カチナシ！

ラビット番長（東京都）

公演に携わっているメンバー：10人

団体紹介

【ラビット番長】とは、主宰・井保三兎（いほ さんと）のオリジナル作品を舞台上演する事を目的とした演劇集団です。現在東京都を中心に活動を展開中。近畿・中部地方等での地方公演や、学校公演(学校主催の舞台芸術鑑賞会等)も積極的に行っています。【池袋演劇祭】大賞３回、【グリーンフェスタ】大賞２回ほか受賞歴多数！「介護」「野球」「将棋」がテーマのストレートプレイを得意としています。昨年、１２０万円を超えるクラウドファンディングを達成し、池袋あうるすぽっとでの無料公演と同時にホワイエを利用した全国初の試みである「劇団主催の介護福祉フェス」を開催し、大きな話題となりました。

【主な受賞歴】
☆２０１０年第９回公演「ギンノキヲク」 第２２回池袋演劇祭【大賞】受賞！
☆２０１１年第１１回公演「消える魔球」 第２３回池袋演劇祭【大賞】受賞！
☆２０１４年第１８回公演「天召し～テンメシ～」グリーンフェスタ２０１４【GREEN FESTA賞】受賞！
☆２０１６年第２４回公演「成り果て」グリーンフェスタ２０１６【GREEN FESTA賞】受賞！
☆２０１７年第２９回公演「成り果て」 第２９回池袋演劇祭【大賞】受賞！
他、多数。

応募公演への意気込み

世間では介護の仕事に対して、「きつい(重労働)」、「汚い(排泄物を扱う)」、「危険(病気の感染)」、さらには「給料が安い」を加えると4Kと言われて、マイナス面ばかりがクローズアップされています。しかし、介護職は世の中に求められる仕事であり、使命感と誇りを持って頑張っている人も多いのです。そんな介護職の人たちへの応援歌として創作されたラビット番長の代表作『ギンノキヲク』は、在宅介護、老老介護、介護離職など、様々な事情抱えた人々の愛と成長の物語。実際に７年間介護職として働いていた主宰井保三兎の現場体験を元に描かれており、池袋演劇祭で大賞を受賞しています。
今回の舞台『カチナシ！』は好評を博した『ギンノキヲク』に続く介護シリーズであり、ラビット番長が得意とするもうひとつのテーマ「将棋」を掛け合わせた新作書下ろしです。
ラビット番長では舞台を通じて、介護の仕事に興味を持ちつつも不安を感じている人たちに、より前向きな気持ちで介護職を選択するキッカケにしてほしいと考え、今後も介護をテーマにしたエンターテインメント性の高い舞台の上演を続けていく予定です。

※審査対象作品は『カチナシ！』です。

将来のビジョン

ラビット番長では、主宰・井保三兎の「介護に携わる人を応援したい！」との想いから、２０１０年より老人介護をテーマとした舞台『ギンノキヲク』シリーズを上演してまいりました。大田区の「おおた福祉フェス」、一昨年からは２年連続で調布市の「調布福祉まつり」に参加。さらに昨年は豊島区立舞台芸術交流センター・あうるすぽっとにて『ギンノキヲク』無料公演と全国初の試みとなる劇団主催の介護福祉フェスが実現することとなりました。
介護・福祉について興味を持ちつつも不安を感じていた人や、ネガティブなイメージを持っていた人でも、演劇という娯楽エンターテインメントを通じて介護の仕事の様々なリアルを知ることで、介護職を選択するキッカケにしてほしいと願っております。
“演劇で何が出来るのか？”“演劇の力を信じてみたい”そんな思いで取り組んでいます。
今後も、年２回の東京での本公演を行いつつ、地方公演や学校公演を積極的に行って参りたいと考えています。