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ZOKKYののぞき部屋コレクションPart2
ZOKKY(東京都)
公演に携わっているメンバー:10人
- 団体紹介
- 一回の上演につき、ひとりしか見られないというシステムの特性上、「この先どんどん動員を増やして、数年後には大劇場に進出して…」という展開のしかたはあまり考えていません。ある程度はそれでいけるのかもしれないけど、その方向性で進めば進むほど、効率の悪さが強調されてくるとおもう。
むしろこの限定一名の贅沢感を逆手にとる。
めざすべくは「嗜好品としての演劇」。
ブランドになる。
ギャグでもいいから、ブランド化。
してしまう。
なくても生きていけるけれど
これがあったらより人生が豊かになるもの。色や香りをたしなむもの。そんな存在。
丸の内や六本木あたりに、ブランドショップにまぎれてのぞき部屋がたっている。
エルメス、グッチ、フェンディ、そしてゾッキー。
海外から名優を招いたりして一日限定10名くらいで上演。
そんな地点をめざしたい。
というか、そんな変なのがあってもいいとおもう。そのくらいには成熟した社会でありたい。と、いう願いをこめて。
- 応募公演への意気込み
- 二年半ぶりの、のぞき部屋一般公開。
まだ見ぬ多くの方に、これから「のぞき部屋演劇」の凄さ・面白さを存分に味わってもらえるかとおもうと、楽しみで楽しみで仕方ありません。
もともと変な見せ方してきた僕たちなので、今回特別トリッキーなことをやってやろうとは考えていません。それよりも丁寧にやることを心がける。のぞいてくる一人一人を、確実にノックアウトさせるつもりでやる。
演劇の自動販売機的な、お手軽感・チープ感とは完全決別し、「贅沢とはなにか?」を真剣に考える。そんな意気込みです。
制作的には新しい試みがあります。このCorich舞台芸術まつりにも参加しているキリンバズウカという団体と、王子小劇場の表と裏をシェアします。
コラボレートではなくて、完全なる住み分け。表も裏も両面使えますということで、「王子リバーシブル」と名づけました。果たしてその効果は?劇場利用の新たな方向性が示せる公演になればよいなとおもっています。
- 将来のビジョン
- 100万円もらって、六本木にのぞき部屋たてます。安藤○雄みたいな、凄いやつを。
公演に携わっているメンバー(10)