最新の観てきた!クチコミ一覧

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DANCE REVUE ROMEO&JULIET

DANCE REVUE ROMEO&JULIET

OSK日本歌劇団

博品館劇場(東京都)

2016/12/02 (金) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

すっきりしたロミオ&ジュリエット
いろいろ省略されていて、すっきりしたロミオ&ジュリエットだった。
主演の二人は美しかった!

ネタバレBOX

ミュージカルですが、歌少なめでダンスが多めです。
遺体のダンスがすごいなと思いました。
来てけつかるべき新世界

来てけつかるべき新世界

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2016/09/16 (金) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

怖いのに面白い
ディストピアのうすら寒く実は恐ろしい世界を描いているはずなのに、めちゃく
ちゃ面白くて笑ってしまう。
観ている間ずっとアンビバレントな感情でした。

ネタバレBOX

その謎は、アフタートークでの作演出の上田さんの「じゃりン子チエ&ブレードランナー」で氷解しました。
関西おっさんパワーはディストピアも凌駕するのかと感心しました。
Run for Your Wife

Run for Your Wife

ラフィングライブ

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

爆笑につぐ爆笑が起きていました
あれ?前回も同様の重婚ものじゃなかったでしたっけ?
重婚してる男と友人、妻2人と巻き込まれていく色々な人物達が
その場面場面で色々な嘘設定で表現され、
それが面白おかしく広がっていくさまをうまく、
わかりやすく表現していると思いました。

ただ、隣の人の体臭+デオドラントスプレーかなにかの
臭いがすごすぎて、せっかくの周りの爆笑の渦に
なかなか自分が入り込めなかったのが残念です。

もう1度観に行くので、次回こそは舞台上のみ、物語のみに集中し、
自分も腹を抱えて笑いたいなあ( ´ー`)

ジャパコン

ジャパコン

劇団チャリT企画

座・高円寺1(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ジャパコン
すぐに感情移入してしまう私は、民泊経営者夫婦がピンチになる度に「言えよ!言わなくちゃ!!」とじれったい思いにかられていました。めんどくさいけどどこか温かい、家族とか親戚とか。我が家でこんな会話になったらどうしよう。でも、本当はちゃんと考えなくちゃ行けないんだよね。とは思いつつ、大笑いしてしまいました。多くの人に気楽に笑いに行ってほしい舞台です。

ネタバレBOX

最後の、傘が壊れたり駅が封鎖されたり街から人がいなくなったりと言うのは近くの国で何かあって恐ろしいものが日本にも降って来たのでしょうか?そう言うことはすぐネットに反映される気もするのですが、機密事項になって封印されたのか?
かがとび

かがとび

STAR☆JACKS

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2016/12/02 (金) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★

熱い火消し達☆★
初めて拝見するSTAR☆JACKSはとても熱い男達のドラマでした♪クライマックスは映画【アルマゲドン】を観てるような世界観で胸が熱くなりました♪炎を女優が舞って表現したり、ダンスがあったりと【そとばこまち】を彷彿させる演出が見応え十分でした☆★

ダーウィンの城

ダーウィンの城

桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2016/11/20 (日) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

よかった
できれば、初演が観たかった。ガラケーの頃に初演の再編成。
リアルタイムで、観ておきたかった。
舞台が正方形の四角を三箇所斜めに設置されていて、センターはどこに座っても見えるけれど、並びの片方は、よく見えなかったのは、残念。
話が進むにつれて、謎が明るみになっていくのだが、最後までわからなかったのは、誰がデータを送り付けたのか?単純に考えると、おとなしそうな夫か、自分じゃないっと言い張る妻の嘘か

安全って、なんだろう
そんな事を考えながら長い帰り道帰りました。

「みどりのおばさん現る メランコリー白書」 「マイセブン」

「みどりのおばさん現る メランコリー白書」 「マイセブン」

グワィニャオン

萬劇場(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

「みどりのおばさん現る」観劇
交通事故から子供を守るのが
みどりのおばさんの仕事です

で過剰な対応をしたみどりのおばさんが
任意で事情聴取されていく形で物語が進行していきます

なかなかに琴線に触れるなぁと感じた1時間40分の話に
アフタートークが30分ほど付いたお得な公演でありました(^^)

