公演情報
「太陽は飛び去って」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
女性解放運動の闘士(?)たちとその周辺。各人物が出入りする「庭」での言動からそれぞれの考え方を浮き彫りにし、観客に分かり易く伝えるシカケが鮮やか。
そうして「女性に対するああいう感覚の男、未だに脈々と受け継がれているな」などと観ているうちに、最近の出来事そっくりの内容や近い将来なりかねない事態などが描かれて慄然。
また、「鳥」や「風」での隠喩も巧い……とか言いつつ、それらを読み取れたかどうかは怪しかったりするが。(←最近こういうのが多いσ(^-^) である(爆))
実演鑑賞
満足度★★★★★
会場に入ると、1929 年当時を再現したレトロな雰囲気に...
そして、女性たちの衣装にも、目を奪われる。
モダンガールの奇抜な衣装と、演技にあちらこちらから、みんな笑顔に...
沢本さんやくの役者さん、固くなりそうな場を盛り上げていて、貴重。
中山環役の役者さん、素晴らしかった。
髪型がとても似合っていて、魅力的で憧れてしまった。
理想を掲げ、訴えかけているところがまぶしくて、本当に素敵だった。
殴られたり、おめかけさんにされたり、観ていて胸が苦しくなりました。
昔の女性たちの苦労があり、今がある、そう考えると有難いことだ。
とても素晴らしいお芝居で、満足でした。
観て本当によかったです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても良い時間でした。女性が生きにくい時代背景で非常に考えさせられました。役者さんとても良いお芝居だったと思います。次回作楽しみです。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/12/04 (土) 14:00
劇場に入り、席に座るとともに音楽と舞台美術の感じで昭和初期に誘われた。
登場人物の各々がとても際立っていて面白かったです。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/12/02 (木) 19:00
歴史的題材を扱うAmmoが、大正デモクラシーその後、的な作品を上演。130分。面白い。
昭和4年のある1日の出来事(にしては、かなり「濃い」1日)を描く。1場から動きがあり、興味を持って舞台を観ていられるのと同時に、女性解放運動と現実の女性のあり方を見せるともに、現代にも思いをはせる作りになっているのは巧い。女性解放運動を扱うということで、豪華な客演を得て8人の女優が舞台に上がる。女優・男優問わず熱演だが、松本寛子の貫禄に、時の流れを感じてしまった(8人の中で最も古くから観ている女優さん)。使用人を演じた田中千佳子・福永理未の2人が流れを見つめる役割を担っているようにも感じた。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/12/02 (木) 19:00
舞台は1929年。
平塚らいてう去し後の婦人運動家たちをとりまく1日の物語。
なんとまあ濃い1日でしょうか。
女性たちの理想と希望と、そこへ到達するための目的と手段。
喧喧囂囂と主張する女性たちの強く美しいこと。
そして、当時の価値観では「正しい男性像」であった男性陣や、使用人女性や子爵夫人や女学生の、それぞれの思いや振る舞いが、女性解放とは何か、フェミニズムとは何かを考えさせられる。
当日配られる「用語集」に目を通してから観劇することを強くおすすめする。(たとえば、「無産運動」の「無産」とは、子を産まないことではなく、労働者階級のことだったりするので)
美術と衣装がいい。
カラーパンフレットの衣装さんのインタビュー記事はとても面白かった。(カラーパンフの人物相関図もわかりやすくていい)
過去を生きた彼女たちの先に私たちが居て、更にこの先を生きる女性たちを思う。
良い舞台でした。
実演鑑賞
満足度★★★
小説家役吉村公佑(こうすけ)氏が矢鱈三沢光晴に似ているのが気になったが、実は“どインディー”団体「よしむらプロレス」の主催者でもあった。副校長役大原研二氏は清原和博を思わせる風貌。綺麗な女中役福永理未(さとみ)さんは宮崎萬純に似て目を惹く。大根なのかコントなのかと演出もやり過ぎていて、客席のムードをガラリと変えた亀井子爵夫人役のトヨザワトモコさん、まさに怪演。こういう役が本当に向いているフェミニスト顔の奥野亮子さん。堤千穂さんははっきりとした顔立ちの美人。
1929年(昭和4年)、女性解放運動家の代表者を決める選挙。市民派(婦人参政権の獲得を第一の目標)、無産派(財産を持たないプロレタリアートの社会的解放)、革新派(外地の国民を束ねての権力獲得)が出馬。立候補を見送った融和派(各思想のバランスを重視する)の主人公(前園あかりさん)の屋敷にそれぞれ自陣営に投票するようアピールにやって来る。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/12/02 (木)
価格4,454円
2日19時開演回(132分)を拝見。
南慎介さんの脚・演らしく、女性運動史はよく調べてあるし、話の構成も手堅い。
個人的には、特に”女学校の副校長”に具現化された、戦前の男性の(現代のフェミニズムの視点からすれば、非難されるべき)”清濁併せ呑む”キャラクターが、実によく描けていたと感じた。
役者陣、初日ゆえか、セリフの噛みが多少目立ったものの、概ね熱演。
とりわけ
前園あかりさん(「環」が感情が高ぶるあまり、言葉が出なくなった際の一瞬の表情がいい)
吉村公佑さん(本作品の良心?! 登場する度にホッとさせられる)
津田修平さん(良くも悪くも軍人らしい”背筋の通った”声がいい!)
井上実莉さん(登場する女性活動家たちの誰よりも、フェミニズムの神髄に近づいていく様を好演)
のAmmo組が印象深かった。
【蛇足】
劇中では、名前のみで”歴史上の人物”扱いだった市川房枝さん(1893〜1981)。
あの方の生前のご活躍をテレビ越しに視ていた世代としては、時の経過を痛感させられたw