青のマクベス 公演情報
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公演地:大阪府

観たい!

公演地:大阪府

青のマクベス

無名劇団(大阪府)

公演に携わっているメンバー:9人

団体紹介
2002年、追手門学院大手前中・高等学校演劇部卒業生により旗揚げ。
2009年、本公演17回を終えて、5年間の休団。
2014年、新代表・島原のもと、20代の女性を中心に、ほぼ新メンバーで再始動。
【再始動後の受賞歴】
2015年
第21回公演『無名稿 あまがさ』が應典院舞台芸術祭 space×drama2015にて優秀劇団に選出
教文演劇フェスティバル(札幌)にて「無名稿 あまがさ」20分verが予選1位で決勝進出(※道外の劇団による決勝戦進出は、フェスティバル史上初)
2016年
第22回公演『恋人がビッグフット』、ウイングカップ6にて優秀賞受賞
Display×Drama Bedroom Show Battleに『カルビ』で参加し、優勝
第23回公演『無名稿 機械』、應典院舞台芸術祭「space×drama2016」にて演出賞受賞
2017年
過去の優秀劇団が集う應典院舞台芸術祭『space×drama○(わ)』に選出され、第25回公演『無名稿 出家とその弟子』上演
平成29年度アイホール次世代応援企画break a legに選出され、第26回公演『無名稿 侵入者』を上演。

劇団内には作風が2つある。ひとつは、大正から昭和初期にかけて書かれた日本の近代文学をモチーフに、独自の解釈で上演する「文学翻案シリーズ」の中條岳青脚本。もうひとつは、20 代の若い女性のリアルを描くみずしまみほこ(劇団員集団創作)脚本である。
いずれも演出は島原夏海。布を使ったパフォーマンスや、コンテンポラリーダンスにも似た身体表現を用いる女性らしい演出に定評があり、視覚的にも鮮やかで刺激的な世界観をスタイリッシュかつ情熱的に描く。
また、劇団内に教員経験者が4名在籍することから、演劇の持つ教育的効果を認識し、学校での演劇ワークショップなどにも力を入れている。
ワークショップデザイナー資格を持つ劇団員も3名在籍。
応募公演への意気込み
我々はこれまで、大正から昭和にかけての日本の近代戯曲をモチーフに、現代社会を描いたオリジナル作品を何本も上演してきた。その作風も、会話劇・不条理劇・エンターテイメントなど、幅広いジャンルにわたるが、常に全力で挑戦してきた。
そして今回、数多くの演劇人の憧れであり、上演し続けられてきた巨匠シェイクスピアに胸を借り、「マクベス」をモチーフに創作する。
“匠の王”になろうとした、作品至上主義の陶芸家・マクベス。その葛藤と彼を取り巻く社会を描く。
今回我々には、この作品を必ずや、斬新さと熱量でお客様の心に残る作品にしてみせる!というひとつの強い思いがある。これは、演劇人の諸先輩方、またシェイクスピアへの挑戦状でもある。
原作へのリスペクトを忘れず、しかしながら挑戦的に、お客様の記憶に鮮烈に残る作品を創造する。
将来のビジョン
私たちは、5年間の休団の後、2014年に劇団を再始動させた大阪の若手劇団だ。再結成時に劇団員たちと立てた目標は「3年以内に関西の老舗演劇祭space×dramaで優秀劇団に選出(優勝に相当)されること」、そして「3年以内にアイホールの若手応援企画break a legに選出されること。」であった。そのどちらも3年以内に実現し、多くの公演の機会に恵まれ、昨年などは月1本以上のペースで公演を打つほどであった。
しかし我々は現状に甘んじることなく、今後も真摯な姿勢で作品作りに邁進していこうと思っている。
次の我々の挑戦プランは、今年地方公演の実施、来年は東京の演劇祭に参加し、新たな観劇ファンに出会うことだ。
我々は毎公演、前作を超えるという気持ちで作品作りをしている。どこで公演を打とうとその気持ちは決して変わらない。そしてその活動の果てに、第二次関西小劇場ブームを作ることが出来ることを夢見ている。
とにかく一度作品を見てほしい。好き嫌いはあるが、私たちの体当たりの表現だけは、きっと届く。

公演に携わっているメンバー(9)

木本 牙狼
役者・俳優 当日運営 その他(オオカミ)

「青のマクベス」に携わっているメンバーです。
ゆり

無名劇団さんに初出演です(๑>◡<๑) 宜しくお願いします♡
柊 美月
役者・俳優 制作

今作品では、自身初となる役所に挑戦します。お楽しみに! [柊美月]幼い頃より、クラシックバレエ ピアノを習う。大学入学後、近畿大学文化会演劇部 覇王樹座に所属。覇王樹公演に携さわると同時に、無名劇団に客演。大学卒業後、無名劇団に所属。その後劇団公演を中心に活動中。
泉 侃生
役者・俳優

役者を担当します。【泉侃生】現在22歳。2016年より無名劇団劇団員となる。以降、祖母と娘の共依存関係について描いた作品「私戯曲 りんごのうた」では祖母役を、大正時代の戯曲をもとにした「無名稿 出家とその弟子」では開祖・親鸞役を、第一次戦後派と呼ばれた小説家、梅崎春生の作品をもとにした「無名稿 侵入者」では兵曹長役を演じ、実年齢よりも随分と上の役を演じることが多い。今回青のマクベスでは、ダンカン王を演じます。
今井桃子
役者・俳優 美術

役者・舞台美術を担当します【今井桃子】 フリーの役者として活動した後、 應典院舞台芸術祭space×drama2016 劇場招致公演、無名劇団第23回公演 『無名稿 機械』から劇団員としての出演。 その公演では女優賞受賞。役者と舞台美術、 他にも照明の経験もあり外部では 増員としての参加。これからも様々な所で活躍したいと日々奮闘しております。
もえぎ
役者・俳優

無名劇団所属の、劇団員最年少21歳 ウイングカップ6無名劇団第22回公演『恋人がビックフット』(優秀賞受賞)より劇団員として出演。 主にエネルギッシュな元気っ子を良く演じ、次回公演「青のマクベス」では、人生初の殺陣に挑戦。
中谷有希
役者・俳優 制作

無名劇団のメンバー。役者。制作。再始動後、全ての公演に参加。龍谷大学大学院日本語日本文学専攻修士課程卒業。学芸員資格取得。主な出演作。應典院舞台芸術祭space×drama2015 無名劇団第21回公演『無名稿 あまがさ』優秀劇団選出、應典院舞台芸術祭space×drama○(わ) 劇場招致公演 無名劇団第25回公演『無名稿 出家とその弟子』主演、平成29年度アイホール次世代応援企画break a leg選出 無名劇団第26回公演『無名稿 侵入者』
島原夏海
役者・俳優 脚本 演出 映像 宣伝美術

演出・潤色・役者を担当します。 【島原夏海】大阪大学大学院修士課程卒。文部科学省認定ワークショップデザイナー育成プログラム第3期修了生。2014年より無名劇団代表を務める。劇団では役者と演出、たまに脚本を担当。應典院舞台芸術祭space×drama2015にて「無名稿 あまがさ」が優秀劇団に選出。翌年の應典院舞台芸術祭space×drama2016にて演出賞受賞。日本演出者協会主催「近代戯曲を読む2017」にて倉田百三作「出家とその弟子」の演出を担当。平成29年度アイホール次世代応援企画break a leg参加。
無名劇団
制作

再始動から4年目、様々な表現を模索してきた無名劇団が、今度はエンタメに挑みます。ぜひご覧ください!

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