愛の夕暮れ、牛耳るフィクション!【公演延期】 公演情報
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公演地:神奈川県

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公演地:神奈川県

愛の夕暮れ、牛耳るフィクション!【公演延期】

天ぷら銀河(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

【団体紹介】
 多摩美術大学在学中、主宰伊東翼を中心に同級生らで結成。劇団名には「人間は天ぷら欲(即物的な欲)と銀河欲(ロマンチックな欲)のはざまを行ったり来たりしている」と「贋物(テンプラ)の銀河」という二つの意味がある。

 2012年『雪女を撃て!~死んだら死んだで問題ない~』にて学内で旗揚げ。その後『助六69』『母なるじじい』『顔面☆物語』など学内外で上演を重ね、2016年には卒業制作『テレビ万歳!』を発表。学生劇団から社会人劇団となる。同年『鼻のお江戸の弱肉強食』、『魔法の魔法の魔法瓶』、『僕の目にスジャータ!』、2017年『顔』、2018年『日本語姦』、2019『雪女を撃て!(再演)』、2019『バナナの皮悲劇』など、活動中。

 自分も含めた世界の人々の、頭・心・からだの底ひに眠る『弱者性』を掬いとり、愛で、綿毛のようなか弱い屁理屈でもってして、それをニセモノの銀河に飛ばしたい。
【応募公演への意気込み】
 今回『愛の夕暮れ、牛耳るフィクション!』を通して、私はロジカルとマジカルの関係性を描きたいと考えています。いまの世界はロジカルの力がとても幅を利かせているなと感じることがあります。ロジカルは左脳的で、官僚的で、組織的です。「大は小を兼ねる」という諺に対して、私はどうにも納得がいきません。机上の空論的に思えてなりません。

 実存の世界はマジカルに溢れており、それらは悲しいくらいにエモーショナルで捉え難いものであり、そうであるがゆえ「からだを伴なう」のだと思います。昨今エンターテイメントの界隈においても、ある種、マテリアルだけを消化するようなジャンルの存在を実感しますが、私はやっぱり物語の力を信じています。

 物語というものには「流れ」があり、ダイナミズムがあり、それを追いかけるために、どうしても「からだ」が必要なのです。そのからだとは、舞台上に存在するからだであるとともに、客席に存在するからだでもあります。その感覚を、風を、ステージに疾走させてやりたいです。本当の希望はいつだってそこにあるように思えてなりません。
【将来のビジョン】
 「継続は力なり」という言葉がありますが、天ぷら銀河は年3回ほどの公演の継続の中で、粛粛と「劇的さ」のスパイラルを上げていきたい心積りでおります。芝居特有の「マジカル」は、決して携帯電話の画面の中にはないダイナミズムを宿していると思います。その力の波に自分の声を明瞭に乗せられるように、そして観客の心の底の幼心にまで届けられるように、作•演出として手腕を磨いていきたいです。

 また、新作と再演を交互に公演することで、己の中にある「未来性」と「過去性」どちらにも目を向けて歩を進めていきたい心積りでおります。そこにいつか、救済された自分の姿を見つけられるように、そして、自分を救うことが他者(観客)を救う手掛かりになると信じて〈魂のありか〉のようなものを探す旅を続けたいと願います。

 大学時代から共に活動を続けることを選択し続けてくれている劇団員たちは、客演の仕事も増えておりますが、劇団としてメンバーみんなで一丸となって公演する演目も年に1度は催したいです。

公演に携わっているメンバー(5)

ナカムラリョウタ
役者・俳優

「愛の夕暮れ、牛耳るフィクション!」に携わっているメンバーです。
派良
音響 映像

かかわります

役者・俳優

「愛の夕暮れ、牛耳るフィクション!」に携わっているメンバーです。携わ栄一。
小池琢也
役者・俳優

「愛の夕暮れ、牛耳るフィクション!」に携わっているメンバーです。
伊東翼
役者・俳優 脚本 演出

『愛の夕暮れ、牛耳るフィクション!』の作・演出をします! よろしくお願いいたします! いい年にしましょう!

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