嫌ですねぇ交通事故
飲酒運転とか余所見とか居眠りとか・・・
以前にも書き込んだ記憶ありますが
子供向けのジブリ映画のくせに
「崖の上のポニョ」では運転中に食事とるために
余所見運転するシーンがありますが
上演前に交通協会から不適切なシーンがありますとか
注意文付けないのかなぁと思っています・・・・
→そういう食べ物摂取原因での運転手の車の運転のせいで
病院送りにさせられた自分自身の記憶が蘇り
嫌な気分になるんですよ あのシーン・・・・(-_-;)
(バイクは全損・・・)(とりあえず後遺症も無く生還できてよかったけどね)

ネタバレBOX

子供を交通事故で亡くしたお母さんが
中学時代の同級生たちと学童擁護員=みどりのおばさんをやっていて
再び子供たちを巻き込む自動車事故が・・・という顛末を笑いを交えつつ
軽く深くに描けていた話でした

舞台セットは昭和レトロな街中で
電信柱にゲイラカイトが引っかかってたりとか芸が細かい(^^;)
右奥ではミニチュアセットが出来てて
八王子の母とエビ怪人のバトルが見れたりしました♪

ワザトマンとか細かいギャグは受けた

アフタートークでは総勢10名以上のメンバー出演での
15周年を掲げて劇団を振り返るというトークが繰り広げられました
途中に客席からの旧メンバー飛び込みとかもあって楽しめた♪
主催さんの筆が遅いと暴露もあり(本人の自虐風)
開演初日で作品台本完成とかいう話は
なかなかにハードでしたね~
(アニメ「マリンエキスプレス」でも台詞の吹込みが
放映中に完成する台本からとかいう話とか思い出したデス)
ちなみに初演ではノロウイルスに罹患したメンバー用に
ビオフェルミンと正露丸が常備してあって
WCが賑わってたとか・・・・(-_-;)
主宰の左ひざの故障の原因とか暴露話がホントに笑ってしまいました
償い

償い

teamキーチェーン

d-倉庫(東京都)

2016/12/01 (木) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★

償い?復讐?
まず驚いたのは舞台装置があのパンフレットの写真からは想像もできないセットでした。これをどうやって使いこなすのかと興味津々で観ました。とても面白く使っていました。償いよりも復讐の方がぴったりするのではと思いました。これでおしまいなのかと最後は尻切れトンボの感じがしました。

ジャパコン

ジャパコン

劇団チャリT企画

座・高円寺1(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

考えてしまう事、考えるべき事
面倒な親戚づきあい、自分の知らない子供の姿・思考。切実に考えてしまいました。言いたいけど、言えない。迷惑だと思っていても、それを口に出す事も出来ない。実に“有り”です。また、見えているようで見えていない子供の考えや行動、これも母には切実に思うところ“有り”です。とても近い部分に複雑な、そして同調する想いがありました。そして憲法、これは本当に考えるべきことなのでしょう。何が良くて何が悪いのか、答えの出ない話なのかもしれないけれど、考えるべきことなのだと、曖昧に考えていた自分にぶつけられたように感じました。ぜひ多くの人に考えて欲しい舞台だと思います。・・・・・と言っても決して重い話ではないです!テンポ良く、親子喧嘩のシーンもなかなか迫力で楽しい舞台でもあります。

大悪党

大悪党

モリンチュ

PRiME THEATER(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちょっと怖い1000年後の日本
登場人物全員のファッションやメイクがカッコイイ。
どんでん返しが何度もあるストーリーはもっとイカしてる。
中野新橋の小さな会場は本当に「地下サロン」と化し、小規模ながら濃密な雰囲気でステージを堪能。

政治家の裏の顔というよりは、もっと壮大かつ怖いテーマだったので、戦慄を覚えました。

ネタバレBOX

人間対ヒューマノイドの戦いで、今回はかろうじて人間が勝ったが、今後はどうだろう?
最後のシーンはいつの日か人間を支配するようになるヒューマノイドの新たなアダムとイヴの誕生か!?
映画『猿の惑星』シリーズを思い出した。
「みどりのおばさん現る メランコリー白書」 「マイセブン」

