vitalsigns 公演情報 vitalsigns」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-7件 / 7件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ☆☆☆☆☆

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    たまに観るパラドックス定数、前回は風姿花伝の過去作連続上演の最後だったか(オーケストラのやつ)。今回はSFというので気になっていた。
    冒頭から危うい体調だったが、闇と静けさに囲まれた深海での出来事が、徐々に不気味さを増す(映画「エイリアン」に似た感触)サスペンスを中盤まで堪能した。が、後半、二度程の寝落ちでぽっかり空いた穴を埋められず、最終場面を見ても「どう終わったか」が把握できなかった。
    他の方の感想を見ると「前半が良かった」ようであるので、美味しい所は味わわせてもらったらしい。それはそれで良いか。

    ネタバレBOX

    出色であったのは、オープニング間もなく、舞台となる探査艇の内部から、他の探査艇と通信する際、その一連の会話の中でふと間が空き、声の変化が起きて微かな違和感を観客に伝える部分。早速のサスペンスの立ち上がりである。声の調子も喋り方も変わっているのに、本人は飽くまで「○○です」と答える。最初二人居た艇内に、暗転後五人いる。救出した3人の様子がどことなく奇妙だが、その理由を確かめる術がなく、対話して行くしかない。だがやる気なさげな回答に短気な隊長はすぐキレる。
    人の出はけは中央床のハッチから行うのだが、程なく一人が物を取りに戻ると言って出て行き、一人が同行する。だが中々戻らない二人を探しに、こちら側の隊員が出て行くと、彼との通信の間に、また先と同じ奇妙な現象が起きる。戻って来た彼は一見、以前と変化は見られないのだが・・・「謎」は一つずつ、深まりつつ消されつつで解へと迫り、真相に向かって行くタッチを楽しんだ前半。後半は断片的なシーンの記憶で構成し直そうと観劇後は思っていたが、今既に残骸は脳ミソから消えている。いつか過去作の台本が売られていたら買ってみたいとも思う。。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2021/12/25 (土)

    ひゃぁ~ゾクゾクしました。
    考え方、鑑賞の仕方によってはどのようにも取れる余白を残したこれぞ「演劇」な要素をたっぷり盛り込まれていました。
    緊張と緩和。そして…。演劇観るの楽しいね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    野木萌葱、奇想天外の調子が戻ってきた。
    深海救急艦が深海で遭難した潜水艇の救援に向かう。その艦内の一杯セット。王冠を伏せたようなちゃちな艦内セットの、中央に遭難艇との接続ハッチがある。艦長(西原誠吾)と操縦士(神農直隆)の二人組が、深海400メートルから800メートルへと救急に向かうところで幕が上がる。
    遭難した潜水艇には三名の生存者がいる模様だが、救急艦の二人はなにかおかしい・・・・と疑惑を持ちながら遭難艇に近ずいていく。とにかく出だしはうまい野木節で客を掴んでしまう。
    そこから二時間足らず、観客は、深海冒険談につき合うわけだが、ま、お話は超SF級。冒頭のサスペンス溢れる深海潜水譚はやがて、後半はエエッツという展開になるのだが、そこは面白ければいいので、議論の可否については目くじらを立てることはあるまい。変に現実に寄せていないところが却って良い。こういう風に話を飛ばせるだけで作者の劇的才能はよくわかる。全く何もわかっていない新国に目をつけられてひどい目にあい、ここ数年才の発揮を見るところがなかったが、今回は自分の劇団に戻ってのびやかにかつての良さをとりもどしている。小さい小屋だが満席。
    新宿のはずれの地下の小劇場で、こういう小洒落た芝居に出会うと、芝居見物の面白さを堪能した気分になる。
    俳優は救急艦の二人は小劇場の名優たちだが、救われる方の三名もそれぞれにうまく個性を出している。


  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    『ノンマルトの使者』や金城哲夫を思わせるガチガチの直球SF。本多猪四郎や実相寺昭雄テイスト。『アトランティスから来た男』等海外SF秀作シリーズを思い起こさせる生真面目な作風に好感。
    深海救難艇(艇長と操縦士)が救難信号を受信し、水深840mにて海底探査艇バラエナ(鯨の学名)から三名を救助。だがどうやら、その三名は人間ではない···!?

    舞台は狭い救難艇内のワン・シチュエーション。人間と、人間ではないものとの存在を巡る対話。知的快楽に満ちたSF。好きな人には堪らない。お薦め。

    ネタバレBOX

    ブラックスモーカー(高温の熱水噴出孔)から採取された熱水の中に未知のバクテリアが付着。バラエナの艇内に蒸気として充満。人間に寄生し肉体を乗っ取ることに成功。そこで初めて誕生した意識だった為、それ以前の記憶はない。兎に角生物の本能として、浮上して地上にのぼることを望む。

    西原誠吾 主人公の艇長、怒りっぽい。
    神農(かみの)直隆 中立の立場の操縦士。
    小野ゆたか 人間を乗っ取った初めの男、適応性に優れている。
    植村宏司 動きや表情で人間ではないものを見事に表現、友好的。
    堀靖明 憎々しげな物言いの男、劣っている者を見下す。

    人間ではないことの証明に体温20度、テレパシーが使えるなどがあるのだが、特に体温の件はない方がいい。何処までいっても人間と何ら変わりがないのに、明らかに違う方が恐怖。(主人公の疑いが晴れないのが厄介だが)。

    前半が滅茶苦茶面白く、『アビス』や『スフィア』的なファーストコンタクトものの興奮があった。後半になるにつれ、演劇的な隠喩にも取れる構図になってしまい、それが自分的には残念。徹頭徹尾SFに徹して欲しかったのだ。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    パラドックス定数の舞台は1年ぶりに観たが、今回も期待を裏切らない。
    最初、会話の噛み合わない不条理劇風に感じられたが、中盤以降はやはりこの作家だなと唸らされた。この作家の発想力に脱帽。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2021/12/17 (金) 19:00

    とても濃厚な会話劇を楽しむことができました。
    自分と異なるモノへの嫌悪、違和感との向き合い方を思い起こしました。
    多種多様な世界になりますように。

このページのQRコードです。

拡大