INDESINENCE  公演情報 INDESINENCE 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-14件 / 14件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    サスペンスミステリーの王道のような公演。その進行・展開は女子大生が探偵役、それもシャーロック・ホームズとワトソンのような関係で担い、謎解きに挑む。物語は作り込んだ舞台セット、そこに集まった人々の性格・立場や挙動を説明しつつ、観客自身も推理し謎解きしていく面白さへ誘う。
    (上演時間1時間50分)

    ネタバレBOX

    舞台は五弁(イツビラ)重工株式会社の常務の別荘。左右対称に2階への階段があり、2階も廊下があり繋がっている。階下はリビングルームで豪華な調度品、中央に応接セットが置かれている。この1階から左右どちらかの階段を上り回廊のように戻ってくることができる。2階での会話は、遺産相続人にしてみれば他の者を見下す または卑下するような物言いであり、探偵役(女子大生)からすれば、屋敷内の出来事を俯瞰し推理する、そんな位置取りになる。

    梗概…常務・金森重鐘(登場しない)が亡くなった。彼は、遺産相続に関する遺言を、山奥の湖畔に立つ別荘「緋桜館」で公開するとして、自分の家族をそこに集めるように指示を出していた。遺産相続の条件は、権利を有する7人(妻や娘や孫、妾の子など)が全会一致で相続人を選ぶこと。しかし話し合いは難航を極めた。外は雨が降り土砂崩れにより、街へと出る唯一の道が塞がれ、車も使用出来ない。湖は霧に包まれ、小舟で助けを求めに出るのも不可能になる。備蓄はあったが、閉じ込められた人々は次第に疑心暗鬼になっていく。そして偶然?、この山奥で道に迷った女子大生が別荘で天候の回復を待つことに…。

    女子大生2人がシャーロック・ホームズとワトソン役に扮し、それとなく事件(遺産相続)に関わっていく。冒頭からの人物紹介は、身内の中での立場、個々人の性格等を丁寧に行う。これは推理劇としての定番であり、その後の展開を観客にも推理させ興味をもたせる。人物及び現場の観察を徹底的に行い 得た手掛かり-物的証拠に関する科学的知見、過去犯罪事例の知識など-を分析し、事件現場で何が起きたかを推測する。観客も喜びそうな"アブダクション"を使う。この観せ方は上手い。

    推理劇としてはあまり複雑にせず、どちらかと言えば何故この地-別荘で遺産相続の話し合いをさせたのか。確かに途中までは相続人の間における陰湿・陰謀など虚々実々の駆け引きが観えたが、そのうち、この地における埋蔵(金)という壮大な話題に取って代わる。金などの相続財産よりも土地という埋蔵(莫大)財産へ私欲が蠢く。まさに人間の欲望は尽きない。が、物語は故人の(過去)想いと土地伝説・伝承? を絡め、集められた遺族の人間模様に話の重点が移行し話の内容や雰囲気が変容していく。そして大団円という結末へ、少し拍子抜けといった感もある。もちろん遺産相続に係る絵図を描いたのは別者というオチもあるが…。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    キャラのたった登場人物、女性が多いので華やかでした
    小気味いい展開にちょっとしたミステリーも絡み
    楽しい観劇でした
    最後の最後で、シリーズ物だったのですね⁉︎

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    めっちゃ良かったです。
    演者も良いし、お話も面白かった!ラストはそうきたかって!大満足です。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    テンポのいい台詞のやり取り、分かりやすい内容で肩肘張らずに楽しめる作品である。ただ物語の面白さには欠けていた。遺産相続争いの結末がどのような結末を迎えるのかが最大の焦点になろうが、終盤の展開は少々お粗末で期待外れであった。女子大生探偵の登場で中盤までミステリー的要素が高まっていただけに残念だ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    レトロな雰囲気や怪しさが漂っていて、どんどん惹き込まれました。役者さん達の演技力も高く、台詞が聞き取りやすかったです。ストーリーは意外性もあり、どんな展開になるのか?と非常に楽しめました。そして、女性陣が皆、可愛らしい方、美しい方ばかりで目の保養にもなりました。とても面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    面白かったです。2時間映画をみてるようであっとゆうまでした。俳優さんたちもそれぞれ個性的な人格をうまく演じられていました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    休憩無し2時間弱、女系家族の財閥で当主の遺産相続に関して集められた女性7名、更に訪問者が加わって駆け引きが始まるサスペンス、ヒネリもあって楽しめました。キャストが女性中心で華やか、女子大生役(田中日奈子さん?)が可愛かったです。タイトルの"INDESINENCE"って聞いたことのない単語なので調べてみたら…、判りませんでした。"desinence"が「結末、終焉」って意味らしいので、その否定語か。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    良くも悪くも王道設定のミステリー。

