満足度★★★★
「ソラカメ初のプチロングラン公演に挑戦いたします。」という謳い文句の公演、実に面白かった。誰かの書評に純文学作家と大衆作家の違いは、純文学作家は「自らの業」を掘り下げて共感を集め、大衆作家は「他人のエピソード」を面白く書き読者を喜ばせるとあった。この公演は、7人の女性の小学生時代から30歳になるくらい迄を描いた少し時間軸が長い作品である。その中で「個々人の業」と「他人の噂話」で少しづつ軋んでいく関係を実に上手く表現した「中間小説」ならぬ「中間演劇」のように思える。(上演時間1時間45分)
ネタバレBOX
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2019/09/27 08:58
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