実演鑑賞
満足度★★★★★
コロナ下で順延があったり大変だったようですね。
久しぶりに、ナイスストーカーへ観に来たんですが、作風そのものが何だか成熟してきてた気がしました。
そして、女子力が高いっ!
単純に、若き日のコンプレックスを云々というだけに留まらず、いい感じに仕上がってたと思いました。
来年へ飛躍してもらいたいですね。
実演鑑賞
満足度★★★★
マニアックな設定はさておいて、とても丁寧な作りの学園ラブコメですね。グッときました。用語解説は大変勉強になりました。どんな分野でも新規ファンの参入障壁はウザい古参ファンだと納得。
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです!うーん、理屈ではわかる気はするのだけど、それで大丈夫なの??と思ったりもして(笑)。舞台下手のスクリーンには親切な解説が投影されるのですが、読んでいる暇はない。いや、読まなくても良かったのかなあ。
実演鑑賞
満足度★★★★
2021年冬…高校部活(SF研)を通して心の成長を描いた青春騒動記(喜)劇。恋愛の噓と本当、その虚実の駆け引きに怪異を絡め、SFの雰囲気らしく纏めた佳作。
「本当にあんたは、面白いね」は、ヒロインが主人公に向かって言った言葉。この公演も台詞同様に面白かった!
(上演時間2時間5分 途中休憩なし)
実演鑑賞
満足度★★★★★
『本当のSF』なる公演が具体的にはどんな内容となるのか、未知数だらけの観劇でしたが蓋を開ければ予想外にも「学園ラブコメ」!?
これで一気に敷居が低くなるも、当然普通のラブコメであるはずもなくSF研の部員が織りなすSFこじらせ系とでも言えばいいのか。
マメSF論が随所に織り込められて、こんな切り口のラブコメは今まで観たこと無い!
二人を取り巻く登場人物達もパンチが効いて、各々の立ち位置と台詞回しの妙味で着実に笑いをさらっていくのだからもうたまりません。
このまま難儀な恋のスクランブルを見守って、と思いきや何やらオカルトチックな雲行き・・・ちゃっかりSF作品にも仕上がっていたのには驚きました。
ラブコメ&SFのゴールデンコンビ。
SFマニアともなれば、改めてひとつひとつのプロットを検証したくなりそうですが、かなり綿密に練り上げられた構造になっていた事はマニアではない私にもしっかり感じ取れたのでした、お見事!
映像鑑賞
満足度★★★★
今回二度目と思っていた劇団だが、こりっちで過去作を見ると近作2つを観ていた。一作目を思い出させる二作目でなかった(作風が違った)故だと思うが、三度目の今回も同様ながら、辛うじて見えた「らしさ」とは、タイムリープやメタシアターを多用した基本荒唐無稽で変キャラ、ジョーク混じりの台詞、アップテンポな作劇の部類であるが、骨格はしっかりした印象、かつ哲学的問いを掘り下げている点である。
最初のはロリコンという性癖を通じて愛の成立について、二つ目はよくは覚えていないが利他主義の成立について、劇を通して思考していた印象。今回はテーマをSFに据え、高校の部活であるSF研究会のSF通の台詞を、非・SF通向けに親切な字幕の注釈を入れながら、これらオカルトや科学的真理といった概念と近接する「知」が、高校の青春ドラマの帰趨に絶妙に絡ませていた。
穿った台詞も一つ二つでなく、荒唐無稽のままで終わらない舞台。
実演鑑賞
満足度★★★★★
“スペキュレイティブ・フィクション”なぞという、聞いたこともない言葉がタイトル。SF・理系・そして小難しい言葉が苦手な私は、ついていけるのか?不安であった。SF好きの旦那様のお勧めを読んで頭が絡まってしまうくらい、その手は苦手だったのだが、演技馬鹿は“舞台なら”と思い切って拝見!眠くなることもなく、楽しませて頂いた。うーーんこれならアニメ感覚で面白い(失礼!)個性豊か過ぎる最低限のキャラクターで、無駄なくまとまったストーリー、ひとつひとつの説明が理にかなって聞こえてくる(?)。SFでありながら、青春のほろ苦さや暑苦しさ、十分滲み出ておりました!
実演鑑賞
満足度★★★★★
観はじめは「青春ラブストーリー」のようで、ちょっと思ってたのと違う、と感じましたが、すすむにつれて数十年前にもやもやしていた心の中を見るようで引き込まれました。
小池志織ちゃんの心からの叫び、泣けました。
性欲オバケの男っぷりに惚れました。
女子高生の娘にぜひ見せたい作品でした。
青春時代に人間関係に悩む子たちがみればなにか響くんじゃないかなぁ・・・。
実演鑑賞
満足度★★★★
長いと、寝ます。それが2時間ともなると5割越えの確率で寝ます。
従って、ずっと起きて観ていたというのは、少なくとも私にとって
確実に面白かったことを意味しているのです。
一言でまとめてしまうと、ライトノベルの良い部分を抽出した作品と
いう印象を受けました。ラノべはムリ!な人でなければ、楽しめるかと
思います。
それぞれ俳優のキャラクターが生きています。
旧来のリアリズムという観点では肯定しがたいものかもしれませんが、
そんなのいいじゃん、キャラ立ってるし、面白いし。
特に、妹のぶっ飛んだ芝居が好きです。あ。でもそれは、私がロリで
あることを意味するものではありません。
SFに魂を売ってしまった方へ、アドバイスがあります。
セリフ中のSFおよび周辺の用語が、ある方法で補足説明されますが
SFに身も心も侵食されてしまったあなたには、必要ないものです。
役者の演技に集中しましょう。それは、SFに馴染みのない方のための
サービスです。
あと、SFそのものと化してしまった方だけへのサービスもあります。
これは、観てのお楽しみ。
エラそうなことを言わせていただくと、若干の粗さはあります。
でもそれは「未完成の魅力」。次を観たいと思わせてくれました。
余談ですが、満席と見える中、わたしの前の席には人間が座って
いませんでした。体高が背もたれとほぼ同じ、黒く平たいモノが
ありました…いや、いましたと言うべきなのかもしれません。
あれは、一体何だったのでしょうか。
実演鑑賞
満足度★★★★
詰め込んでた
詰め込んでた=楽しかった
矛盾無くSF出来てて青春も懐古も
いろいろとバラティビュッフェ並みに詰め込んでて
美味しかった約2時間強の作品 全席指定
よくあるSF系の
取っ付き難さは感じられなかったっす
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/12/01 (水) 19:00
「理系に強い」同ユニットらしい、SF愛に溢れた面白い作品だった。観るべし!120分。
とある高校のSF部の1年男子が同部の2年女子を好きになって、毎日SF話をするのだが、妹や友人や先輩や先生を巻き込んで…、な展開。SFはサイエンス・フィクション、の時代のチョイSFファンとしては、時折混ざるSF話に反応してしまうし、全体がSF調で展開されるのも面白い。役者陣が高校生を演じてフツーなのはよくあるのだが、妹の中学生役を演じた藤本海咲の佇まいが何とも言えず良い。とにかく、いい気分で120分を過ごして、いい気分で帰れる舞台だった。