時系列で読むギリシャ神話 公演情報 時系列で読むギリシャ神話」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • 面白かったです。

  • 満足度★★★★

    ギリシャ神話の神々_オリンポス十二神が時空を超越し、現代に舞い降りた。そして神々と言いつつも浮気、嫉妬という あまりにも人間臭い面を際立たせ面白可笑しく語った朗読?劇。
    「神話の世界が立体的に理解できる圧倒的エンタメ朗読劇」…まさに謳い文句通りの内容であった。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    朗読劇らしく横一列に椅子が置かれている。始めは座って朗読するが、興に乗ると立ち上がり歩き、または歌い出すという(一見)自由奔放な演出。しかし役者の個性を十分に知り尽くした放任的朗読は、”楽しい”と思わせる雰囲気作りへの緻密な計算があってのことだろう。

    十二神の主神はゼウス、その両親、祖父母まで遡ってタイトルにある時系列を分かりやすく解くような展開。その時系列の中に有名な「パンドラの箱」や「ノアの箱舟」といった事柄を挿入し物語の興味を持たせ続ける。さらに神との関わりを示す星座にまで言及し何となく関係性が分かったような気にさせる。神話という堅苦しいイメージを払拭、そう思わせる自由な演技(朗読)、それらが奔流すればするほど物語の虚構性として突き放す。一方で観客の興味を引き付ける娯楽性も重視。一見、真逆のような演出が物語の妙味を引き出している。
    この会場という空間だからこそ体感できる、だから演劇は劇(会)場で観たくなる、そんな典型的な文化を描き出したといえる。

    さて気になるところが…。
    確かに役者の自由度が大きく、それが魅力ではあるが、1人ひとりのパフォーマンス(一発芸)の時間が長く、また人によってはフルに歌い上げており面白さと しらけ が半々だ。一発芸らしくパッと決めて本筋に戻ってほしいところ。またその芸にしても全員が順々に行っていたこと、それを何回か行うことによって”時系列”を寸断し、逆に素の役者を観る時間が長くなる。できれば一発芸も物語-神話のワンシーンとして組み込んで公演全体の流れの中にあって欲しかった、のが少し残念なところ。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2020/11/11 (水) 19:00

    まずは、劇場で配られるパンフレットに目を通してみよう。舞台を観る前でも後でもよい。
    最後のページに配役があるのだけれど、それを見ただけで感動ものである。よくぞまあ、この配役を考えたものだと。
     むろん、ギリシア神話の大要を2時間の朗読劇に、それも即興性の高いエンターテイメントに仕立て上げた労苦は、大変なものがあろうと思うけれど、それを作りながら(あるいは作り終えて)配役を考えた作業こそ、まさに賞賛に値する。数々の神々他を限られた人数に充てるわけだから、ゼウスのような極中的役柄を除いて、1人の役者に複数の役を配することになる。しかし、被ることは許されないので、脚本を作った後も結構、場面作りと配役で苦心惨憺したことは容易に想像できる。
     役者さんたちも、役の作り訳に苦労されたと思うけれど、いかが。

     この舞台、別の方の意見にもあったけれど、一旦、服装に統一性(朗読劇的な黒統一とか、同じは織物を着るとか)して、ギャグ・アドリブなしで上演してみたらどうだろう。聖飢魔ⅡTシャツで同曲を絶唱するのも、一発芸合戦も、けして悪くはなかったけれど、一旦、この舞台にかけた作者サイドの労力のエッセンスだけを観てみたい気もする。
     まあ、劇団のポリシーもあるし、勝手な要求であることは承知しているのだけれど。
    ただ、アドリブが求められるたびに、困った登場人物が作る間が、せっかくの芝居のリズムをいちいち壊すのが、どうもいただけない。
    結構静謐に演じても、あの人数である、動かし方によっては、結構大がかかりな神話劇になると思うのだけれど。

    ネタバレBOX

    ある意味、基礎教養がないと「ギリシア神話」を理解(受容)などできない。日本人であれば、「古事記」「日本書紀」の文化があるだろうと思っても、そもそもその辺りを身近な文化として接してこなかったから。聞きかじりの知識で、物語の穴を埋めようとしている状態なのであるから、むしろ、ストレートな伝え方の方が、面白味(神々のだらしななさを揶揄する下世話な意味も含めて)が出るかも。
  • 満足度★★★★

     去年拝見した「ヴェーダ」は随分すんなり入り込めたのだが、

    ネタバレBOX

    ギリシャ的知については作家の認識と自分の認識にかなり大きな開きがあるようだ。シュリーマンがホメーロスの叙事詩を史実として信じたような具体性と物の成り立ちの根底にアトムが存在すると分析的に考えたギリシャ哲学(未だ現在のように理科系・文科系という分け方はされていなかった)の持つ合理性は例えば変身譚等にも表れていよう。霊的存在という訳の分からないものにはならないのである。変容はするがキチンと質量を持ち、物体としての属性を持ちながら、自我や欲望の結果の因果律として事態が推移してゆくので、ただワアワア騒いだり、おちゃらけているだけでは本質を捉えられないように思うのである。
  • 満足度★★★★

    フツーに朗読するのではなく、アドリブが入り、笑えた。
    朗読するかたたち、音や、情景まで、表現していて、上手で、ビックリしました。
    引き込まれました。
    ひとつ、提案することがあるとすると、目を閉じて聴いていると、とてつもなく素晴らしいのですが、目を開けると、少しガッカリする事がありました。
    朗読者のかたの服装です。
    このままでいいのですが、少し小道具がほしいと思いました。
    例えば、ゼウスであれば、厚紙でよいので、王冠を作って見るとか。
    お金をかけることはないので、杖、マントなどを、作ってみたら、もっと、盛り上がるかな。
    後は、とにかく、感情が、しっかりはいっていて、すごーく良かった。
    この劇団さんが、好きでたまらない、という熱心なファンのひとに話しかけられた。
    聴いてみて、なるほど、と納得でした。

  • 満足度★★★★★

    初日を観てきました。これは面白い。笑いやアドリブがあるなかでも話の筋がよく理解できる見事な会話劇でした。これはオススメですよ。また観たいです。

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