「みどりのおばさん現る メランコリー白書」 「マイセブン」

グワィニャオン

萬劇場(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

みどりのおばさん現る メランコリー白書
を観劇。初見の劇団だが、声優さんが出演するからだろうか、客層がいつもの小劇場の雰囲気となんか違う。これは失敗したかなと思いきや、劇場の中へ。
劇団の案内の人がとても親切で丁寧で時間もそれほど過ぎずに開演して一安心。
前半は笑いとダンス、歌もありグイグイと惹き込まれていくのだが、後半はガラッと変わり辛くて泣きそうに・・・・
少々台詞の閊えが気になったが、あっという間の1時間40分でした。
話の持っていきかたが上手いなぁと感心し、なぜ今までこの劇団を見なかったのかと後悔をしつつ、リンクしているもう一つの「マイセブン」を見たかったのだがすでに完売。再演に期待してます。

ヘンリー四世 第一部 ‐混沌‐・第二部 ‐戴冠‐

ヘンリー四世 第一部 ‐混沌‐・第二部 ‐戴冠‐

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2016/11/26 (土) ~ 2016/12/22 (木)公演終了

満足度★★★

第一部観劇
開幕前に、父と同期の劇評家の方が、相変わらず、お元気で、立ち話に花が咲きました。

もう80代の方なのに、昼夜通しで、ご観劇とのこと。

私は、とても体がもたないと、取り合えず、今回は、一部のみの観劇。

期待が大きかったのですが、以前拝見した、蜷川演出の、松坂桃李さんがハル王子を演じた舞台の印象が、あまりにも鮮烈だったせいか、少し、期待外れの感もありました。

何だか、音楽が流れる度に、これ新感線だっけ?の思いが…。

佐藤さんのフォールスタッフ、愛嬌がありました。ダグラス伯役の鍛治さん、圧巻でした。
以前、息子が共演させて頂いたことがある、小長谷さんのご活躍も嬉しく思いました。

ネタバレBOX

何となくの印象ですが、キャストの皆さん、大半の方が、自分の色を払拭していない雰囲気でした。

特に、浦井さん、wowowのコメディ番組と同じ色でした。

鵜山さんの演出が、そういう意向なら致し方ないのですが、やはり、私は、こういう作品では、演じ手の素を忘れさせる演技を期待してしまいます。

ストーリーは、知っているので、観やすかったのですが、ハル王子とフォールスタッフの関係性が、蜷川演出舞台の方が濃密だったので、2部での変化が出にくいのではと気になりました。

とにかく、後日、2部を観たら、また改めて、そのことは考察してみたいと思います。
自己紹介読本

自己紹介読本

城山羊の会

小劇場B1(東京都)

2016/12/01 (木) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

波紋の広がり
そこまで行ってしまうとは、あまりのバカバカしさに笑いました。

ネタバレBOX

市役所に勤める男性が、公園の隅の噴水脇にある四分の一状円形コンクリートに座って友人と待ち合わせをしている女性に唐突に自己紹介したことから始まった不条理的条理劇。

知らない人にいきなり自己紹介するという非常識さが、ある程度常識的で少し口が軽い程度にネジの緩んだ人々に影響を与えていき、それぞれの表の顔と裏の顔が次第に明らかになっていき面白かったです。

シアターコクーンでの『アルカディア』を見て以来の初音映莉子さん、久し振りに間近で見られて嬉しかったです。
現在地

現在地

キュイ

アトリエ春風舎(東京都)

2016/12/01 (木) ~ 2016/12/05 (月)公演終了

無題1975(16-265)
19:30の回(曇)。

19:00受付(整理番号付)、19:10開場(3番ずつ)、入口で靴の汚れを落とす。

横長の対面(2列)、床には白いリノリウムシートでしょうか、役者が「客席」に座って戯曲を読んでいる。つぶやき、ささやき、いきづかい...隣の方ですら集中しないとよく聞き取れない。カラダが弛緩しているような風情の男が彷徨している。

19:32前説(アナウンス)~20:55終演、~21:25トーク終了。

調べると「キメラガール アンセム/120日間将棋(2012/11@BASE」で綾門さんが演出助手、中田さん出演。

Cui?は「きれいごと、なきごと、ねごと、(2014/5@眼科画廊)」が初めてで、すでに、新田佑梨さんが出演。今回無隣館の役者さんが多く、イベントの「幕が上がるよ(2016/9@ここ)」は意外と面白かった。

