CoRich舞台芸術アワード!2018

「卒業式、実行」への投票一覧

1-9件 / 9件中

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投票者 もらったコメント
latticelattice(539)

1位に投票

「〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』」以来のアガリスク鑑賞。
文句なく面白い。外れても裏切られても小劇場通いを続けていて良かった。

一言でいうと、卒業式実行委員長に降りかかる数々のトラブルメーカーを巡るドタバタ喜劇である。ドタバタとはいっても、どついたり、転がったり、裸になったりするものではなく下ネタも一切ない。また奇妙奇天烈な人物もいないし、悪人も聖人もいない。普通から微妙に外れた人たちが予想のわずか上をクリアして行く、その匙加減が絶妙な正統派会議系コメディーである。

皆さん芸達者な中で、生徒会長の熊谷有芳さんと美術教師の中田顕史郎さんがとくにツボだった。

詳しい説明は他の方にお任せして、とりあえず1番ゲット。

てつてつ(148)

3位に投票

やはりアガリスクさんはおもしろい‼️脚本も出演者も。ただおもしろいから2時間ものめり込めるが、もう少しシンプルにした方がいいかもとは思った。でもどの公演も必ず楽しめる劇団ではありますね。

ふじたんふじたん(575)

2位に投票

美術の先生が、たいへん面白いキャラクターでした。最後に来て、ややまとまりがなくなって来たような感じもします。
『卒業式、実行』を,新宿サンモールスタジオで観た。

テーマは,国家とか,国旗とかなので設定からして工夫がいる。なぜかというと,治安維持法のあった戦時中でなく自由な戦後の,平和な日本とはいえ取り上げ方に多くの問題が起こってしまう。演劇のテーマが,あまりに政治色が強くなると,どこぞの政治団体の集会に参加しているかの錯覚が起こって,演劇そのものが楽しくなくなる。

といったことからであろうが,おそらく教職員組合を,生徒会に置き換え,さらに,本来なら,教育委員会によって,あまりに酷い結末があったかのようなシーンをどうしても回避したい。そのために,結論としては,一貫して反国家,反国旗,反君が代,となったであろう流れを,終盤でグダグダにして作品そのものを良くわからないものにした。

といったような,カモフラージュはあったので,十分には楽しめなかったが,演劇としてはハイレベルだった。口角泡を飛ばし,つばぜり合いをする。そのような議論また議論,さらに白熱する駆け引きは見事だった。中におもしろおかしく挿入されるコントとか,まぬけな教員たちの口からの出まかせ,などたいへん興味深かった。

『卒業式、実行』は,スゴイ」作品だ。幼馴染みで,秀才で高校教員になった人がいた。彼は,この作品のような世界で就職したばかりから闘争を繰り返して,人生がめちゃめちゃになっていった。彼に,この演劇がどう理解されるか心配である。もしかしたら,あまりに重い問題なので,彼は酷評するかもしれない。しかし,私はこんな演劇も好きだ。

naisen424naisen424(1356)

6位に投票

フライヤーの出来以上に面白かったです。

忍守シン(しのもり しん)忍守シン(しのもり しん)(713)

3位に投票

面白い。よくこれだけの本が書けるなと感嘆するしかない。作・演出の冨坂氏の頭の構造は一体どうなっているのだろう。重い題材を、こうも見事にコメディに昇華させる手腕は他の追随を許さない。
毎回、役者陣が良いのは言うに及ばず、今回は主役・榎並さんの輝きぶりは半端ない。

mistamista(675)

9位に投票

ジャンルとしては完璧に「ショー・マスト・ゴー・オン」モノであり、王道のシチュエーションコメディなのだが
今や出がらしにもなりかけているこのジャンルを見事にリユースしてリバースしている作品
登場人物のキャラクターがくっきりはっきりとしているので、それぞれがぶつかることがしっかりコメディとして機能している
特に中心人物である榎並さんと生徒会長役の熊谷さんの二人が素晴らしく
榎並さんは状況に翻弄されつつもきちんと主体のある主人公としての存在感が抜群。(物語の印象というのは主役にかかる部分が大きいと思うが、印象を残す主役感)
熊谷さんは完全に振り切ったキャラクターとなっていることでそこに関わる全てが面白くなる存在を熱演。しかもそれだけじゃなく終盤にかけてはしっかりとした物語を持つキャラクターともなっている
その他の登場人物もそれぞれに鉄板のネタを持っており(淺越さんや中田さん前田友里子さんなどは振ったら全部ホームランのような面白さ)、これだけの登場人物をしっかり使い切っていること自体の凄さ!
これだけ完成度が高くて笑えて面白いコメディは他ではなかなか観られない

ChevronChevron(571)

4位に投票

ついに卒業式実行を観てきました
やはり大阪の舞台とは質が違うなって印象
決してどちらかが劣っているとかいう意味合いではない、ほんとこの雰囲気、笑いの質は感動ものの面白さ
アガリスクエンターテイメント の素敵さと緻密さを堪能できる作品
明日で千秋楽、期待は裏切られないはず

まだらまだら(562)

1位に投票

めちゃめちゃ笑いました。
「考えてみよう」がツボでした。

りぶらりうすりぶらりうす(163)

6位に投票

壱劇屋さんとのコラボ以来、チャンスをねらっていたのが、今回ようやく観劇できました。本業で毎年卒業式に参加してるので、ドストライクな演目。式次第の配布から配慮が行き届いて、キャストさんの表情とか表現も豊富で、二時間あっという間でした。
美術部の先生のもったいぶって結局解決しないところとか、ああいう人いるよねと頷いてたら周りは爆笑してたので、これは奇妙なことなのだと気が付いて、ハッとした次第(実際も笑い飛ばせたら楽ですが…)。まあその後は遠慮なく笑ってましたけど。

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