
これが戦争だ
合同会社EVIDENT PROMOTION
シアター711(東京都)
2025/04/09 (水) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
女流劇作家モスコヴィッチの本作は「紛争地域から生まれた演劇」リーディングで数年前取り上げられ(自分は未見)、今この時に観ておくべき演目か・・と、どうにか時間を作って観た。
2チームある内今見てみたい座組のAチームが観られた。
「これが戦争だ」と呼ぶに相応しい、戦場を舞台にした劇(正確には帰国した兵士の証言で構成)だが、具体的には2001年9・11後のタリバン政権を制圧にかかった米軍によるアフガン戦争を題材にしている。
とある部隊の4名が登場人物で、帰国後、ある作戦実行に携わった事の証言が聴き出されている。
他国の「体制」を否認し、介入した一方的な戦争である点でイラク戦争に通じ、そのように見ても違和感はないが、芝居の中でそうした「戦争の意義への疑問」が言語または態度で語られる事はない。むしろ国家の大義への信頼、忠誠、部下への責任感といった諸々を動員して「任務」へと自らを駆り立てている彼らが、厳しい現実に直面する。戦闘における仲間の死、自らの負傷もそうだが、作戦実行前夜の緊張ゆえの歪んだ行動、あるいは無防備に近づいて来る敵側の子どもに銃口を向ける自分、そうした場面に直面し、苦悩し、耐える、あるいは耐えきれず何らかの歪みが行動に出る。
本作の作者は自分の初名取事務所観劇であった「ベルリンの東」の作者であった。確か戦争犯罪(第二次大戦における)にまつわる戦後の話であったような。太い筆致の作家である。

目を向けて、背を向ける。
TOKYOハンバーグ
「劇」小劇場(東京都)
2025/04/06 (日) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「劇」小劇場の特徴(空間的な収まりに影響)が意識される観劇であったが、思い起こしてみれば数年前の名取事務所の果敢な作品もステージの扁平さにもどかしさを覚えたものだった。美的な好みで言えば表と闇との境界が明瞭でなくグラデーションであるのが良く、奥行の無い舞台ではそれが難しい・・まあそれだけの話ではあるが。
久々に大人数(適度な人数とも)で賑々しいハンバーグ芝居の舞台はお爺お婆の集う場所。独居の淋しい老後でない「最後の友達」と過ごす場所には一つ特殊な事情が秘められている。のだが、この特殊な事情は、描かれる日常風景の中に溶け込んでおり、ある意味で「理想の体現」が為されている、と見えている(それが平均的な見え方かどうかは分からないが)。その心は、中盤に一人の老人が若いスタッフに吐露する持論の中に凝縮され、静かに胸を打つ。そしてこれは現日本への静かなプロテストでもある。
キャラクターを生かした役人物たち(ご老人達)の競演が楽しい。

なんかの味
ムシラセ
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
安定のムシラセでした。
物語が進むにつれて明らかになる事実。そして最後に待ち受ける大団円。いつもながらウェルメイドな舞台に大満足です。

タナトスの棲む町
藍星良Produce
Studio twl(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2025/04/11 (金) 19:00
価格4,000円
Lycoris観劇。凪役の阿部雪音さんの芝居が良かった

人を喰らって生きてきた。
Uzume
テアトルBONBON(東京都)
2025/04/09 (水) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/04/12 (土) 13:00
全体を通して暗いイメージが良かった。
とてもモヤモヤしたものが心に残る。

鎌塚氏、震えあがる
森崎事務所M&Oplays
世田谷パブリックシアター(東京都)
2025/03/30 (日) ~ 2025/04/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/04/12 (土) 18:00
藤井さんと天海さんのやり取りのシーンが良かった。
たくさん笑えたしエンタテイメントとして楽しかったです。

~喜楽に落語~ ハルカス寄席
近鉄アート館
SPACE9(大阪府)
2025/04/01 (火) ~ 2025/04/29 (火)公演終了

そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
お芝居が面白かったのはモチロン、終始アットホームな雰囲気でファンクラブイベントのような空気感に会場全体が包まれてたのがとても心地良かった🎵大きな劇場で公演する劇団が身近に感じれるカフェにて大阪凱旋公演してくれるってのがめちゃめちゃ嬉しいですね🎶この公演は新人お披露目公演でもあったんやけど福澤音羽さんの藤田ニコルちゃんぽい雰囲気がとても可愛いかったし「なんてこったパンナコッタ」のシーンには爆笑しました🤣美津乃あわさん&袋小路林檎さんのコンビはどのシーンもオモロ過ぎて今年のM-1出て欲しいくらいのオモローコンビでした🤗
あとカーテンコールでの「本日は誠にイッテラッシャイ‼️」というお客様のそれぞれの観劇後の行動に贈ってくれる挨拶にもグッと来るものがありとっても清々しい気持ちで会場を後にする事が出来ました🎵
ありがとうございました🙇
イッテキマス👍✋

ダウトー疑いをめぐる寓話
兵庫県立ピッコロ劇団
ピッコロシアター 中ホール(兵庫県)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了

鬱憤
UTUPUriN
近畿大学 Eキャンパス D館 3階(大阪府)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/12 (土)公演終了

旅するワーニャおじさん
パンケーキの会
下北沢駅前劇場(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/16 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回の二本立て公演は、是非二本とも観ることをお勧めする。両方観ると全体の趣旨が良く理解できるからである。「ワーニャおじさん」ではチェーホフ原作の翻案と素直に理解できる作りと演出だが、「寂しい人、苦しい人、悲しい人」では作風が全く異なるからだ。この企画自体が抜群であり、演出も各々の作品を深く理解し活かした演出で素晴らしい。追記2025.4.13 14時