受付に行くと、谷さんがいらして、つい先日(11/27&28)「シュガドノッカペラテ(@成城学園前)」でも制作だった杉浦一基さんも。こりっちで公演概要などをよく見ずに来たので「!」な感じ。

余談ついでに...ヌトミック「シュガドノッカペラテ」を観た帰り道、小田尚稔さんとご一緒だったので少しお話し。当パンを見ると小田さんの次回作、坂倉奈津子さん出演、杉浦一基さん制作...。

大竹さん、鶴田さん、新田さん、中田さんはよく観ていて、坂倉花奈さんは、DE PAY'S MAN 「100まで」(2016/3@アサヒ・アートスクエア)。西村由花さんは「コロラド(2015/3@眼科画廊)」「柿喰う客フェスティバル2016 『露出狂』(2016/6@王子)」を。

ネタバレBOX

チェルフィッチュは観たことがないので帰りの電車で「現在地」を検索、たいていは長文の劇評をすっ飛ばしながら読んでみても実際に公演を体験していないのでその入り組んだ(好評な)論評が身に沁みてこないので諦める。

3.11には個々人の体験と記憶があるだろうし、本公演でなんとなく掴めそうな気がした「お話し(話題/語られていること)」に対してきっと接点がなかったのだろうと思う。3.11を扱った作品は何作か観ていますが、ここまで遠いものを感じることはなく、「大きく変わってしまった日本の社会状況」は3.11だけではないだろうし、個人でみれば無数に「あった/今もある」ことではないかと思いながら。

果たしてここにSF的意匠があるのだろうか?

対面式の客席でよかったのだろうか、横長(の端)はかなり観にくい。4面囲ってその中で演じる、円形にしてみるとか。客席の後ろを役者が歩くという演出も過去に経験しているので個人的には心理的な効果はなかった。それよりも発光したような白い床面をふてぶてしく歩き、周囲を睥睨する「男」のほうが圧迫感があった。
サバイバーズ・ギルト&シェイム

サバイバーズ・ギルト&シェイム

サードステージ

紀伊國屋ホール(東京都)

2016/11/11 (金) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★

大高さんの芝居に味
鴻上さんらしいメッセージ性に満ちた悲喜劇でした。
映像の使い方に感心。

位置について

位置について

かわいいコンビニ店員 飯田さん

シアターノルン(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

花四つ星
 私設保育園の現状は、中々に厳しい。安い給料、長い労働時間、他人の乳幼児を預かる責任、先生という職業について回る聖職という縛り、様々な悪条件からくるストレスを子供たちに向ける訳にはゆかないことからくる悩み等々。(追記後送)

ネタバレBOX


 各自が様々な問題を抱えつつ、日々仕事に邁進する姿を描くが、各々の抱える介護、離婚後の親権問題、結婚、離職等々は、誰にもついて回る問題である。業界全体が決して利益率が高くないどころか、そのような話をすることさえはばかられる乳幼児教育というジャンルであり、その労働は、利害や機械的な対応では決して成立しない。何より良い保育士としての仕事をする条件に、自分自身が良い状態にないとできない、という現実がある。そうでなければ子供達の持っている感受性の強さに悪影響を及ぼすのは必定であるから。保育に関わる者皆がそのような思いでこの職に就き、一所懸命に仕事をしているからこそ、真摯な対立も起きる。
出張診療所

出張診療所

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

芝居の王道
時代劇「水戸黄門」は、印籠を見せて一見落着という定番でありながら、長寿番組になっていた。劇団芝居屋は、「現代の世話物」の創造を目指し「覗かれる人生芝居」というコンセプトの下に役者中心の表現を模索している。

本公演「出張診療所」は、僻地医療に焦点を当ているが、その物語はもう少し広範囲な問題提起をしており飽きさせない。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

舞台セットは、場面によって転換するが、中心は診療所待合室と外道のような所。診療所は診察室もあるが紗幕で遮られており、もっぱら待合室での展開である。

梗概は、町医者である父が病に倒れ、大学病院に勤務している娘・柴田光江(増田恵美サン)が、父の代理として僻地の出張診療所に務めることにした。 大学病院に帰りたいと願い、三ヶ月の期限を切る光江であったが、僻地医療の実態を目の前にして、その心境に変化が見られる。

