私という他者

(劇)池田商会.（福岡県）

公演に携わっているメンバー：5人

団体紹介

(劇)池田商会は作家が5名おり、それぞれ違ったジャンルの脚本を書き、それぞれが独自の持ち味を生かし、ユニットとして公演を行っています。
このようなスタイルの劇団はあまり無いと思うので、それを生かして、日替わりユニット公演やロングラン公演をしたいと考えています。

応募公演への意気込み

公演を行うときに自分が注意している事、「見ている人にどうやって芝居を見てもらうか」を考えて台本を書いています。勿論、それは楽しんでもらう事だと思います、それに越したことはありません。それは当たり前であってとても難しい。
それでは一枚の紙を用意してみて下さい。そこに自分の家の間取りを書いて下さい。
1階と2階がある人は重ねて書いて下さい。自分の部屋を始点とし、よく行く場所を終点とし線を描いてみて下さい。
次に親の部屋を始点とし同じように書いてみて下さい。必ず重なり合う場所が出てきます。
実際に家を建てる時、必要となってくるものは家族との『導線』というのが大事になります。その導線が沢山重なり合う場所がその家族の交流の場となる訳です。
当り前であってとても難しいというのはそういう所なのです。
つまり家を建てる人はその導線を思い描きながら図面にしていくのです。
母親がカレーを作っているときにカレーの匂いに誘われた事があるように。
自分の部屋があって家族の誰かから「御飯が出来たよ～」と呼ばれたことがあるように。
今回の企画に参加する、しないはどうでもいいのです。参加したからと言って台本が変わる訳でもなく、その公演の意気込みが増す訳でもありません。いつも通り僕の基本となっているモノで行きたいと思います。ありのままの自分の作品を見て下さい。

将来のビジョン

3月に座長：池田祐樹脚本の本公演が決定しており以下、

7月：総合芸術舎玉屋＠テアトルはこざき

9月：瀧本雄壱脚本時代劇(予定)

11月：ノーガード第4回公演(予定)

12月：総合芸術舎玉屋(予定)

2008年は5人の作家がフル稼働！！