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- 応募作品
Sento
太めパフォーマンス (福岡県)
公演に携わっているメンバー:8人
- 【団体紹介】
- 2009 年、名古屋にて「太めパフォーマンス」を結成。
踊るモットーは【楽しく】。特殊な身体性を武器に、物事の価値観を破壊する表現を追求
している。
2012 年より拠点を福岡に移す。福岡で作品を制作しながら、国内外のダンスフェスティ
バルから居酒屋までお呼びがかかれば何処でも赴き、作品を発表している。2019 年には活
動 十周年を迎え、10周年御礼周りツアーと称し各地(名古屋、岡山、福岡、京都)に赴いた。
近年では海外フェスティバルでの出演も多く、これまでに6カ国12都市37公演を実施している。
福岡ダンスフリンジフェスティバル vol.11 観客賞受賞。SAI ダンスフェスティバル 2018
最優秀作品賞受賞。横浜ダンスコレクション 2019 奨励賞受賞。
主宰の乗松はトヨタコレオグラフィーアワード 〜次世代を担う振付家の発掘〜2014ファイナリスト。
主な作品:『乙女』『浮き上がらないあぶく』『ランデブー』
- 【応募公演への意気込み】
- 審査対象作品は『Sento』である。
演出に白神ももこ(モモンガ・コンプレックス)音楽にやぶくみこを迎え、太めパフォーマンスにとって新しい体制での作品制作に挑戦する『Sento』。
2019年11月に京都芸術センターにて初演を迎えた本作であるが、この時は音響として携わっていたやぶくみこ氏に本公演では音楽制作も依頼し、2020年5月の北九州公演ではニューバージョンの『Sento』を披露する。
2019年に太めパフォーマンスは10周年を終えたが、20年・50年とカンパニーを生かしていく作品制作をしていかなければならないと考えている。
『Sento』は前作までの身体を酷使し自虐的な作品性からのわずかな脱却を図り、白神の最高にくだらない愛のある演出とやぶの世界規模の優しい音楽の力を得、労りと労いのある作品を目指したものである。労いと労りは世界平和へと繋がる。平和の為にわたしたちははだかでたたかう。
銭湯に入るのは好きである。
- 【将来のビジョン】
- 太めパフォーマンスは2009年に設立して以来、作品制作・発表が主な活動である。
設立11年目を迎えた2020年以降、演出・音楽・照明・制作・ダンサーなど様々な才能の力を借りて新作を作る。
これまでの10年を認めながらも、新しい作品制作に向き合っていく。
これまでも様々な場所で公演を行ってきたが、今まで行ったことのない土地にも飛び込み、作品を見てもらいたい。
今年度からの5年間は特に関東での公演を多く開催し、日本での知名度を上げて行く。
コンプレックスを取り扱う私たちならではの作品を作り続けることが社会と繋がることだと信じている。
2020年以降、月に1回開催のダンスの歴史を学ぶ会、定期レッスンの開催を目論み、地域に根ざした活動も行っていく。
これらの取り組みにより、50年後も踊っている下地を作っていく。
老いた体で処女作『乙女』を踊る日が楽しみだ。
公演に携わっているメンバー(8)