公演では過疎化・高齢化に伴う世代交代、地域の活性化(資源開発)などの社会的な問題と、嫁姑、父と息子という人の関係とを描く。その「社会」と「個人」という問題を僻地医療という問題にうまく織り交ぜて内容を豊かにしている。
過疎化・高齢化は、その地域に医療施設が在るか否かは重要な問題。そのポイントをしっかり中心に据えている、その視点が人情話としても観せる。

この娘が医者を志したのは、映画「赤ひげ」(黒澤明 監督)の影響だという。江戸時代の貧しき人々の医療に当たった小石川養生所が舞台になっている。そこは市井の人々、そしてこの公演では僻地の人々という繋がりも見える。娘にとっての赤ひげは”父”であったという。

物語の演出は、娘自身の気持ちはボイスレコーダーを利用し吐露する、何ら芝居で説明することなく、素直な気持を語らせる。一方、人間関係の表現は伏線を巡らせじっくり観させるという違い見せる。そして3カ月期限、その更新という時(季節)の移り変わりは衣装や妊婦の姿として自然に分からせる。実に見事な演出。さらに人の生死を長老・磐田源蔵(増田再起サン)の病死と息子嫁・磐田美由紀(神崎あやかサン)の(孫)出産シーンをシンクロさせるという印象付けも良かった。

細かい演出だが、海まつり(地域情景)に出かける浴衣姿、柱時計の時刻音、花火の音など心に残る。この物語に登場する人々は、日本のどこかにいるであろう人の姿...その情感がしっかり伝わるような「覗かれる人生芝居」、その真骨頂を観た。全ての役者名を記していないが、とても素晴らしい演技でバランスも良かった。

次回公演を楽しみにしております。
15 Minutes Made Volume15

15 Minutes Made Volume15

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/11/26 (土) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

劇団の特長が...
この公演は15分という短い時間の中でどのように観せるか、劇団の特長が表れる企画である。この贅肉を削ぎ落としたような作業の結果、上演された全6作品はどれも面白かった。もちろん、各劇団とも長い(通常の上演時間)作品も制作できることは分かっている。この企画を通じて、各劇団の特長なりを感じることができれば...観に行こうとさせる、そんなCM的な意味合いが見て取れる。
(上演時間2時間 途中休憩10分)

ネタバレBOX

①「イングリッシュ・スクール」【劇団ヤリナゲ】
英語に囲まれた世界でもがき苦しむ私をコメディに...どうやら実話に近い。

②「天使なんかじゃないもんで」【Mrs.fictions】
廃墟のような場所へ来たヤクザ風の男、そこへシスターが現れ...実は偽者。

③「ともちゃんの、メモ」【mizhen】
大事なことは何でもメモする。その可愛らしい仕草だが...なかなか怖い。

④「卒業日和」【feblabo】
高校の卒業式、憧れの先生に告白しようとするが、何故か友人が見ている。

⑤「このまま」【トリコロールケーキ】
4人の男女が包丁を砥いでいる。時にそれが他の人に向く...シュールだ。

⑥「彼女が旅行に出た理由」【劇団競泳水着】
某宿で住込みで働きだした女性...そこへ女子高生とその母が現れ、ドタバタ。

全体的に平易で大人しい観せ方で、奇抜さは感じられなかった。その分丁寧に作り込んでいるという印象を持った。荒唐滑稽な芝居は、短い時間でオチをつけ収束させるのが難しいのだろうか。時間的制約の影響であれば、その演劇傾向は一定の方向を向いてしまうのだろうか。

次回公演を楽しみにしております。
メリーさんのクリスマス

メリーさんのクリスマス

劇団SHOW&GO FESTIVAL

下北沢 劇・小劇場(東京都)

2016/11/29 (火) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

笑えました
ノー天気に楽しめるドタバタ・コメディ。よくよく考えれば結構げっすい話なんですけどねー。テンポがよくて2時間があっと言う間。アドリブ・コーナーはちょっとトホホ・・・。

出張診療所

出張診療所

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
僻地医療の問題点をわかりやすく描きながら、人情群像劇としてもうならせるエンターテイメントに仕上がっています。実にキッチリと手堅い芝居です。

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