薄暮の静寂に叫べば

劇団 白の鸚鵡（大阪府）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

「自宅で様々なコンテンツを楽しめる時代になったのになぜ演劇なのか？舞台じゃないと伝えられない物って何？」
と思い内田達也が2015年３月に大阪芸術大学の同期と共に大阪府南河内郡河南町にて結成。

「言葉の持つ力とは」をテーマに誰もが持つ悩みや葛藤を描いた物語と泥臭く人間臭い演出で
「観た人に演劇を愛してもらえるような演劇」
を目指し活動を続けている。

旗上げ公演『エルドラドを探して』では2016道頓堀学生演劇祭vol.9にて最優秀劇団賞など4つの賞を受賞した。また、池袋シアターグリーン学生芸術祭では招致公演として同演目を再演し演出の内田が演出賞を受賞している。
【過去公演】
●2016年3月 第1回公演『エルドラドを探して』@道頓堀ZAZAHOUSE(大阪)
2016道頓堀学生演劇祭Vol.9参加作品。最優秀劇団賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、コレオグラフ賞、スタッフ賞を受賞。主演女優賞ノミネート。
●2016年8月 第2回公演『エルドラドを探して』@シアターグリーン BASE THEATER(東京)
再演。シアターグリーン学生芸術祭Vol.10参加作品。演出賞を受賞。
●2017年1月 第3回公演『祝福に瞬間を！』@大阪市立芸術創造館(大阪)
●2017年6月 第4回公演『盗みは夜半の月のように』@アカルスタジオ(大阪)

応募公演への意気込み

地上と地下に別けられた世界で、正義と秩序が人間の営みの狭間でぶつかり合う熱い物語。

設定はSFの如く特殊で壮大なスケールかもしれませんが、そこに生きている人達は僕らと同じような事で悩み、喜び、もがいている。当たり前の事のようですが、それこそが演劇だと思っています。
唾の一粒まで見えてしまう小劇場だからこそ表現できる彼らの命と生き様。作品の持つ明確なテーマやメッセージだけでは無く、彼らがそこに生きているから伝わる何かを観てくださった方の心の中に残せたらと思います。
それは感動かもしれませんし、ホッとできる気持ちかもしれません。もしかしたら心がザワザワする不穏なものかもしれません。
その何かを劇場で一緒に探せれたらと考えています。

将来のビジョン

○「言葉の持つ力とは」
言葉は力だ。ときにたった一言で人生を変える力さえある。
言葉は力だ。しかし時に刃物より鋭く人を傷つけることもある。
言葉は力だ。一瞬の眼光一筋の前では何の役にも立たないこともある。
言葉に縛られている人間の営みの中で、言葉がどれほどの力を持つのか、或いは持たないのか。
演劇が持つ力を信じてこの問いに答え続けていきます。

○「演劇を愛してもらえる演劇」
を目指し、個人や演劇教育等の活動も広げ演劇文化全体の発展に少しでも貢献するよう動いていく予定です。

前の二つを軸にオリジナルだけではなく古典作品の上演も予定しています。
大阪で1000人動員が出来るようになったら、満を持して東京進出したいと思います。