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舞台芸術まつり!2020春
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公演情報
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公演地:東京都
観たい!
公演地:東京都
シカク【公演延期】
劇団アレン座
(東京都)
公演に携わっているメンバー:8人
【団体紹介】
劇団アレン座は、2017年5月に設立した、座付演出・脚本家1名、俳優3名を中心に活動する劇団です。私達Allenは、“allene”、すなわち“電子不足の不飽和化合物”のように、あらゆるクリエイター・ 地域社会と繋がり、化学反応を起こすような作品、あるいは「炭素」がスミやダイヤモンドを作るように、人と人が剥き出しで挑みまったく異質なものを生み出すような既成概念に囚われない作品づくりを目指す創作集団として設立しました。これまで年に1~2の本公演を行い、今私たちAllenが描かなくてはいけないこと、描くべき理由があるテーマを討論し、現実を描きながらも作品を見た後にお客様が前を向ける、考え続けられる作品を作ってきました。社会や時代の中で、一個人が受けざるを得ない環境にフォーカスを当て、リアルでありながらファンタジー色もある作品作りをしてまいりました。また、俳優と劇団の実験の場として、そして演劇を初めて見る方々に向けて、コメディタッチでお客様も巻き込むアドリブ劇を行うなど意識をして作品作りをしています。また、映画製作も積極的に行い6年かけて製作した日本×ミャンマー合作の映画「僕の帰る場所」日本に住む在日のミャンマー人の実話の物語をフィクションとして描き、東京国際映画祭(作品賞、国際交流基金アジアセンター特別賞)を始めとする17カ国35以上の映画祭にノミネート、受賞するなど大きな注目を集めました。
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活動歴
2019年11月 第四回本公演「いい人間の教科書。」シアターχ提携公演
2019年7月 第三回本公演「積チノカベ」福岡:北九州芸術劇場/東京:すみだパークスタジオ倉 北九州市後援 北九州市教育委員会後援
2018年 第二回本公演「空行」千本桜ホール
2017年 旗揚げ公演「空行」吉祥寺シアター
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【応募公演への意気込み】
「シカク」という文字には、様々な意味があります。
今回私達が向き合いたいのは、芸術の保証・評価を通してみる、日本国内の文化の貧困です。舞台は東京の小劇団。一般的に見て、夢を追いかける・目標を叶えようとする人々という、ポジティブな部分を感じさせつつも、お金が稼げない・将来がないという、ネガティブな部分も避けては通れないごく普通の考えでしょう。では、なぜそのごく普通の考えは私達の中に根付いているのでしょうか。それは、単に需要と供給の数値的格差の問題だけなのでしょうか。
世界から見た日本の演劇、日本人から見た劇団という存在、劇団から見た日本の芸術的価値、様々な視点から日本の劇団運営のリアルを描き、日本の芸術文化を作ろうとする人々の現実を浮き彫りにしたいと思います。
また言うまでもなく、演劇は、俳優だけでなく、制作、技術部、演出家、脚本家、宣伝美術、衣装、メイクその他様々な人々との総合芸術だと私達は考えています。そういった人々を絡めながら、日本演劇というものを客観的に、また主観的に描きたいと思っています。「資格」のない人々が作り出してきた演劇は、何を生み出し、どう社会に評価されてきたのか、今私達が知らなければならない芸術の「死角」はなんなのか。この公演を通して、過去と今の日本演劇に向き合い、今後の日本芸術における保証・評価を変えたいと考えています。
【将来のビジョン】
私たちの活動の今後の展望は2つあります。1つ目は、演劇を見たことのない人、あまり見ないという人に届けたいということ。演劇は本来大衆のものだと考えています。しかしいつの間にかそれが、演劇界という枠組みの中で回り続けているもののように感じることが多々あります。オリンピックに先駆けてたくさんの劇場建設が行われ、演劇を大衆のものにしようという動きも感じています、しかし一方で小劇場が次々と潰れているという話もよく耳にします。演劇は一体誰のものなのか。何のためにやるものなのか。私達は、日本の、また世界の歴史という縦の軸と、今起きている様々な(のちに歴史の一部になるであろう)社会の問題という横の軸の両方から考え、今伝えたいこと・知って欲しいことを、演劇という私達が用いることのできるツールを通して、たくさんの人に届けたいと考えています。
そして2つ目は、決して劇作家の1人よがりの内面世界を描くのみの作品ではなく、一個人を通して社会背景を下敷きに置きながら広く共感してもらえる舞台、未来を見据えた作品を作り続けることです。 現在、Allenのメンバーは作・演出の鈴木茉美、3人の俳優、そして劇団員ではないけれど愛情深く支えてくれている方々がいます。人々に必要とされる演劇をつくるには、今の時代を鋭く捉らえる為の嗅覚、舞台を作り続けること、題材と真摯に向き合い、得た経験と知識が蓄積され次の公演につながっていくような地続き的な継続が必要だと考えています。その為、劇団設立当初からの制作・技術部がほとんど同じ方々で構成されています。「なぜ私たちが描くのか?」「なぜ今の時代に描く必要があるのか?」、信頼できる方々とディスカッションを重ね、フィールドワークを経て脚本開発をしています。その結果が日本国内のみならずどこの場所でも共感される演劇を産んでいくsourceになるように日々活動を続けていきたいと考えています。
公演に携わっているメンバー(8)
キムラ ケンタロウ
その他(撮影)
撮影、担当です。
早川春香
役者・俳優
当日運営
「シカク」に携わっているメンバーです。
伊藤楓
制作
「シカク」に携わっているメンバーです。
桜 彩
役者・俳優
「シカク」に携わっているメンバーです。
劇団アレン座 制作部
役者・俳優
演出助手
制作
「シカク」に携わっているメンバー制作です。
鈴木茉美
脚本
演出
「シカク」に携わっているメンバーです。
來河侑希/kitagawa yuki
役者・俳優
美術
宣伝美術
Webサイト
「シカク」に携わっているメンバーです。何卒よろしくお願いします!
栗田学武
役者・俳優
「シカク」に携わっているメンバーです。
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