あなたの部品　ファイナル

北京蝶々（東京都）

公演に携わっているメンバー：5人

団体紹介

介護ロボット、デイトレード、酸素にオセロ。
知ってはいるけどそんなに深く考えたことなんて、無い。

日常に紛れ込んでいるけどなかなか相手にされにくいモチーフに着目することで観る側の好奇心をさりげなく刺激しつつ、徐々に奥の深いテーマと絡んでゆくのが北京蝶々の特徴です。
その手法は、「決して多くを語りすぎず、あくまで少し先の未来予測にとどまる」という所に一貫しており、結果として得られる「今まで感じたことのない、妙に新しい感動」にはおかげさまで定評があります。
これらのモチーフをより身近に感じてもらうため、北京蝶々ではこれまで各公演ごとにその公演の趣旨とつながりのあるイベントを開催してきました。
例えば「物々交換」という公演では、それに先駆けて実際にフリーマーケットで物々交換を実行。大盛況をおさめました。
演劇を、会場に来て観るだけにとどめない様々な試みに力を入れているのが北京蝶々なのです。
そしてこれからも演劇という表現方法を軸に、今後様々なジャンルに進出していきます。
いずれは、北京蝶々という新しい風を世の中にさりげなく吹かすことが出来れば！そんな思いで日々活動を行っております。

現在、早稲田大学演劇研究会でメイン劇団として活動していますが、２００８年４月に卒業を迎え、今後は下北沢に活動の拠点を移します。演劇以外の活動では、都内各所のギャラリーやライブハウスを経て、やがて活動を全国に展開していく予定です！！

応募公演への意気込み

今回の「あなたの部品」では義肢装具士という職業に着目します！
体と義肢の境界線、ひいては自分という存在と国家の境界線に至るまで、「一体感」とは何ぞや？というテーマを軸にお送りします。
北京蝶々はこの公演でいよいよ早稲田大学演劇研究会を卒業。
作はもちろんスタッフワークにもいつも以上の力を注ぎ、この場所で培ってきた４年間の集大成とも言えるべき作品にするべく現在邁進しております！
我々の持つ独特の世界観を余すところなく発揮することで、何年後かには北京蝶々が演劇界のひとつの「かたち」になれば。
今回はその一歩になる作品だと信じています。

北京蝶々を観たことのある人もそうでない人も、今回は見逃せない作品となるはずです！

将来のビジョン

２００８年１２月、下北沢OFF・OFFシアターにて、早稲田卒業後一発ので新作本公演となります。
次回作も、みなさまとちょっとだけ先の日常をつなぐ作品となる予定です！自分の生活の少し先、延長線上にある世界をお届けできればと思います。