
脚本・・・内容?については、少し勿体ない感じがしました。