ここにいたのにいなくなる

ここにいたのにいなくなる

あさかめ(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
劇場を使わず、ギャラリーなどの開かれた空間を舞台兼客席として使うことで、観る人と「空間・ここに流れる時間」を共有するのがあさかめのやり方です。お客様には、気に入りのカフェに行くようなリラックスした気持ちで体験していただくため、毎回1ドリンクサービスなど実施していますが、現時点では(劇場に比べて)客席の椅子が心地よくない、観づらい席がある、など不満の声があります。
将来的には、今のまま(あるいはそれ以下)の低価格で、心地よく観ていただけるよう環境を整え、より多くの人に気軽に観に来ていただけるようになりたいです。
また内容面では、あさかめの作品世界を成立させるために不可欠な「今、ここにちゃんと居る、生き生きしている」俳優を育てるため、昨年から開始したワークショップを通じて、参加者といっしょに探っていきたいと思っています。
応募公演への意気込み
登場人物に寄り添うような「近くの眼」と、人々や物事が抗えない時間の流れのような「遠くの眼」を同時に持っているのが、児玉氏の脚本の特長です。
応募公演「ここにいたのにいなくなる」では、アトリエのような場所に集まる若いアーティストの卵や周辺の人々が、「自分の跡を残したい」ともがいたり、この場所を出て行ったりしながら時間に押し流され、うまく行かなくて、それでも生きている様を描きます。

コピー:
思い通りに自分の跡を残すことができるなんて架空の話だ。
思い通りに自分の跡を消すことができるなんて架空の話だ。
「誰これ?」って笑うしかないへたくそな似顔絵みたいに、
僕らの跡は適当に残る。

補足:会場となる「HIGURE17-15cas」は屋上にラクダの模型があることで「ラクダの家」として親しまれている日暮里の一軒家ギャラリーです。すぐ近くの「谷中銀座商店街」と合わせて、一度は訪れる価値があります。
将来のビジョン
次回公演は2008年秋~冬、場所や日程は未定ですが、少し変わった公演を予定しています。ひとつの芝居(物語)と、その物語を作っていく過程が混ざりあうような、よりライブ感の強い作品になるかと思います。

公演に携わっているメンバー(6)

cashewnuts

お芝居は消えてなくなってしまうけど、 ずっとやっていくことで、何かどっかに跡が残ったりするでしょうか。 あさかめワールドにぜひ触れていただきたい。
ヨゴロウザ

出演します。ぜひ観ていただきたい作品です。
ひめ

何ともいえない写真ですが、この公演に携わっております、というか出演させて頂く予定です。 こういうことをやる団体ではないんですが、お気に入りのチュチュに囲まれ、幸せな感じです、すいません。 とにかく観て欲しい、私も観たい。 いやいや、本当に楽しみにしている一人です。
SMC

音楽担当。 あさかめの表現する世界に奥行きを与える 「窓」のような音楽を提供いたします。
コダマ

ご来場お待ちしてます!
ヒザイ

プロデューサー・俳優のヒザイです。 HIGUREの空間と、そこに流れる時間、そこにいたひと、いなくなったひと。 を、体感していただきます。

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