ダンシング・アット・ルーナサ 公演情報 劇団俳小「ダンシング・アット・ルーナサ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    8月の収穫祭(ルーナサ)でダンスを踊ったことを、5人の姉妹がなつかしく語り合っています。そんな過去を当時幼い子供だったその末娘の息子が回想する話。アフリカで布教活動をしていた神父の兄が帰国、でも精神が病んでいます、息子の父親が訪ねてきますが、家族とは調和できません。5人の姉妹の誰もが重荷を抱えています。この暗さは何なのだろう。アイルランドの歴史から来るのか、時代に乗り遅れた家族だからなのか、不安な時代を感じさせるのは、今現在の日本に私が住んでいるからなのでしょうか。

    忘れてはいけないのは音楽。ストレートの芝居で音楽の使い方は難しい。テレビや映画のBGM風にしては、台詞が台無しになってしまうことがあります。上田亨の音楽は今日の舞台に相応しい余韻のある調べでした。

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    2020/03/03 10:31

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