赤い夕陽のでんでけ伝

劇想からまわりえっちゃん（東京都）

公演に携わっているメンバー：6人

団体紹介

劇想からまわりえっちゃんは宇宙一を目指す集団で大阪芸術大学の学生を中心に旗揚げし、2012年度で結成5年目を迎えます。
昨年より2カ月に1度というハイペースで本公演を打ち続け、それは今年も続きます。
今年は、劇団員の半分が大学を卒業することになり、学生劇団のくくりから抜け出すべく、クオリティの高い公演をうつことが必須です。
からまわりえっちゃんの「社会における子供から大人への移り変わり」をテーマとした純粋な世界観をより多くの人の心に響かせるため、まずは動員を確実に増やしていきます。現在は、３００手前までで伸び悩んでいますが、2年以内に５００名を突破し、5年以内には１０００名まで到達させ、劇団の名前を世に定着させます。
動員を増やすてだてとして、様々な演劇祭に参加していきます。さらに横のつながりも強くもち、演劇界をよりよくできる関係を作り続けます。

応募公演への意気込み

本公演は、一心寺シアター倶楽が主催である、南河内万歳一座の活動復帰公演の前座企画、「万歳まつり」に参加しております。
上演作品は、「赤い夕陽のでんでけ伝」という万歳一座の主宰、内藤裕敬さんがまだ20代であったころに書かれたものです。
この台本を大阪芸術大学の後輩にあたる、からまわりえっちゃんの主宰・演出の森山亮佑が現代の文化に反映させて書きなおし、
更にからまわりえっちゃんの個性である、舞台セットを使わず、身体表現（ギャラクティックアクト）のみで上演します。
同じ企画に参加されている劇団も関西小劇場のベテランであり、そこから受ける刺激もプラスし、
からまわりえっちゃんにとって飛躍のきっかけとなる公演にします。

将来のビジョン

次回公演は7月の17日～18日に大阪府のシアトリカル應典院にて行われます。
また、この公演は、シアトリカル應典院主催の
「SPACE×DRAMA　２０１２」に参加します。
こちらは既成台本ではなく、からまわりえっちゃんのオリジナルを上演します。
他の参加団体のみなさんと上演に関する様々な企画を練り上げており、お芝居の上演だけでなく、チラシやパンフレットにも力を注ぎ、劇場に入った瞬間から、出ていく瞬間まで楽しんでいただける、そんな公演にします。
また、からまわりえっちゃんのオリジナル楽曲、過去の上演DVDや台本の物販も行い、劇団の事をよく知っていただくきっかけを作ります。