鎌塚氏、震えあがる
森崎事務所M&Oplays
世田谷パブリックシアター(東京都)
2025/03/30 (日) ~ 2025/04/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/04/12 (土)
観てきました☆ このシリーズは何作か観てますが、今回も良かったです☆ こんなに誰が観ても楽しめる舞台はなかなかないと思います☆

六道追分(ろくどうおいわけ)~第一期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/04/05 (土) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

なんかの味
ムシラセ
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了

龍と虎狼ーepisode SOUJI-
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/05/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
プロローグ的な話で
食べ足りない感じの
95分の作品であるが
小劇場内での殺陣は
なかなかでしたが
上手い下手が結構
分かれてたかなぁとも
2.5次元だなァとも

旅するワーニャおじさん
パンケーキの会
下北沢駅前劇場(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/16 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
韓国のユン・ソンホの“現代韓国版ワーニャ伯父さん”だという『寂しい人・苦しい人・悲しい人』。人物の配置や展開などに「ワーニャ伯父さん」を感じさせるが、何だか90年代半ばの台湾映画を観ているような印象の舞台。約130分。

旅するワーニャおじさん
パンケーキの会
下北沢駅前劇場(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/16 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
『寂しい人、苦しい人、悲しい人』
凄く脚本は好きなテイスト、作家(ユン・ソンホ氏)は映画として書いたんだろう。やりたいこと、伝えたいことはよく判る。だが演劇となるとまた少し改変が必要。そもそもの媒体の仕組みの違い。テーマは「大人のモラトリアム」。自己決定を遅らせて時間稼ぎをしたところで同じこと。痛みは同じだけついて回る。
天井に吊るされた二本の蛍光灯が意味ありげに点滅を繰り返す演出。やしゃごの『きゃんと、すたんどみー、なう。』でも使っていた手法。基本、酒飲んでグダる描写が続くので真面目に仕事に励む虚しさも欲しい。ソジュ(韓国焼酎)の緑の小瓶で人気のチャミスル、ピーチ味。やたら皆飲む。中身は水だとしてもかなりの量になる。
舞台は現代の韓国、2018年ソウル。硬派な言論が売りの雑誌『時代批評』、売り上げがヤバく梃入れで新編集長(西本泰輔氏)が赴任。この雑誌に人生を捧げているチーム長〈デスク〉(平吹敦史氏)は不満気。編集長はグラフィックデザイナーの美女(金聖香 〈キム・ソンヒャン〉さん)を秘書のように帯同させている。チーム長の古くからの友人、大学院で哲学を学ぶ研究員(荒井志郎氏)がいつものように顔を出す。
自分的には『ワーニャ伯父さん』風味はゼロ。言われなきゃ気付かないだろう。
ワーニャ(捨て鉢の主人公) チーム長(平吹敦史氏)
アーストロフ(医師) 先生(荒井志郎氏)
ソーニャ(医師に恋する) 編集者(西村由花さん)
セレブリャーコフ(大学教授) 編集長(西本泰輔氏)
エレーナ(後妻) デザイナー(金聖香 〈キム・ソンヒャン〉さん)
経理の佐乃美千子さんは髪型を変えただけでガラッと印象が変わる。美人は得だな。舌っ足らずの甘い声は声優向き。
金聖香 (キム・ソンヒャン)さんがえらく美しい。藤村志保の生き写し、目を奪われる。
西村由花さんは初代タイガーマスク(佐山タイガー)のイラスト・トレーナーを愛用。
平吹敦史氏の靴下が破れていたのは狙いか。
西本泰輔氏の吹くシャポン玉。
荒井志郎氏がトニー・レオン顔なので、ウォン・カーウァイの『花様年華』や『2046』の雰囲気。(大好きな映画だったが全くと言っていい程内容は覚えていない)。
荒井志郎氏、平吹敦史氏、佐乃美千子さん、金聖香さん4人でクラブのようなBARのような店で飲む場面、店内に掛かっているフュージョン曲が良かった。
ゆっくりと滅んでいく時代の中で取り残されたような気持ちになる者達。チャールズ・ダーウィンは「最も時代の変化に敏感なものだけが生き残る」と記した。生き残れないと知った連中がふと失くしてしまったもののことを思い返すような日暮れ時。
是非観に行って頂きたい。

そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
東京公演以来の観劇です。更にパワーアップした印象でした。舞台人の悲喜交々を全体の流れと各々のショートエピソードを繋いでいく形、舞台人の悩み、嫉み、喜びをパワフルにコミカルに表現した怒涛の約90分、役者さんたちの弾ける笑顔にたくさん元気を貰いました。確か各々のエピソードは実体験が元になってるいると聞いたので、キャストさんに重ね合わせてより没入できました。

そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
演劇人あるあるがリアルに描かれていて、これドキュメンタリーではと思える箇所が数々ですが、万人に当てはまるポジティブな言葉も沢山聴け、弾ける皆さんの姿に元気もらえ、ハッピーになれる舞台でした😀
昼夜観ましたが、微妙に面白さが変化し、何回観ても楽しめます🥳こぼれ話も3種類が回替わりで楽しみ😀
あと3回観に行きます🤗

大串枠子の日常
ふくふくや
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/20 (日)公演終了