新・こころ

劇団フライングステージ（東京都）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

ゲイであることをカミングアウトしている劇団フライングステージでは、当事者のみならず多くのセクシャリティの方へも作品における楽しみを共有・提供していくことを創作理念としています。近年では女性層と男性層の比率はほぼ変わらないところまで来ましたが、フライングステージという創作カンパニーがあり続けることにより、後世の何かしらの悩みを持ったすべてのセクシャリティの方への勇気となる事ができると強く信じています。ネットという文化は特にその情報をのちに残すための最大のツールですので。

応募公演への意気込み

今回の公演はフライングステージとしては珍しく、明治の文豪「夏目漱石」の“こころ”を取り上げています。夏目漱石─と、聞くと、一見堅苦しいイメージがありますがその漱石のイメージを鮮やかに覆す今年の春、最も期待したい一作としておくります。駅前劇場にフライングステージが久しぶりに登場です。どうぞご期待ください。

将来のビジョン

フライングステージの次回公演は2004年、サンモールスタジオにて上演し、2004年サンモールスタジオの最優秀作品賞と最優秀主演女優賞をいただいた「ミッシング・ハーフ」の改訂版公演を予定しています。
初演の関根信一×森川佳紀×大門伍朗の濃密な世界に続編を新たに構築しての2本立てです。
すでに目撃した方も続編を観た後に初演の新・キャストでお届けする「ミッシング・ハーフ」にどうぞ心を打ち抜かれてください。