
この熱き私の激情
パルコ・プロデュース
天王洲 銀河劇場(東京都)
2017/11/04 (土) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
満足度★★
松雪泰子さんを観に天王洲アイルまで行ってきました。チラシを読むと何か奇妙なことが行われるようで地雷臭が漂いますが冒険してみました。
縦横高さそれぞれ2メートルほどの部屋が一階二階にそれぞれ5室あります。そのうち7つの部屋に一人ずつ女優さんがいらして、交代しながらネリー・アルカンの著作の一部を断片的に語りつつ、ある程度の演技を行います。各部屋は異なった心の状態を表しているようで内装がまるで違います。
単調な音楽をバックにマイクを通したフィルターのかかった声、これはまるで何かの秘密の儀式です。不思議なのは、私だけでしょうが、言葉を聴いて覚えようとしても次の瞬間にはもうすっかり忘れていることです。
唯一得たものは、不思議な舞台を観た経験というか免疫です。もっと小さい劇場で地声でやっていただければ私の心にも少しは届いたのではないかと思います。
チラシに嘘はないし、目的の松雪さんも見られたので星は2つです。ネリー・アルカンという人に興味を持っていてすでに本も読んでいるという人や、変わった舞台が好物という人のためのものでしょう。
会場の銀河劇場は横に広がりすぎの感じがします。座席はほんのちょっと狭いですが前後の間隔は適切です。困ったのは客席入口までの螺旋状の階段です。段数も多く、直線状でもつらいのに曲がって行くのですから、年寄りには苦しいものでした。

11月アトリエ試演会
ラビット番長
演劇制作体V-NETアトリエ【柴崎道場】(東京都)
2017/11/23 (木) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
え!これで試演会?もったいないくらいでした。新しいシリーズと言うことで布石があちこちにあったようで(あれとかこれかな・・・?)再来年(らしいです)が楽しみです。

蒲田行進曲
“STRAYDOG”
明石スタジオ(東京都)
2017/11/22 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

鏡の向こうのヘンリー八世
東京シェイクスピア・カンパニー
小劇場 楽園(東京都)
2017/11/22 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★
普通に面白く楽しめました。
原作にないチェスが大きくフィーチャされています。こんな立派な駒をどこから借りてきたのだろう、落としたりしなければ良いがと余計な心配をしました。
元々、シェークスピアの描くヘンリー8世は印象希薄で「ウルジー対キャサリン」という色合いが強いのですがこちらでは、そこにより重みをおいています。エンディングは、共に失脚した二人がチェスをしながら昔を懐かしみ、お前も悪よのう的な含みを持たせて終わります。原作ではウルジーが亡くなったことをキャサリンが聞いて「はてしない貪欲の人だった…」と回想するだけですし、エンディングはアンに女児エリザベスが生まれるところです。
途中で二人組の悪魔が現れて場の説明をしたり、ウルジーの悪行の発覚が実は彼らの仕業であるというシェークスピアもびっくりの暴露があったりして中々楽しめます。
役者さんはみなさん達者でストーリーは素直に頭に入ります。また、予算の関係もあるのでしょうが変にビジュアルに凝ることもなく安心して観ていられます。原作に思い入れのない私には4つ星の優秀作ですが、原作をいじくりまわしたところに反感を持つ人がいることも容易に想像できます。
演劇鑑賞初心者の私としては原作に忠実なシェークスピアを観たいのですがあまりないようですね。もっともこの「ヘンリー8世」は原作が面白くないので優先順位は下の方ですが。

蒲田行進曲
“STRAYDOG”
明石スタジオ(東京都)
2017/11/22 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★
ストレイドッグはいつもキッツキツの座席作りますな。
誰か那須野さんに合うファニーでコケティッシュでスタイリッシュな役を書いてくれまへんか。

グランパと赤い塔
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2017/11/18 (土) ~ 2017/11/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
135分とやや長尺ながら、それを感じさせない。特に終盤のある一日、あれを描く為にもこの時間は必要だったように感じる。何ら事件らしきものも起きず、ただ日常の風景が綴られるこの舞台。上っ面の「刺激」的事象や演出などなくとも、私には充分刺激的だった。

生きたふり大作戦
劇団fffff
RAFT(東京都)
2017/11/23 (木) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
暗いトーンの話なのに、なぜか笑えて、なぜか最後は心が温まってしまう。そんな作品でした。
久々の小劇場観劇でしたが、役者さんの息遣いまで聞こえるような臨場感は、やっぱり小劇場ならではですね。
席数少ないので、ご予約はお早めに!

