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~ 上海ラプソディ ~ ミステリアス・ミス・マヌエラ

~ 上海ラプソディ ~ ミステリアス・ミス・マヌエラ

サンハロンシアター

テアトルBONBON(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

戦前の上海で活躍した舞姫の半生を、編集者・近江真亜子の取材する視点から描いた物語。現在と過去を行き来して、人間的な魅力(個人)と時代背景(社会)を交え重層的な展開として観せる。

ネタバレBOX

セットは中央に両開扉、上手・下手側の壁に色々な張り紙、部屋番号・食堂・リネン室等の表示から或る施設であることは直ぐに分かる。下手側に古いオルガンが置かれおり、ラストに響く音色は美しく優しい。セットは大戦前後の時代変遷、日本と上海という地の違い、舞(歌)姫としての全盛期と特別養護老人ホームでの晩年の暮らし等の対比を表現するため移動・変形をさせ、観客が理解しやすいような工夫をしている。
デジャブのような、意識が意識を飲み込むような描き。演出はオルガン演奏という音楽効果、照明はラストに雪を降らせる、星の輝きかツリー(豆電球)の点滅という印象付けを行う。

梗概…1939年12月、上海のジェスフィールド公園近くの歓楽街、愚園路に軒を並べるナイトクラブの一つ、「アリゾナ」で踊っていたマヌエラは1月まで踊る契約をしていた。クリスマスイブの夜、最後のショーを終えて休んでいるとボーイから客が呼んでいると言われる。ミス・マヌエラ(YOSHIEサン)は断ったが、ボーイは「行った方がいい」と言う。彼女は客の名前を聞いて驚く。上海で一流の客を集めるナイトクラブ、「ファーレンス」の社長だった。テーブルに着き会話をした後、ジョー・ファーレンが、「一曲だけ踊ってくれないか」と言う。これはオーディションだった。彼女は疲れていたが「ペルシャン・マーケット」と「タブー」を踊った。ファーレンは、翌月からの契約をその場で申し入れた。こうしてマヌエラは上海のトップダンサーとしての階段を上がり始めるが…。

1人の女性が時のうねりに翻弄されながらも、その時々の情況に応じて必死に生きる。喜び悲しみ、哀愁などを伝えようとするが、それを体現するキャストの力量がアンバランス。マヌエラは全盛期の容姿・美声を披露していたが、演技は硬い。老人ホームの職員は外国人らしき口跡で違和感を覚える。現代日本における介護事業(職員不足)の課題を思わせる。全体的に物語に溶け込んだ表現力が不足し、せっかくのセットが活かされていないのが残念であった。

次回公演を楽しみにしております。
舞台ナルキッソス2017

舞台ナルキッソス2017

舞台ナルキッソス2017

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/11/28 (火) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

終末医療をロードテアトル、シアターを融合させたような展開であり構造である。
(上演時間1時間45分)

ネタバレBOX

セットは素舞台。上手・下手側に白布、黒布で包んだBOX椅子が数個あるのみ。色合いから鯨幕をイメージさせる。

茨城県内にある終末医療施設(7階)に入所している人々が死に向かい合いながら楽しく必死に生きようとする姿を描く。入所している19歳のミドリ(光河玲奈サン)が10年前に失踪したナツミちゃんの足取りを辿りたいと…。この施設に勤務している看護師のアヤノ(西條美里サン)は友人にそのことを話し、車で旅に出ることになるが、そのことを聞きつけた他の患者も後を付けて来る(その車を運転するのは医師という都合のよさ)。
ナツミの目的地は淡路島だったようだ。そこに咲く水仙(ナルキッソス)を見るため失踪したようだ。今は夏、水仙が咲く季節ではなく、その時季であれば咲いているであろう景勝地へ。そして海が見える断崖で「なぜナツミちゃんが旅に出たのか解る」と言い残し…。

車での乗・下車シーンはもちろん食事などもパントマイム。演技自体はそれほど上手いとは思えなかったが、”死”という現実を観せられると胸が締め付けられる。人間は感情の動物と言われるが、この時の自分の気持にフィットし過ぎて困った。
旅の目的は”死に場所を探すこと”と知ることが出来、夢や希望が持てない絶望感が切なく描かれる。旅先の風景や集合写真はそのシーン毎にバックの白壁(スクリーン)に映像として映し出す。映像・照明・音響で効果的な演出を試みるが印象が薄いのが残念。また物語の最大の謎、ミドリが10年前のナツミちゃんのことを知っていたのか?それが旅に出かける理由になったのではないか。

全体としては子供たちの無邪気、明るさの内に秘められた”死への恐怖”がもう少し具現化出来ていれば良かったと思う。終盤に向け、集合写真に写る子供たちが序々に減り物悲しさが伝わる。ラスト、白黒のBOXが白黄の布に変わりナルキッソスをイメージさせる。

次回公演を楽しみにしております。
月はゆっくり歩く

月はゆっくり歩く

シアターノーチラス

新宿眼科画廊(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2017/11/28 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

