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ポかリン記憶舎（東京都）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

人類が延々と繰り返してきた愚行の仕組みを見つめ、その鎖をほどいてゆくための作品を創り続けてきたポかリン記憶舎。
本公演、リーディング、パフォーマンス、音楽劇と様々な公演形態をとりながら、俳優の動きやことばに残像や余韻が残る、不思議な感触を残す時空を体現している。
自分の本来の呼吸を取り戻し、輝きを引き出す「ポかメソッド」を国内外で実施する。
より多くの観客と出会う環境を作ってゆく。
拘束された身体で時空を動かすパフォーマンス「和服美女空間」シリーズで七つの海を渡る。

応募公演への意気込み

日常と非日常の狭間を漂う「地上3cmに浮かぶ楽園」を体現し続けているポかリン記憶舎。
その歩みは「そこに存在する身体」を提示し続けることでもあった。
近年は波打つ身体、ゆらぐ身体、＜立つ→座る＞の途中にある身体を掘り下げ、体現している。
獣のようにしなやかで永遠を孕んだその姿から、ことばに変換できない、もやもやとした何かを浮き上がらせる。
ひとつひとつの命がゆらぎ、点滅する希有な時空は、俳優と観客の共振を通過した、その先にある覚醒した精神の領域にまでつながっている。
戯曲は韻を踏んだ台詞を重ねて織り上げ、身体言語と深層言語（心の奥から漏れ出ることば）で構築されている。
劇場に限らず、温室、ギャラリー、フリースペースでの公演も多く、今回のcafeは明神が惚れ込み、まさに此処から生まれる物語を紡ぎ出す。
季節や場所、建物のもつ力に寄り添い、深い闇を出現させてきたポかリン記憶舎。俳優陣も魅力溢れる面々が揃っている。

ポかリン時空で心の旅をしていただきたいです。よろしくお願いします。

将来のビジョン

11月上旬　ポかリン記憶舎第15回公演　『題名未定』＠都内フリースペース

人が立っている姿から寝転がっている姿の間にある、普段は見過ごしている、
ハッとするような美しさやエロスを抽出する作業をさらに深めてゆく予定です。
若者から老人まで、俳優ひとりひとりの身体を、図鑑のように提示してゆきます。