満足度★★★★
松本白鸚襲名後の初「ラ・マンチャ」は、日本初上演から50周年。自分が初めてこの舞台を観たのは’83年で、それ以来、上演の度に皆勤とは言えないまでも結構な回数を観てきたが、やはりここ十数年の悩みはアルドンザの「不在」というか、鳳蘭より後のアルドンザ役の物足りなさという問題。今回の瀬奈じゅんも、正直今イチの印象。もちろん舞台そのものには毎回感動しているし、非常に高いレベルでの悩みどころではあるのだけれども。目を引いたのはアントニア役の松原凜子。あと、駒田一のサンチョもとてもよくなってきた。
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2019/10/20 18:01
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