ラ・マンチャの男 公演情報 ラ・マンチャの男」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★

    松本白鸚襲名後の初「ラ・マンチャ」は、日本初上演から50周年。自分が初めてこの舞台を観たのは’83年で、それ以来、上演の度に皆勤とは言えないまでも結構な回数を観てきたが、やはりここ十数年の悩みはアルドンザの「不在」というか、鳳蘭より後のアルドンザ役の物足りなさという問題。今回の瀬奈じゅんも、正直今イチの印象。もちろん舞台そのものには毎回感動しているし、非常に高いレベルでの悩みどころではあるのだけれども。目を引いたのはアントニア役の松原凜子。あと、駒田一のサンチョもとてもよくなってきた。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/10/19 (土)

    10月19日17時開演回(125分)を拝見。

    ネタバレBOX

    過日、松本紀保さんご出演の『治天ノ君』を観たもんで、今日はお父様の松本白鸚さん主演の『ラ・マンチャの男』(125分)を帝国劇場で。
    紀保さんの名前の由来(ドン・「キホ」ーテ)にもなった白鸚さんの代表作。原作から多少の脚色はあるとはいえ、基本、周知のストーリーなのに、お馴染みのナンバーが流れるや否や、幾度も胸にグッと来る場面があるんだから、ホンマ、凄いホンやなぁ。

    それにしても、この『ラ・マンチャの男』や『忠臣蔵』、ロミジュリ…といった、長い年月、数え切れない程の上演を経て、最早、鉄壁な舞台となった作品群に、今、娘の紀保さんの『治天ノ君』が、その仲間入りを果たそうとしている時代に立ち会えるとは!…感慨深さもひとしおだなぁ。

    なお、演じ手では、メインキャストは勿論のこと、個人的には、その歌声に魅了された、アントニア役・松原凜子さんが大変印象深かった。

    【配役】
    セルバンテス/ドン・キホーテ: 松本白鸚さん
    アルドンザ: 瀬奈じゅんさん
    サンチョ: 駒田一さん
    アントニア: 松原凜子さん
    神父: 石鍋多加史さん
    家政婦: 荒井洸子さん
    床屋: 祖父江進さん
    ペドロ: 大塚雅夫さん
    マリア:白木美貴子さん
    カラスコ: 宮川浩さん
    牢名主: 上條恒彦さん

    隊長: 鈴木良一さん
    ギター弾き: ICCOUさん
    ムーア人の娘: 真田慶子さん
    フェルミナ:北川理恵さん
    アンサンブル:
    美濃良さん、山本真裕さん、小川善太郎さん、山本直輝さん
    宮河愛一郎さん、照井裕隆さん、市川裕之さん、佐々木誠さん
    斉藤義洋さん、下道純一さん、楢原じゅんやさん、宮川智之さん
    北村圭吾さん、飯田一徳さん、堀部佑介さん、齋藤信吾さん
    高木勇次朗さん、島田連矢さん、大塚紫文さん、髙田実那さん

    【蛇足】
    どうも松本白鸚というと、現・白鸚のお父様で初代・白鸚である、NET(現・テレビ朝日)版の『鬼平犯科帳』で長谷川平蔵を演じていた頃の松本幸四郎が頭に浮かんじゃうんだなぁ。
    そして、今の白鸚さん、私にはやっぱり、市川染五郎なんだよなぁw
  • 満足度★★★★

    行かないはずだったのだが50歳以上割引の案内が来て、予定も空いていたので何かの縁と出かけてみた。チケットが売れていないのかと思ったが少し見回した限りでは空席はなかった。

    松本白鸚さんは歌においても劇中と同じお爺さんの声だ。私は普段の声ですっきりと歌って欲しかった。上條恒彦さんは79歳なのだが「出発(たびだち)の歌」の頃よりたくましく元気に見えた。100歳まで活躍できそう。そして元気な老人トリオのもう御一方の石鍋多加史さんはいつもの美声が朗々と響き渡っていた。

    過去の「ラ・マンチャの男」を調べていて「松たか子さんも松本紀保さんも昔は出てたのか。ところでお姉さんは今何やっているの?」と思ったら二日前に観た「治天ノ君」の皇后役だったのだった。しっかりしろよ→鳥頭の自分。

    全体として、もう一つ物足りない感は否めない。休憩なしの2時間10分。

    ネタバレBOX

    期待した大きな風車の登場もなく、前半は退屈な展開。しかし後半の戦いのシーンに惹きつけられ、そのまま向こうの世界に連れていかれた。この戦いはコミカルながらゆったりとした不思議な所作で古典芸能に詳しい人なら背景が分かるのだろう。その後は、狂気とは、人生とは、などいろいろな教訓が一々身につまされた。そして大詰めは「鏡の騎士」との戦いである。小説ではドン・キホーテは鏡の騎士に勝ち、銀月の騎士に負けるのだが、このミュージカルでは鏡の騎士だけが登場する。大きめの盾のような5枚の鏡に囲まれ、ドン・キホーテは現実の自分の姿を見せつけられ精気を失い倒れてしまう。
  • 満足度★★★★★

    帝国劇場「ラ・マンチャの男」初観劇。
    日本初演から50年。そして御年77歳の松本白鸚の芝居を見なければならないと思いました。(御年79歳の上條恒彦さんもね)
    松竹傘下であった歌舞伎役者が東宝ミュージカルに出るという歴史の目撃者でもありますね。
    ベースは百年の時の洗礼を経てなお生き残り愛されているミゲル・デ・セルバンテスの「ドン・キホーテ」ですので、内容は折り紙付きです。
    きちがいと呼ばれてもなお騎士道精神を貫く主人公の生き様に目頭が熱くなります。
    そして初演から50年、77歳の松本白鸚がその役を演じている訳です。
    役と本人が重なり、涙なくしては観られないでしょう。
    言い方は良くないかもしれませんが、松本白鸚&上條恒彦でこの芝居が見られるのはもう長くないでしょう。
    ぜひこの機会に観てほしいと思います。
    二人とも年齢による衰えは全く感じさせませんので本当にオススメです。ぜひ観てください。

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