人の嫌らしい部分(暗部)を抉り出すような物語。常識、真実として疑わないこと…そこにある漠然とした疑問、間隙を突くような問いを観客に投げかけ一気に物語に引き込む手法は見事である。
(上演時間1時間25分)

ネタバレBOX

セットは廃屋内、上手・下手側にビールケースが積まれ、ダンボール箱、ゴミ袋などが散乱している。そこに次々と人が集まり、常識では考えられないことを言い合う。登場人物の1人はまーさん(浜谷優斗)のTwitterで"2番目の月が見える人、集まりませんか?”の呼びかけで集まった人々(男女7人)の奇妙にしてエゴイスト的な行動が表面化してくる怖さ。

人々が持っている心の闇が次々と明らかにされるが、それを恣意的に利用する人も現れる。物語は見知らぬ人間関係を奇妙に描く濃密な会話劇。軽妙・淡々としたリズムから耽々とズバッと切り込んできたり、人の出入りに伴って予想を大きく越える方向に展開したりして関心を惹きつける。何が常識で非常識なのか、その鬩ぎ合いも見所。

2番目の月が見えること、その思いを吐露することによって異常人扱いされる。そんな似非不安を抱える人達が真の目的を果たそうとした瞬間、別の意味で異常が倍加する怖さ。物語が突然違う様相をおび、嫌な人間の集まりに変化していく。自分本位で自分のことしか考えない人達が多く出ている物語であるが、抽出された”嫌な感じ”がそれで終わる訳ではなく”考えさせる面白さ”に変換されて行く。

作・演出の今村幸市氏が当日パンフで「今回の芝居ではTwitterがひとつの役割を果たします。物語の前面には出ませんが、じつは重要なアイテムです」と記している。神奈川県座間市の事件を意識しているらしい。SNSはヴァーチャルな体験をリアルな出会いに変える。そしてサイコパスはネットワークを利用することで、悶々と悩みを抱えた人間を効率よく勧誘できるらしい。
実際あった事件を見据えつつ、公演では共同幻想、集団催眠、狂気、魔術あるいは詐欺か。戸惑いや不安という状況を「見えないはずのものが見える人々」に設定しての会話劇の行方は…。
次回公演を楽しみにしております。
帰郷

帰郷

劇団 CAT MINT

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/05 (火)公演終了

満足度★★★★

戦争を思わせる描写は生々しく、演技だと全く感じさせません。独特な舞台装飾も手伝って、時代を想像しつつ世界に入り込むことが出来ました。
辛く苦しいからこそ問われる、人の持つ様々な業や愛の形。こういった一つの舞台で知る事が出来て嬉しかったです。

女性陣の演技がどれも素晴らしかった。一方男性陣は(台詞量もあるのでしょうが)詰まったり間違えたりが多かったのが少し残念な所でした。

ネタバレBOX

場面切替時に人の影がスクリーンに被ってしまい、幾つか文字が見えない部分がありました。魅せたいならば映写を少し遅らせる、切替時間を多めに取る等した方が良いかなと思いました。

表でも触れましたが、独特な舞台装置が好みです。柔らかな暗転を使い、日が経っている様に見せる表現も素敵でした。
一枚のチケット~ビートルズがやってくる!~

一枚のチケット~ビートルズがやってくる!~

演劇女子部

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2017/11/27 (月) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★

ビートルズ来日騒動記。素材はよいのだが、いまひとつ盛り上がらないなー。前作はよかったのだけど、今回は期待ハズレ。

一枚のチケット~ビートルズがやってくる!~

一枚のチケット~ビートルズがやってくる!~

演劇女子部

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2017/11/27 (月) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

鑑賞日2017/11/29 (水) 19:00

扱ってる素材は面白いんだけど、脚本と演出と主役の男装の女優さんの演技が、全てかみ合っていないと思った。
ビートルズ招聘の歴史は学習できた。

明日の工場

明日の工場

三等フランソワーズ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/01 (金)

この作品は素晴らしい。みんなに観てほしい。「お代は観てのお帰りシステム」は、三等フランソワーズさんの自信を物語っています。中川さんは笑わせるだけではなく、泣かせることもできるんです。観た後は、お給料を渡しましょう。

港町ベルナールの奇妙な住人

港町ベルナールの奇妙な住人

劇団PIS★TOL

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

あっという間に世界観が客席を覆う感覚。
どんどん自分のイメージの街が出来上がって
個性的なキャラクターのセリフが
錯綜して、物語が進んでいって
引き込まれて幕が降りた感じでした。
ドラマを肌で感じる素敵な時間でした!

