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公演情報
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公演地:東京都
観たい!
公演地:東京都
鳥類学フィールド・ノート【3月28日14時の回中止】
亜人間都市
(東京都)
公演に携わっているメンバー:4人
【団体紹介】
亜人間都市は劇作・演出家の黒木洋平と、俳優の藏下右京の2名による演劇ユニットです。
亜人間都市では、それぞれの方法やこだわり、他人から見れば冗談かと思うような強い思い込みなど、個々人のローカリティを「世界観」と呼び、テーマとしています。それぞれの世界観が、葛藤しつつも矛盾せずに存在できる時間・空間を立ち上げることを目指し、劇作においては人の思い込みや信仰が生むSF的、神話的なシチュエーションから、演技・演出においては個々人の方法論の尊重、拡張から、演劇制作を行っています。
近年の作品としては、2018年どらま館学生演劇コンペティションにて優秀団体に選出された作品『語りえぬもの』、登場人物20人を7人の俳優で演じた2019年『東京ノート』など。
【応募公演への意気込み】
当公演『鳥類学フィールド・ノート』では、詩人・小笠原鳥類の2018年に刊行された同名の詩集から演劇を立ち上げます。
動物を言葉であるように、言葉を動物であるように扱う小笠原鳥類の詩は、まさに強い世界観を持ったテキストです。
また同時に、小笠原鳥類が幾度となく繰り返し書き連ねる「安心・安全・何の問題もない」というワードは、震災以後、そして東京オリンピックに向かう日本において問われ続けてきた極めてアクチュアルな言葉であり、2020年に上演するに相応しいテキストだと考えます。
亜人間都市はこの『鳥類学フィールド・ノート』を、「出会い/遭遇」というコンセプトで上演します。それは小笠原鳥類のシュールな言葉の連なり(手術台の上で出会うミシンと蝙蝠傘の出会い)のことであったり、「安心・安全・何の問題もない」というワードが持つ楽観と悲観のぶつかり合うイメージですが、なによりも、道を歩いているときに野生動物に出くわしたとき、目と目が合ってしまった瞬間の、時間の止まったような感覚……ああいったものを想像しています。それは異なる「世界観」の出会いであり、亜人間都市のテーマそのものであると考えています。
【将来のビジョン】
亜人間都市は、自団体での作品制作に限らず、他のアーティスト、他団体の制作に積極的に関わり、演出、出演、広報、運営など、広く「演劇を作る」ということ支援できる集まりを目指し、体制を整えています。
また、作品がその場その場の勢いで作られ、消費され消えてゆく刹那的なものではない、丁寧に育まれ積み重ねられてゆくための場作りを行いたいと思います。制作プロセスの公開、終演後の交流の場の設計、WS・読書会の企画など、これまでも行なってきた試みを今後も継続し、その先で作品の再演も行っていけたらと考えています。
そして大きな目標として、これらの活動の成果を蓄積させるための具体的な場所として「アトリエ/劇場」を作ることを目指しています。しかしそれは、自分たちだけの力で達成できるような簡単なこととは思いませんし、またそうした作り方で良いとも思つていません。「場作り」を目指す他のアーティスト、団体と関係を作っていくこと、その先で場所が立ち上げられることが何より重要であると考え、そのためにこそ「自団体の作品制作」に閉じこもらずに活動していく必要があると考えます。
公演に携わっているメンバー(4)
冨田粥
役者・俳優
制作
当日運営
宣伝美術
その他(スタッフ)
「鳥類学フィールド・ノート」に携わっているメンバーです。
畠山峻
役者・俳優
出演いたします!
くろぎ
役者・俳優
脚本
演出
演出助手
制作
Webサイト
「鳥類学フィールド・ノート」に携わっているメンバーです。
大地
その他(スタッフ)
「鳥類学フィールド・ノート」に携わっているメンバーです。
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