ラッキーガール、ノッキングループ 公演情報 ラッキーガール、ノッキングループ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 良い舞台だったと思います。

  • 満足度★★★★★

    イベント見ました。劇団員一同を挙げての、オカシ配り声かけなど、サービス精神旺盛すぎて萎縮してしまう。
    オフと女優モードのスイッチが凄い。プロですね。

    ネタバレBOX

    全員、演技力ありすぎる。
    一人くらいレベルの低い人が紛れ込んでいるのが普通なのに、この劇団は全員がプロレベル。

    劇団のDVDしか収集していない私にとっては『Tシャツとかを作る前にDVD販売してくださいよ』って思った。

    ストーリーはひねりないが、直球で繊細な面もあり。見事な茶番。
    あとギターの人の歌声がうまく、聞いていて心地が良い声。もっと、この方の歌を聞いていたかった。
  • 満足度★★★★

    チラシやサイトにも特にあらすじらしいものはなく、写真のイメージから勝手に「自転キン」みたいなものを想像していたのだが、40分前の開場時からステージ前で長々と続く世間話的なトークは、物販説明のパートはともかく、初めて観に来た自分にとってはあまり面白みのない、少々苦行とも言える時間。

    この分じゃ本編も期待薄かなと思っていたら、豈図らんやなんて言葉を使いたくなるほど面白い舞台で、同級生7人とある男の群像劇とでもいうのか。小学校の同級生の女子7人が、中学、高校、その後と関係性が変化していく描き方も鮮やかだし、7人のキャラクター分けもいい。情報量も絶妙。お話としては個人的には苦手な部類というか、イヤな話なのに、観ている間は目が離せなかった。

  • 満足度★★★★

    「ソラカメ初のプチロングラン公演に挑戦いたします。」という謳い文句の公演、実に面白かった。
    誰かの書評に純文学作家と大衆作家の違いは、純文学作家は「自らの業」を掘り下げて共感を集め、大衆作家は「他人のエピソード」を面白く書き読者を喜ばせるとあった。
    この公演は、7人の女性の小学生時代から30歳になるくらい迄を描いた少し時間軸が長い作品である。その中で「個々人の業」と「他人の噂話」で少しづつ軋んでいく関係を実に上手く表現した「中間小説」ならぬ「中間演劇」のように思える。
    (上演時間1時間45分)

    ネタバレBOX

    公演の魅力は、表現し難い微妙な心の変化、それを7人の女性の多感な時期を経た関係性の中で具象化しているところ。心の荒みは冒頭の舞台セットに表れており、同じ荒みが中学の同窓会後、部屋に集まって飲酒している時の光景に見られる。舞台美術や照明(夜明け等の時間経過を照明の諧調)といった舞台技術で心象を描くところは巧い。

    冒頭は、この部屋の引っ越しシーンから始まる。舞台は6畳一間に押入れ、上手側に窓と白いカーテン。テーブルの上にビールの空き缶、畳の上に本や服が散乱している。窓の傍には蒲団が積まれている。物語が進むにつれて、この乱雑さが心の在りようを表していることが解ってくる。
    物語は、地方都市のしがらみや閉鎖性を背景に、親の離婚による家庭環境の変化や母の同棲相手による暴力を思わせる行為で、彼女達の心を浮き上がらせていく。本人の成長とともに友人関係にも変化が生じていく。自我の形成、意識の変化といった本人のことと同時に、(母)親たちのちょっとした意地悪な言動、噂話が子供の心に動揺や不信を与え、友人関係にも影響を及ぼすという負の感情連鎖を描く。彼女達の成長を通して見えてくる不寛容な社会に息苦しさを覚える。

    物語は小学、中学、高校、大学生・社会人といった期間別に、部活、進路、恋愛などその時期に話題になりそうな事柄を織り込みながら、関係性が歪んでいく様を実に上手く表現する。例えば小学生の頃は友達の家でお泊り、そして扇風機に全員が重なるように向く。しかし中学、高校になるにしたがい風見鶏のように都度立場を変え、または無視したり悪評を流すなど歪になると7人が揃って登場することがない。仲の良いグループだけの集まり、または嘘や誤魔化しで表面を取り繕う姿をしっかり見せてくる。誰もがピリピリし他人を許さない、そんなこわばった雰囲気を漂わす。何か特異な事件・出来事を描くのではなく、身近でありそうな暮らしや関係性だけに身につまされる。だけどいつの時代でもありそうな事、そこで何を汲み取るかは観客それぞれだろう。

    役者はそれぞれのキャラクターを立ち上げ、表情も豊か。お泊りシーンなどは女子会(普段の「ソラカメ」活動?)を覗き見ているような楽しさがあった。それが徐々に表情が険しくなり、責任を押しつけ罵り合うシーンなどは圧巻だ。その意味で劇的にはバランス良く演じている。また女優陣の中で唯一の男優で、不穏さを漂わせている山下(松本哲也サン)の存在はインパクトがあった。当日パンフで作・演出の岡本苑夏女史が「女が集まると大概面倒くさいのだ---女ばかりの話。原点回帰。」とあったが、まさにその姿を観せていた。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

     小学生の頃からの女友達7人の変遷を描く。(追記後送)

    ネタバレBOX

    まあ、恋バナも無論出てくるし、ベシャリやお泊りごっこ等如何にも女子たちらしい身近な世話物ということになろうが、其処に実に見事に日本という地域と其処に住む日本人の厭らしさ、その厭らしさが齎す地獄が描かれて見事である。無論、ジェンダーや虐待、苛めや無視、無責任に親疎がまとわりつきながら、鵺のような日本の厭らしさが描かれる。

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