グランパと赤い塔
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2017/11/18 (土) ~ 2017/11/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
せつなくて、きゅんときて、静かなお話の中に熱い想いを感じる、すてきなお話でした。演者もすばらしかった。次回も期待してます。

「15」
雀組ホエールズ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2017/11/15 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

サランドラ
ミュージカルグループMono-Musica
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/11/23 (木) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/11/23 (木) 18:00
ミュージカルを身近にみたいならお勧めです。役者も全員安定感があり、ストーリーにのめり込むができました。ぜひ、観て欲しい作品です。

義風堂々!!
エイベックス・エンタテインメント
【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)
2017/11/17 (金) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/11/21 (火) 19:00
かぶき者戦国武将のかっちょいい美学を見せつけてくれました。悪役の方もイケメン。

グランパと赤い塔
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2017/11/18 (土) ~ 2017/11/27 (月)公演終了
満足度★★★★
一家に家長がいたなあ。そして赤い塔も大きな大黒柱だった。台詞がぎっしりだったので、もっと間があるとそこに深い味わいが出たと思う。

11月歌舞伎公演「坂崎出羽守(さかざきでわのかみ)」「沓掛時次郎(くつかけときじろう)」
国立劇場
国立劇場 大劇場(東京都)
2017/11/03 (金) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★
梅玊の沓掛時次郎が目当てだった私ですが、松緑の坂崎出羽守がけっこう良くっていつもはやや苦手な役者なだけに私にとっては大発見でした。
梅玊の沓掛時次郎は初役のようですが、とっても良かった〜。やっぱり大好きな役者さんですわ。❤

「15」
雀組ホエールズ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2017/11/15 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/11/22 (水) 14:00
とても面白かったです。ストーリーは有り得ないと思う部分もありましたが、それ故に、夢や希望があるように感じました。沢山の笑いの中に、人の優しさを感じ涙が出そうでした。15人それぞれのキャラも良く、役者さん達は、そのキャラを熱演し素敵でした。観た後は「有り得ないよなぁ」と思いつつも「いや、有り得るかもしれないもんなぁ」等と思ったりして、楽しく優しい気持ちになりました。大満足の舞台でした!

くじらと見た夢
燐光群
座・高円寺1(東京都)
2017/11/17 (金) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★
前作をスルーしただけだが燐光群随分久々な印象。「くじらの墓標」再演から一年経たない今回、坂手氏のくじらモノの集大成という。それぞれ舞台となる土地、国そしてテーマも異なる過去三作が、作者によればバラバラだったそれらが今つながった、と書かれてある。「くじら」で繋がってるじゃん。と思うがさにあらず。繋ぐべき多くを繋ぎ現在劇たらしめた坂手氏に最後は脱帽する。

昭和芸能舎版 パッチギ!~東京1968~
昭和芸能舎
赤坂RED/THEATER(東京都)
2017/11/21 (火) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
大変良く出来た作品でした。第二次大戦後の原爆被害者、安保問題、そして一番中心に在日朝鮮人の差別などの問題を材料として展開した作品でした。重くなりそうなところをコメディも適時に入れ、在日朝鮮人役の女性の舞いも綺麗でとても楽しめました。主役の一人の「しるさ」さんは在日コリアン三世だそうですが、より役に深みを増す要素になっていたのかもしれませんね。

グランパと赤い塔
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2017/11/18 (土) ~ 2017/11/27 (月)公演終了
満足度★★★
作品はあらゆる面で隙がなく一級品ではあるが、一つの物語としてみると私にはあまり魅力的には感じられなかったというのが正直なところです。

RUIKON
アロック・DD・C
アロック新宿アトリエ(東京都)
2017/11/20 (月) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★
ダンスだけで物語を紡ぐというコンセプトの下、その難解さを少なくするためチラシはもちろん、上演前の舞台上の衝立にも古書風に見せた説明(あらすじ)書きがある。
その説明により筋立ては理解しやすく丁寧な感じがする。一方、観客はその筋立てにダンス表現を当てはめることになり、物語のイメージがある程度誘導されるのではないか。観客一人ひとりが持つイメージを狭め、心象の自由度が少なくなったように思えたのが残念。
ダンス、それによって表現される物語はしっかり寓意を含み、タイトル通り宗教色の濃い作品になっていた。
(上演時間2時間 途中休憩10分含む)

「15」
雀組ホエールズ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2017/11/15 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

『青いポスト』/『崩れる』
アマヤドリ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/11/04 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
「崩れる」アマヤドリさんの舞台は数えるほどしか見ていませんが、まさかの崩れ具合でした。地球とか宇宙とかが崩れる、滅ぶ?くらいの話かと思っていたものですから。でもこれはこれで痛面白かったです。