(紙の上の)ユグドラシル

(紙の上の)ユグドラシル

innerchild(東京都)

公演に携わっているメンバー:4人

団体紹介
次世代の演劇界を牽引するに足る劇団であるべく、以下5点を本年度の達成課題とする。
①本年度の10周年記念2作品で、合計動員3500人以上を目指す。
②収容人数200席以上の中劇場での公演を定着化させる。
③地方公演や共催公演を視野に入れたロングラン(長期公演)の実現。
⇒11月には(財)武蔵野芸術事業団 吉祥寺シアターとの共催が内定
④共に演劇の活性と未来を担える若手俳優の育成と指導。
⇒半年毎にワークショップを開催
⑤劇団の掲げるテーマに即した、他の表現形態とのジャンルを越えた文化的交流と、新たな表現の模索。
⇒小手伸也による外部への脚本提供 ■TSミュージカルファンデーション「Calli [カリィ] ~炎の女カルメン~」
2008年5月31日(土)~6月8日(日)天王洲 銀河劇場
応募公演への意気込み
常に「こころ」を中心テーマとした創作を続けながら、2008年、いよいよ旗揚げ10周年を迎えるinnerchildは、人間の心理に迫る心理学的なトピックスや、世界(主に日本)の神話・民俗といった精神文化をモチーフに、誰しもが心の奥に持ち得る深遠な内面世界を丹念に描いてきた。本公演『(紙の上の)ユグドラシル』は、「樹」という身近な存在が孕む精神性に着目しつつ、歴史的深度と世界的視野で現代を照射する、innerchild最新の試みにして10年の歩み全てを盛り込んだ総決算とも言える作品である。特に今回は、青山円形劇場の「完全円形」という特性を活かし、「世界の中心にそびえる大樹」のイメージを中心軸とした同心円状の舞台美術の下、そこで繰り広げられる様々な群像劇を360度全方向より演出する。これにより、青山円形劇場でしか生まれ得ない独自の舞台芸術の創造と鑑賞の機会、及び舞台芸術活動を通じた市民や劇団との交流・創造の場の提供を目指す。
将来のビジョン
物語の仕組みや表現の動機として以上に、内面描写や精神世界と真剣に向き合った形でのエンターテイメントが出来ないだろうか、という出発点から「innerchild」という心理用語を旗印に活動を開始した劇団が、初めて自分達の劇団名の由来となった「インナーチャイルド(内なる子供)」そのものを心理学的なテーマに据えて挑む、10周年記念公演/第2弾『i/c』。「私の中の私(インナーチャイルド)」を求め日本からチベットを目指す内的な探求の旅を、「アジアの子供(=日本)」という外的な視点から二重写しに描き出す壮大な冒険の物語。吉祥寺シアター共催の下、縦横無尽の人間模様が、仏教美術の「曼陀羅(マンダラ)」として劇場全体を彩る。これは、心理学への興味を発端に、国内外の神話、そして歴史を見つめてきた劇団「innerchild」の軌跡を、一つの作品に凝縮した、10年目の年最後を締めくくる金字塔であり、11年目へ向けた最大のマイルストーンである。

公演に携わっているメンバー(4)

おすぎ

チケット絶賛発売中!! 円形劇場がどんな空間になるかお楽しみに!
kanaedamon

素敵な心のであい、ありますよ! 全身五感(六感)で受け止めていただけたら 嬉しいです。
三嶋義信

10周年記念第1弾の記念公演です。 メンバー&出演者&スタッフ一同、新たに進化したinnerchildをお見せ致します。 皆さんに「見てよかった」、(もし見られなかった人には)「見ときゃよかった!」と思えるような作品をお届け出来るよう、慈悲深ーい悪魔(?)になって作品を創っています。 作品が贋モノかどうか。 それは劇場で、そして自分の皮膚で、確かめてみて下さい。
しっしー

祝10周年!今回はいつになく気合が入っております! 是非是非1度観に来てください!

このページのQRコードです。

拡大