空焚き 公演情報
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公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

空焚き

劇団カツコ(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
 作・演出の関野翔太を中心に活動する劇団。2014年7月、北池袋新生館シアターにて『ファッキューウィズミー!!』で旗揚げ以来、性と死を扱う作品を創作している。
 劇団カツコは、『ハッピーエンドにも対価がある!』をモットーに、「家族」や「友人」、「恋人」の中に生まれる『生きるための妥協』に敬意と悪意を込めながら、苦虫を噛んだようなハッピーエンドを掘り出す劇団。
 2015年秋より定期的に「演劇、演技をしたことのない人」から演劇界で活躍するプロの俳優までを集め、『演劇とは何か。』『演技とは何か。』を遊びながら実験、考察を繰り返すワークショップを行っている。
 2017年より座付き制作が入団し、今後さらに精力的な活動が期待出来る。
応募公演への意気込み
 今作は、近代演劇の父と呼ばれるヘンリク・イプセンの『人形の家』を現代日本版に大幅アレンジを施し、男性性と女性性を今一度論考しようという試みである。
 19世紀後半、『人形の家』は当時の女性性、また男性性のあり方に一石を投じた作品であった。そして、現代、日本における女性の社会進出は、(まだまだ足りないとはいえ)ある程度の成果を果たしたと言える。
 しかし、そうした女性の社会進出が進む一方で、『専業主婦になりたい。』という家父長制に回帰しようとする女性は未だに根強い。この一見アンビバレントに見える女性たちの欲求と男性たちとの齟齬からくる不和を見直すために、今一度『人形の家』から現代日本を覗き込もうという企画である。
 今作では『人形の家』の主人公である妻ノーラが、死刑囚木嶋佳苗ほどの知性とバイタリティを持ち合わせながら大人しく家に居座っていたら…という仮定の元、悪女版『人形の家』へ大幅なアレンジを施し、既存の男性性と女性性のあり方に一石を投じたいと考えている。
将来のビジョン
 私は何故、演劇をしているのかわかりません。利益を追求したいなら、同じ芸術でも映画や音楽、漫画といった他ジャンルのほうが—例えば「君の名は。」が大ヒットをしたような—金銭的な拡張があるのではないかと考えてしまいます。また、作品作りの労力でも他人と物作りをする過程はとても過酷で孤独な行為だと思います。金銭的な利益も保証できなく、険しい道をただひたすらに表現したい「何か」のために登り、それでも演劇に魅了されてしまうのは何故なのか。私にはそれがまだわかりません。
 ただ、演劇の独自性の一つにある生の身体はもしかしたらその「何故」につながるかもしれない。最近そう考えるようになりました。どうして私たちは感動し、そして人を感動させられるのか。生の身体の、受信機能と発信機能はいったいどこまで拡張しているのか、それはもしかしたら演劇に魅了される「何故」につながるのではないか。今はそれを頼りに私たちが魅了される演劇の「何故」を紐解いていきたいと考えています。

公演に携わっているメンバー(5)

もりりん
役者・俳優 脚本 演出 演出助手 ドラマターグ 映像 殺陣 舞台監督 制作 当日運営 Webサイト

関野翔太の未来に携わっているメンバーです。
なかまえ
役者・俳優

出演します。よろしくお願いします。
shotasekino
脚本 演出

主宰です。脚本と演出やります。
ナカノキョウコ
役者・俳優 モデル 脚本 演出 美術 映像

今から楽しみです!!!
類家アキヒコ
役者・俳優 ダンサー モデル ナレーター お笑い 演出 演出助手 ドラマターグ 映像 制作 当日運営 Webサイト

制作してます!!見に来てください!!!

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