幸福な王子【会場変更】

THEATRE MOMENTS（東京都）

公演に携わっているメンバー：6人

団体紹介

THEATRE　MOMENTSは「想像から創造へ」をキーワードに【集団創作】をするトータルシアターカンパニーです。台詞はもちろん、音楽性、身体表現など、演劇だからこそ出来る全ての表現手段を活用し、観客の感覚にシンプルかつダイレクトに訴えかける普遍的作品を生み出します。

私達は演劇でしか伝えられない『何か』を創造し、観客の想像力を刺激しつづけます。なぜならば「想像力」こそが、世界中の様々な障壁、葛藤を緩和、解消する力を持っていると信じてやまないからです。

将来は、コンプリシテのサイモン・マクバーニー氏のように、文化、言語の壁を超越した創作をし、日本発ワールドスタンダード演劇として世界巡演を行ないたいと考えています。（とは言っても、できればお客様の顔が見えるくらい位の近さの、小規模の劇場で・・・。）

応募公演への意気込み

３年前の初演時、各方面からの絶賛を受け、その後のMOMENTS創作の原点となった『幸福な王子』。 お客様からの強い要望に応え、新しいメンバーを迎えての再々演！
MOMENTS版『幸福な王子』は、ワイルドの有名な童話を、あらゆる年代、文化圏の人も楽しめるように舞台化。俳優の身体や小道具の使用法などを駆使し、様々なタイプの人間、動物、植物さえも、舞台上に表出させる。それは「観客が想像する楽しみ」という演劇の原点を追求したトータルシアターである。
「演劇とは特別な魔法を持っている。それは変化、変形の魔法だ。シアターモーメンツはその魔法を有り余るほど備えている」英国人演出家イクバル・カーン氏の劇評より。

将来のビジョン

シェイクスピアの喜劇「終わりよければすべてよし」を上演する。
お笑いブームと言うように、日常生活では「笑い」を求める人々が溢れている。現代の日本は決して「楽天的」といえる状況ではないにもかかわらずだ。これはどうしたことだろうか？いずれにせよ、「笑い」が商業化され、日常化している現代に喜劇「終わりよければすべてよし」を上演する。もちろんMOMENTSでやるからには、ただのストレートプレイにはしない。「典型的喜劇」と見せかけて、実は目ざとい観客には「確信犯だな」と感じさせる作品を作ってみたい。