「地域を越え、国際的に活躍できる演出家の発掘と養成」をコンセプトに開催してきた、利賀演劇人コンクール。
昨年同様、賞金総額は200万円、利賀芸術公園にて7月下旬に開催することとなりました。

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利賀演劇人コンクールの最大の魅力は、「出会い」にあると考えています。
これまで、多くの演出家、劇団が、このコンクールを通じて出会い、活動の場を広げていきました。受賞にまで至らなかった個人や団体を含め、SPACや鳥の劇場、こまばアゴラ劇場などと関係を作り、ステップアップの一助としてきました。
もう一点、このコンクールでは審査員の評をその場で聞くとともに、双方向のコミュニケーションが約束されています。演出家一人ひとりが、言葉に晒され、言葉が晒される、日本では希有の機会となっています。
どうか、ふるって、ご参加ください。

平田オリザ

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【利賀演出家コンクール／利賀演劇人コンクール】
2000年から、舞台芸術財団演劇人会議の主催により、利賀の夏のプログラムとして行われています。これまで、ペーター・ゲスナー（うずめ劇場）、関美能留（三条会）、中島諒人（鳥の劇場）、神里雄大（岡崎藝術座）、仲田恭子（空間アート協会ひかり）ほか現在でも国内外で活躍している演出家が最優秀演出家賞を受賞、若手演出家・演劇人の登竜門となっています。

【課題戯曲】
応募者は、下記の課題戯曲より1作品を選択し、作品を演出・構成します。

Ａ：『冒した者』三好十郎
Ｂ：『マクベス』ウィリアム・シェイクスピア
Ｃ：『令嬢ジュリー』ストリンドベリ
Ｄ：『弱法師』三島由紀夫
Ｅ：『屋上庭園』岸田國士
Ｆ：『バーサよりよろしく』テネシー・ウィリアムズ

【審査員（50音順）】
蔦森皓祐（俳優・SCOT所属）
平田オリザ（舞台芸術財団演劇人会議理事長・青年団主宰・こまばアゴラ劇場芸術総監督・劇作家・演出家）
宮城聰（演出家・SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督）
他

【賞】
最優秀演出家賞　および　奨励賞　　賞金総額200万円
観客賞

【応募・審査の流れ】
・応募書類の提出：締切：4月16日（月）（必着）　
・書類審査（第一次審査）審査結果通知：5月中旬
・会場下見（代表2名）：事務局が指定した日程での実施（交通費支給）
・上演審査（第二次審査）：7月23日（月）〜7月29日（日）
・審査結果通知：7月30日（月）

応募方法・詳細については、ホームページをご覧ください。
http://togaconcour.tumblr.com/