逃げてゆくもの

逃げてゆくもの

ROGO(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
「今、自分が求めていることに真摯に向き合うように」
これは何があっても持ち続けたいと思っています。とはいえ、集団としての指針もありますから、具体的な事は。
①東京以外の劇団・集団の方の作品の上演を行う。
芝居一つで新たな出会いが生まれる事に魅力を感じています。
②一つのテーマを決め、そのテーマに沿った作品を2~3年かけて、自作品・既成戯曲を問わず上演して行く。
例えば今は「家族」というテーマをもってやっています。
③演出・俳優・制作が独自の企画を立て発表していくカンパニーにする。
④演劇という枠だけに捉われず、多くの芸術・表現に触れることであらたな表現方法を見つたい。

そして、生活に根付いた演劇をできるようになること。むしろ演劇はそういうものでないかなと考えています。
応募公演への意気込み
「家族」をテーマにした三部作の第二作品目の今回は、関西弁と東京弁の2バージョンで上演します。
姉弟が軸となるお話ですが、人と人とが係わり向かい合うことを描く作品にします。

俳優はいつも台本と向き合って、右往左往して大変なことになっています。演出側はこうすりゃいいのに、なんて呑気なことを思っています。それぐらいのことなのかも知れません、人間のやっていることは。ただ、「それぐらい」が大変で、整理がつけば、決着をつけられれば、誰も傷つけることもないし悲しませることもない。それがわかっていてもどうしたって理解できない事があるわけで、まったくもって不条理なんだけれど、それがもしかすると生きてることなのかもしれないな、と、この戯曲に出会った一昨年の5月に感じたんです。

約2年かけて公演まで辿りつけました。こんな素敵な作品を生んでくれた山岡さんに感謝して丁寧に丁寧に創っています。
将来のビジョン
「ワニ女~rodeo~」
二人の姉妹と4人の男。嘘が嘘を呼んで、それでも嘘をつき通す。

2008年の10月に神楽坂セッションハウスにて上演します。昨年に発表した「rodeo.A」の続編とも言うべき作品です。

「.A」はとある地方のとある家族のお話でした。家を出ていった弟の事を間接的に会話することで、登場人物のそれぞれがもつ「不在」を表現しました。「ワニ女」はその弟の話です。「.A」とほぼ同時期同時刻に彼はどこにいて、どうしているのか、ということです。
先にも書いたように、「嘘」ということを軸に構成していこうと思っています。ただそれはあくまで軸になることですから、カテゴライズするのは本意ではないのですが、悲喜劇とでもいいますか、お客様が楽しんで頂ける作品にしていこうと思います。

座席は前回同様100名程の小さい円形空間にしますので、俳優の息使い、覗き見るような感覚を楽しんで頂ければと思っています。

公演に携わっているメンバー(6)

hirasanji

仕込みバラシのみですが。あのセット…大変でしたね。よくやったなと思いましたよ。。。
ヤス

主宰者です。多くの人に観て頂けることを切に願っております。いい芝居です。いい本なんです。作者に感謝し稽古に励んでおります。
satokot

satokot
ゆう

出演します。
すぎちゃん

すぎちゃん
タカマサ

制作担当してます。今回の作品は、日々の生活のなか誰にでも生まれる痛いものをリアルに深く丁寧に紡ぎだします。ぜひご覧になってください!

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