満足度★★★★
テリトリー
こっちの端から、あっちの端、果てには向こうまでと、
ありとあらゆる演劇手法を試み、きっちりと仕上げてしまう作・演の谷氏の才能に驚きました。
それに呼応するべく邁進している役者さんといい、
真摯で誠実な芝居を観た気がします。
満足度★★★★
濃密な時間……。
A・B両プログラムをそれぞれ複数回、拝見した。
7本とも、よく練られた完成度の高い舞台であり、しかもとんでもなくバラエティ豊かなラインナップで、やや息苦しさを感じるほど。
中でも、他の方と同様「エリクシールの味わい」がやはりひと際印象に残る。猥雑なテーマをこれほどピュアな純愛の物語に作り上げた力技に脱帽。
「藪の中」では、役者の力に息を呑むと共に、観る者に確実に物語を届けようとする脚本の企みにも感心する。
どの作品も、人の心の暗い部分を描きながら、きちんとエンターテイメントとして成立していることに驚く。
観る側にも、気力体力の充実が必要なほど、濃密な舞台。
満足度★★★★
A&B
・4月30日Bプロ
・5月06日Aプロ
7作品、堪能させて頂きました。
とりわけ「エリクシールの味わい」は抜群に面白かった。
ミュージカルをやっている人は全員見るべきだと思いました。
ありがとうございました。
満足度★★★★
まさに谷賢一展覧会
1600Bプロ、1900Aプロ観劇。
pit北/区域、初めての劇場でしたが泣きたくなる狭さ。Bプロ観たときは
奥に暗幕掛けてるセットに半分身体が埋もれてました。忍耐との勝負w
お芝居の方は、もう谷さんの頭の中にあるあらゆるベクトルのものが
どさっと山積みになったって感じで、それはそれは楽しめました。
あと関係ないんですけどAプロの間、ずっと谷さんが隣で箱に座って
厳しい目で舞台をご覧になってました。時にうなずき、笑い、鼻息荒げ。
舞台とその演出家を同じ視界に共存させるのも、おもしろいもんです。
楽を過ぎましたが、一応ネタバレにて。
「ソヴァージュばあさん」は会心の一撃!でした。
満足度★★★★
A&B観劇
Aプログラム&Bプログラム、観劇。
不条理ものはフーンという感じでピンとこないけど、他の作品は面白かった。
A:「15分しかないの」・・・お見事
B:「藪の中」・・・リキ作
B:「エリクシールの味わい」・・・笑い。ちょっと引きw
エリクシールの味わい
が突出。アフタートークでもゲスト出演したときもお話ししたんですけど、作家である谷くんの現在進行形の最新作が一番面白かった。
小林タクシー、佐々木なふみ嬢、清水那保ちゃんとゴソッと5/26から始まるMUにも出演してもらうんだけど、すんごいやる気に火が着いた。飲尿なのに火がついた。笑。下ネタでごめんなさい。
満足度★★★★★
いい(≧∇≦)b
A,B観ました。谷氏の多彩な作風、演出に感心。名実共に珠玉の短編集といっていいでしょう。団体メンバー、客演陣も皆さん素晴らしかったなかで、「エリクシールの味わい」の岡田あがさ、「Bloody Sauce Sandwich」のハマカワフミエ(国道五十八号戦線)、「ソヴァージュばあさん」の堀川炎(世田谷シルク)、「藪の中」の堀越涼(花組芝居)は、特に素晴らしかったです。
満足度★★★★★
Bプロ
なんといっても「エリクシール」が傑作だった。
美人女優たちが、あんなこともしちゃう(!?)というのは、ホンのすばらしさと同時にやはり主宰・演出家の谷賢一の「カリスマ」がまばゆいのだろうなぁ。
まだまだ、演劇には未開拓の平野があります。豊かな鉱脈が隠されている。
残されているのが「荒地」ばかりとは限らない。
あー、満足、満足