ダンシング・アット・ルーナサ 公演情報 ダンシング・アット・ルーナサ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★

    「群盗」「殺し屋ジョー」と秀作の続いた俳小の翻訳劇の最新作。「沖縄世」に続き小笠原響演出舞台であったが..。
    わが想像力の減退のせいか(はたまた疲労か)、人物の個体識別までは出来るが、語り手である青年と彼が育ったその家族の他の成員との関係(続柄)が判然とせず。。それでもこの物語の舞台の地方性(都鄙の差)や民族的事情による困難、家族としての苦悩などが苦くもノスタルジックに再現されている、という雰囲気は感じ取った。

  • 満足度★★★★★

    まず演ってくれてありがとう♪
    観る方の心構え以上に気を使っているし、座席も普通はぴっちりつけて並べるのに少し間を空けてました♪
    さて芝居の方ですが、ゆったりと郷愁を語り演じていく・・・とても良い時間を過ごす事が出来ました♪

  • 少年の目線で徐々に歪んでいく家庭の思い出語り
    幼心に少年は何を思ったのか
    姉妹たちの葛藤… 見応えありました
    ありがとうございます

  • 満足度★★★★

     観客の心構えとして、今作の見方は2つ。(華4つ☆)

    ネタバレBOX

    1936年~39年に掛けてのアイルランドvsイングランドの歴史・宗教・経済・政治状況総てに通暁しているか、無論、フランコに対して立ち上がった義勇軍の歴史については常識として知っているだろう。もう1つは徹底的にバイアスを排除して観ることの2つである。
     描かれている一家は、カソリックだから被差別者である。差別者はアイルランド人口の約3分の2を占めるプロテスタントである。一家が貧乏なのは、無論差別された結果でもある。5人姉妹が未婚のまま一緒に過ごしていることの不自然は、無論狭い地域共同体の中で他人の好奇心の対象とされている。それでも辛うじて体面を保っていられるのは叔父・ジャックがウガンダでハンセン病患者の為に生涯を捧げている神父だからであり、長女・ケイトが教師だからである。然し末の妹・クリスは妻子ある男の子を産み一家で育てている。極めて微妙なバランスの上に成り立つ碓氷の上の生活が淡々と描かれているので、差別・被差別の実態も滲み出るような形で実生活に近い為、日本人には退屈に映るかも知れない。つまり社会に於ける階層分化の内実を普段から見据えようとしない思考法しか採らない主体には、脚本自体は普遍性を具えているにも関わらず本質を捉えるイマジネーションを湧きあがらせることができない。この問題は、日本人の特質である訓練された唾棄すべき白痴性にある。自分の頭で考えることの出来ない人にとっては、唯海外の、ど田舎の日常が淡々と描かれているに過ぎないであろうから。ウガンダのハンセン氏病ケアに人生の殆ど総てを捧げたジャックのアフリカ理解の深さも殆どの日本人には残念乍ら分かるまい。
  • 満足度★★★★

    8月の収穫祭(ルーナサ)でダンスを踊ったことを、5人の姉妹がなつかしく語り合っています。そんな過去を当時幼い子供だったその末娘の息子が回想する話。アフリカで布教活動をしていた神父の兄が帰国、でも精神が病んでいます、息子の父親が訪ねてきますが、家族とは調和できません。5人の姉妹の誰もが重荷を抱えています。この暗さは何なのだろう。アイルランドの歴史から来るのか、時代に乗り遅れた家族だからなのか、不安な時代を感じさせるのは、今現在の日本に私が住んでいるからなのでしょうか。

    忘れてはいけないのは音楽。ストレートの芝居で音楽の使い方は難しい。テレビや映画のBGM風にしては、台詞が台無しになってしまうことがあります。上田亨の音楽は今日の舞台に相応しい余韻のある調べでした。

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