チョコレート哀歌<東京公演> 公演情報 チョコレート哀歌<東京公演>」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
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  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    いなくなってしまった幼なじみへの思慕の情。ちょっと排他的なナイーブな舞台でしたが、この世界観好きですね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    昨年の「おうさか学生演劇祭」での舞台は配信で観たが、そのときのカメラの動きと、今日の自分の客席から観る角度の違いのせいなのか、始まってからしばらくは、あれ、こんなだったっけ?と思いながら観ていたかも。配信ではSEとかがチープに聞こえてしまい、何だかもどかしかったが、さすがに生ではそんなこともなく。

    ネタバレBOX

    昨年版を詳細に覚えている訳ではないが、セリフとか昨年版と変わったのかしら。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    面白く観劇できました。

    ネタバレBOX

    ただ,タッキーさんが書かれている感想と全く同感です。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     2人称世界作品。

    ネタバレBOX

     板中央に白い様々なサイズの箱を用い、前後のセンターに上り下りの階段を付けた大きな壁を設えたオブジェ。上手にも階段状の構造がありこちらは左右方向、下手のそれは前後で上りのみ。開演前には自動車の通過音が聞こえているが、開演と共にその音は聴こえなくなる。尚、壁部分には模造紙が貼ってあり、絵を描けるようになっている。登場人物は若い女性2人、幼馴染の設定。
     オープニング、暁闇の中、車の擦過音の代わりに溜息のような音。若干受け身の生き方をするユキの台詞が入るがこのタイミング、間の取り方が実に上手いので、演技が自然体に見え、若い感性の瑞々しさが直接的に観客に伝わってくる。脚本の何とも言えない揺らぎのようなものも、若い感性の性質を良く表している。
     これに対しユカリは、折り紙で花を作ったり、絵を描いたりが大好き。こういうことをするエネルギーが横溢しているが、友人関係の齟齬で傷つき易く脆い側面を持ち合わせるアーティストタイプ。当然解放感、自由の虜であるから、自由であろうとすることには極めてアグレッシブである。宇宙の広大無辺・無窮にも想像を馳せ惹かれる。学校でいたずら書きを咎められ大人の枠に嵌った論理で叱責されると、学校へ行く気も失せてしまう。そんなこんなでユカリは学校を休むことが増えた。
    ある時、2人は高い所に上りユキが流れ星を観た。ユカリが願い事をしたか、と尋ねた。この夜2人は、様々なタイプの惑星に想いを馳せ、遂にユカリは落書きをどんなにしても怒られることも罰を受けることも無い星に暮らすことをリアルとして想像してしまった。そしてその時、自由の正体即ち禁止や不自由無しに自由は有り得ないという自由の性質を知ってしまった。そしてユカリは幼馴染のユキの下から去ってしまった。
     残されたユキは、無関係な人間ではなく幼馴染が去ってしまったことによって無限の寂謬と痛切な憂いに沈む。宇宙といい、2人称の関係性といい、逢えなくなってしまった別れといい、どこか「銀河鉄道の夜」のジョバンニとカムパネルラを想起させる作品だ。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    西﨑わか那さん/村井萌さんによる女2人芝居。「チョコレート哀歌 」は、甘酸っぱい味わいある物語。

    楽しめるが、2人だけの世界に入り込み、第三者である観客をその世界へ誘い込むことが出来ない、そんな もどかしさを感じる。全体的に浮遊感があり、不思議な空気感を漂わせている。大切な思い出が、手指の間からポロポロと零れ落ちてしまい、薄れゆく記憶に愛おしさを重ねるような作劇作。それだけに、もっと観客に寄り添った観せ方だったら…勿体ない。
    (上演時間50分)

    ネタバレBOX

    グリーンフェスタ2022特別参加作品。
    回想劇、同時に瑞々しい感覚劇でもある。それを紡ぐための舞台美術は、形や大きさが異なる箱が重なり、全体に白い布が被せられている。舞台と客席の間にはジグソーパズルのピースが庭砂利のように敷き詰められている。また天井にはいくつかの裸電球(星の輝きイメージ)が吊るされている。
    上演前は街中の騒音や靴音が聞こえ、現実感を漂わすが、物語の雰囲気は、2人の衣装が白っぽくゆったりとしており、何となく現実から遊離している感じ。上演前・後で世界観の変化をつける巧さ。照明は特に印象的なことはないが、色彩ある諧調で美しく観(魅)せていた。

    幼女2人が親しくなり、折り紙、クレヨンでのお絵描きといった遊び。他の子供からの悪口に泣き叫ぶ少女と慰める少女。夜空の(流れ)星を眺め感傷に浸る、など脈略のない出来事を点描していく。これは時々の思い出を描いているため。2人の軌跡を辿るには、一諸に過ごした時間描写が大切になってくる。そこで幼馴染という設定にし、親しい友人が或る日突然消えてしまい、喪失感に打ち拉がれる。

    ラストに観せる何とも淋しい姿ー当日パンフに脚本・演出のしおと、ひかりさんが「私がいつまでも焦がれてしまう一人の人間に向けて描いた作品」と書いている。実話で等身大の物語。ひとの出会いと別れは偶然と必然であるが、突然の出来事に整理できない感情、その乙女心が浮き彫りになる。が、この種の話を劇的にするには、相手が亡くなる等、強烈なインパクトがないと印象に残らないだろう。しかし、そんなことは承知の上で、公演はあくまで本当の思い出話を大切にしているようだ。

    現実の場面は確かにそうであったかも知れないが、舞台となると間合いや台詞(泣き叫ぶシーンでは被ってしまい聞き取れない)も含めた演技で観客をどれだけ自分たちの心象世界へ導けるかが重要。刺激・強烈的なラストが用意出来ないのであれば、それに代わる工夫をし、観客の関心や興味を惹く必要があろう。2人だけが体験したかのような特別な世界観に入り込みすぎて、観客の意識を置き去りにしたのが残念なところ。
    次回公演も楽しみにしております。

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