    謎解き的要素や意外性はそこまで強くないけれど、役者さんの力量もあって、通しで見れば面白いと言える作品になっている。

    ただ、詰め込み過ぎ・最後に説明し過ぎの感はあります。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    本格ミステリと言えるかは別にして,演劇としては十分に楽しめる内容。安心して観ていることが出来ました。女性陣も華やかでこの点についても楽しむことが出来ます。コロナ禍の中,観劇が制限されていますが,やはり芝居は実演を見るべきと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    キレイどころワンサかの王道ミステリー。堪能しました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    劇場が綺麗で、女性の役者さんが綺麗で、超満足!!!衣装も素敵。
    効果音が良く、照明も美しい。劇場をいくつかに分割し、上手く使われていて、女性の役者さんが、さらに綺麗に見える。
    今回は、毎回、不満だったことが、良くなっていた。いつも聞きずらかった台詞、マイクを上手に使っているのだろうか、よく聞こえるようになっていた。小さい声は、まだ少し聞こえないが、ずいぶんよくなり、助かる。
    ミステリーで、おもしろい!!!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     良く練られた台本、ポテンシャルの高い役者陣、Covid-19の影響さえなければ立ち見が出てもおかしくない程(この劇場でそれが許されるか否かは兎も角)、極めつけの舞台。華5つ☆。若干噛む役者が居てもこの評価は下せる内容だ。 ベシミル(追記27日22時25分)

    ネタバレBOX


     タイトルからして既に多くの日本人にとって謎解きだろう。従って解答は明かさない。このソフィスティケイトされた台本を極めて優れた読み込みで舞台化した演出、過不足なく演じた役者陣のレベルの高さ、可成り複雑な作品展開を邪魔しないように、而も品格を失わないように設えた舞台美術、筋を浮き上がらせるようにそれ自体は控えめな照明と音響の見事、裏方さん達の気の利いたそれでいて押しつけがましさ等一切ない感じの良い対応。総てが唯でさえ優れた舞台を更に完成度の高いものにしている。
     無論、様々な仕掛けがあり、作家の遊び心が染み込ませてある。例えば那綱の履いているズボンの柄だ(これも、遊び心の一つと自分はとった)。学生探偵という役どころなのだが、大学では伝承文学を専攻しており、この分野では伝承の検証の為に歴史の正史、稗史は当然のこととして秘史、考古学的知識、地政学、天文、文学、古語、郷土史等々様々なジャンルに跨る膨大で正確な知識が必要なことは無論だが、探偵としては同時に瞬時の観察力、洞察、事実を見極め、総てのデータを統合取捨して事実のみを選別し、選別されたデータのみを用いて判断する冷静な判断力が前提となる。さてその推理力をこの作品の舞台になる「緋桜館」に到着して直ぐに示す点等は、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズ第1作・「緋色の研究」冒頭でのワトソンとの出会いの場面でホームズがその推理力を示した部分に対応し、緋桜館に同じ緋の字が含まれている点でも今作の作家によるヒントと作中に仕込まれた遊び心を感じるのは自分だけではあるまい。(観客は無論、それに気付きにんまり微笑むという次第だ)また、那綱の親友・慶乃の特殊能力である情報を引き出す能力の高さは、探偵にとって最も大切な能力の一つだが、この点では情報を引き出す前に、先ず自分のありのままを曝け出すことのできる慶乃の力が那綱に勝っている点でホームズにとってのワトソン同様、欠くことの出来ない相棒・助手である点でも両作品が呼応しているということは、今作が「緋色の研究」及びコナン・ドイルへの佐藤信也氏からのオマージュ或は挑戦状ととることもできる。
     但し、今作はコナン・ドイルの亜流作家の作品ではない。というのも事件は日本に今も残る因習が色濃く描かれてもいる作品だからである。土地の旧家・名家の血を引く者達同士の確執が執拗な迄に描かれ、女系家族で当主を務めた実力者男性・金森重鐘の遺産分配を巡る遺書を巡って展開するからである。推理の定番、密室殺人も状況の変化の中で登場する。観ながら観客は自分自身で推理し楽しむことが出来るので、終始良い緊張感が保たれ最高のサスペンスをソフィスティケイトされた時空で楽しむことができる。
  • 実演鑑賞

    #INDESINENCE
    #藍澤慶子 さんを観る。単純に言ってしまえばそれ以外の目的はない。綺麗な方がたくさん出演される公演ならではの雰囲気が客席にも舞台にも満ちていた。キャストを目当てに足を運ぶ人にとっては、それぞれに見所が用意された作品であり、満足のいく構成ではなかろうか。こうしたキャスティングの作品で多く見られる常套手段と言える。
    ミステリーとしては甘さがあるけれど、後半の展開はなかなか興味深い。ただ、少々説明し過ぎな感も否めない。特にラストで幾つかメッセージが語られてしまって……やや興が醒める。
    藍澤慶子さんは、かなりの演技派だと思っている。しかし、その麗しさが重宝されて、演技のポテンシャルを発揮するポジションを与えられていない気がして…焦れる。語弊を恐れず言えば宝の持ち腐れな気がする。誰か、少人数の会話劇にキャスティングしてくれないかな。
    【追記】
    藍澤慶子さんの衣装はオシャレで奇抜だった。
    でも、あれはアリなのだろうか⁉️

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