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- 応募作品
「櫻井さん」
信山プロデュース(北海道)
公演に携わっているメンバー:7人
- 団体紹介
- 「信山プロデュース」は2017年1月に結成した札幌の企画運営団体「クラアク芸術堂」に所属する信山E紘希(のぶやまひろき)がクラアク芸術堂本公演とは別に自らのプロデュースにより公演を行う団体。2017年4月『桃の実』(モケレ・ンベンベ・プロジェクト脚本/信山演出@札幌市電)にて旗揚げした。上質な既成脚本を札幌の俳優で舞台化することを目的に活動する。全公演がプロデュース公演であることから信山以外はすべて客演を招いて上演を行うスタイルを今後も取っていく予定。
上記桃の実では、路面電車の貸切公演5ステージという規模の小ささではあるものの、全ステージ前売り完売となり、今後はさらに大きなステージで活動していく。
- 応募公演への意気込み
- この公演は、信山プロデュースが初めて劇場にて皆様にご挨拶させていただく公演となります。「櫻井さん」という作品は2011年に札幌にMCRが来てくれて上演したのを見て、すごく影響を受けて、次の大学の演劇の授業で影響受けたまんま演出したら役者の声が全く聞こえなくなって大困り、とほほというそんな思い出もある作品です。あれから7年が経過して、信山もしっかり大学生ではなくなってしまい、日々をフリーターとして生きています。あの頃「櫻井さん」でみたかわいそうな男に自分がなっているのでしょう。このお芝居に参加する信山と同年代の男たちもきっと、演劇をやっているから許されているだけで社会の王道とはかけ離れ、ワーキングプアに成り下がっています。みな脚本を読み、自分のことだと思い、悩み、苦しんでいます。そんな作品にのめり込んでしまう我々が、どれだけ「櫻井さん」に踏み込めるか。見に来てください。
- 将来のビジョン
- 信山プロデュース主催の信山が毎年度札幌で行われている劇場祭「TGR-札幌劇場祭」というものの一環であるTGRアカデミー生というものに昨年度選出されました。これは劇場祭からお金を出してもらい、将来のために演劇の勉強をさせていただくというものです。大いに活用させていただき、東京で面白い芝居を見てきました。ありがとうございます。さて、そのTGRアカデミーの活動報告の場で、劇場祭を運営するお偉いさん方の前で。動員3000人を5年以内に達成しますと宣言しましたので。今後はもっと体力をつけて、札幌で3000人集められる公演を年に数回やっていきたいと思います。世界には面白い作品がたくさんあります。自分のための作品にするために自分で0から脚本を書くというエゴはやめて、崇高で面白い作品を数多く取り上げ、演劇界のすそ野を広げていきたいと思っております。
公演に携わっているメンバー(7)