Kiss Kiss Bang Bang 2.0

Kiss Kiss Bang Bang 2.0

APAF-アジア舞台芸術人材育成部門

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

昨年度の種芋がフルサイズ上演。自分的にはあんまし良い形に育たなかったという印象。それでも観ていて色々感じる公演。無料公演でもあり,一見の価値はあります。

『きみのたそがれ、僕等ノ茜雲』

『きみのたそがれ、僕等ノ茜雲』

演劇集団ふれる〜じゅ

シダックス・カルチャーホール(東京都)

2017/09/26 (火) ~ 2017/09/30 (土)公演終了

満足度★★★★★

あらすじで既に期待感が高まっていたところで、オープニングで一気に状況を説明。
今後起こり得なくもない設定にリアリティを感じてしまい、引き込まれてしまいました。
終盤の誤射のシーンだけが納得行かず強引に感じてしまったが、それ以外は大満足。

放課後ワンダーランド☆

放課後ワンダーランド☆

劇団TOY

上野ストアハウス(東京都)

2017/09/28 (木) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台初心者の演者さんが多く、それがいい意味で、高校生を演じるという危うさにつながっていたように感じた。
マジックショーのシーンは見ごたえがある。

けものフレンズ

けものフレンズ

ネルケプランニング

クラブeX(東京都)

2017/06/14 (水) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★

ミュージカル作品として歌を聞きに行くのがオススメ。
サイリウムを振ったりダンスしたりと、楽しみながら見れる作品。
装飾が凝っていました。

Silly Talk

Silly Talk

劇団ノーティーボーイズ

ブディストホール(東京都)

2017/06/13 (火) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★

Sillyの語源を思い起こさせるようなお話。

SIMPLY BECAUSE IMITATION -偽物だからこそ-

SIMPLY BECAUSE IMITATION -偽物だからこそ-

SECOND・N PRODUCE

高田馬場ラビネスト(東京都)

2017/01/24 (火) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

テンポのいい作品で、いったんツボに入ってしまうと止まらなくなってしまう。
オチもよくある展開…とは行かずに考えさせる締めに。

イマジカル・マテリアル

イマジカル・マテリアル

アリスインプロジェクト

新宿村LIVE(東京都)

2017/03/15 (水) ~ 2017/03/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

初めて観たアリスインプロジェクト作品でした。
アクションに、世界観に、これはハマる人がいるのも納得な、見ごたえあるお芝居でした。

北欧神話の世界

北欧神話の世界

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2017/06/13 (火) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★

北欧神話がなんとなくわかった!(気になっているだけかもしれない)

高速を降りて、国道を2キロ走った、モミの木に囲まれたカフェレストラン

高速を降りて、国道を2キロ走った、モミの木に囲まれたカフェレストラン

初級教室

OFF・OFFシアター(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

はじめての初級教室さん、はじめてのOFFOFFシアターでした。わくわく、ちょっと緊張しながら観劇!
奇跡 がキーワードになってて、でもそれってどれだけ考えても分かるものじゃないのかな。でもあったかいお話だなあとも思いました。最後のちょっとしたアクシデントも含めて楽しませていただきました!

川口果恋さん、また別の形でも演じてるお姿が観たいです。とっても可愛くて、聖美ちゃんの時と終わりのあいさつの時とのギャップも素敵でした!

素敵な時間をありがとうございました。

Kiss Kiss Bang Bang 2.0

Kiss Kiss Bang Bang 2.0

APAF-アジア舞台芸術人材育成部門

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

とにかくキスkissキスがてんこ盛りな1時間強。
恋人同士が交わすキスとは全く異なる意味合いのキス行為は、いろんな切り口のアイデアが結集した形で台詞こそほぼありませんが、そのニュアンスはしっかりと伝わってきました。
それぞれのシチュエーションは可笑しかったり、ドキッとしたり、怖かったり・・・ちょっと普段の演劇とは異なった感覚。
無料公演。一見の価値大いにアリです。

ネタバレBOX

立候補で舞台に上がった観客の方は、その勇気にもうビックリでとても面白楽しかったです。
しかし、さすがに仕込みじゃないかなーと、そこは半信半疑で観ていたのですが、最終的に客席に降りてきた役者さんと自分もキスしていました・・・そうかガチかっ!
(注)もちろん全員ではないし、強制でもないのでご安心を。

観終わって池袋西口公園に出ると、外人さんグループの女性から「メリークリスマス!」とスティックキャンディーを頂きました。
池袋が“不思議”に包まれていた夜でした。
15 Minutes Made Anniversary

15 Minutes Made Anniversary

Mrs.fictions

吉祥寺シアター(東京都)

2017/08/23 (水) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

https://blogs.yahoo.co.jp/suwansong2014/36838681.html
こちらで感想かいてます

メモリ

メモリ

戯画演劇団 少年♂アダルト

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2017/08/30 (水) ~ 2017/09/03 (日)公演終了

SFに馴染みの無い自分として、劇中の様々なワードは分かるモノ、分からないモノだったが、かなり、ホンの内容が色々な要素が詰め込まれた感じを受けた。柱が3本あると思うのだが、その絡ませ方必要な伏線を回収はしているのだが、もう少し、丁寧に3本の柱が描かれていると良かったかなと感じる。90分という制約があるようなのだが、少し勿体無い気がした。劇中、あるモノが使用されているのだが、象徴するにはとても、分かり易いモノだった。
どんどん、溜まるのか、捨てられているのか、膨大な「モノ」の果てに本当の人の幸せって何かな?と感じた照明の陰影の出し方が美しい場面が多い。開演前にも、映像が流れているのだが、それもちゃんと観たい感じに気になった。空調が若干強め。主役の海田眞佑さんがカッコよかった。

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