ツレがウヨになりまして

 ツレがウヨになりまして

笑の内閣(京都府)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
 1年前まで笑の内閣の売りといえば、実寸のリングを組んで、役者が本当にプロレスをするプロレス芝居でした。しかし、メンバーの高齢化、多額の資金がかかることから、ステップアップのためにはあえて、一番の売りとはいえ労力対効果が薄いプロレス芝居を封印する必要があるのではないかという結論に達しました。

 そして今新たに、次回公演の欄に詳細を書く「のるてちゃん」から続く、時事ネタ路線を模索しています。高間響の書く、時事ネタコメディは、毒舌かつタイムリーであるとの評価を得、主催興行だけではなく色々なところに呼ばれるようになりました。

 今、劇団はメンバーの中でも試行錯誤がある過渡期でして、正直「絶対に売れてやる」や「偉大なる趣味として続ける」といった明確な答えを出せていない状況です。しかし、今社会にある様々な問題を「ネタにしてくれ」という依頼が増えつつあることを受け、まさに「社会にもの申す、過激派劇団」として、橋下氏をはじめ文化への支援がどんどんカットされる中の最後の防波堤としての圧力団体になって行こうと思っています。
応募公演への意気込み
 今公演は、あらすじにある通り、昨年の高岡蒼甫氏が火をつけた「フジテレビデモ騒動」をベースに、「ネット右翼」の問題を取り上げます。我々の世代の若者が右傾化していると言われ久しいですが、ネットを見るとこれは笑わせてるんではなかろうと言うような言論が多く、思想の対立を堅く論じるのではなく、コメディにしようと思っています。

 また、アフタートークゲストには、右翼団体一水会最高顧問の鈴木邦男氏を呼ぶ予定です。本物の右翼を呼んで、ネット右翼を馬鹿にした作品を書いて大丈夫なんかという話ですが、鈴木氏はテロリズムを否定し左翼とも話し合いを主張する穏健な右翼のため、有意機なトークとなると思います。

 また、笑の内閣は今まで多人数な芝居が多かったのですが、劇団を大きくするにあたり、いつでも再演可能なパッケージング化した作品もストックしておきたいという思いから、今回は少人数での芝居となります。
将来のビジョン
次回公演は、2年前に上演した「非実在少女のるてちゃん」を8月上旬にこまばアゴラ劇場、8月下旬に名古屋のナンジャーレ、9月中旬に札幌シアターZOO、10月に大阪、インディペンデントシアター1stで再演します。
 「のるてちゃん」はこりっちにも登録がある通り、2010年東京都で成立したエロ漫画やアニメを規制する「青少年健全育成条例改正案」が、表現の自由を侵害しかねない内容であるため、演劇は直接関係ないものの、表現者として看過出来ぬという思いで作った作品です。
 あらすじだけみれば魔法少女がその条例を止めにくるという内容ですが、難しい条例案を解説しつつ、きっちり笑わせる社会派コメディになっています。
 残念ながら条例案は成立したとはいえ、多くの方に「表現の自由」について考えてもらう為に全国ツアーを実施します。



公演に携わっているメンバー(6)

末山孝如

チラシ製作・写真撮影をしました。バカバカしい社会派、頭が良いのか悪いのか、そんな笑の内閣、よろしくどうぞ。
藤井麻理

出演予定ですー。
鈴木ちひろ

出演予定です。
高間響
役者・俳優 脚本 演出

 どうも、作・演様です。左翼です。売国奴です。
Юрий Япончик
役者・俳優

内戦時代のスペインの写真を見ると既視感を憶えるのはどうしてだろう?昔からそれが疑問でした。
師匠

威圧が続いています

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