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わたしが悲しくないのはあなたが遠いから

わたしが悲しくないのはあなたが遠いから

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2017/10/07 (土) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

東京芸術劇場シアターイーストとシアターウエストという隣り合った劇場で同時に行われる公演。

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ネタバレBOX

東京芸術劇場シアターイーストとシアターウエストという隣り合った劇場で同時に行われる公演。

2つの隣り合った劇場で行われる公演。「隣り合った」が作品をより具体化する。他人の悲しみや痛み、苦しみは理解することはできないが、「隣人を想うこと」はできる。
さらに言えば「隣人を想うことができるか」「想うだけでもいいのではないか」ということ。
被害に遭う者の「隣人」となった者にも、痛みも悲しみもある。

「隣人」とは単に友人・知人ではなく、すべての人を指すのではないだろうか。「私」の傍らにいる「すべての人々」。

知らない「隣人」であっても、具体的に何かできることはなくても、「気持ちの手」はさしのべることができる。
きっとできると思う。
それが「隣人を想うこと」ではないだろうか。
そんなことを思った。
昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.8

昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.8

昭和歌謡コメディ事務局

ブディストホール(東京都)

2018/01/06 (土) ~ 2018/01/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

とても楽しい笑い初めができました。

ネタバレBOX

第一部の女相撲はテンポの良い展開でとても楽しめました。特に石尾さんの着替えの間の即興トークには抱腹絶倒でした。
第二部ではレディホンカーズさんのサックスだけであの世界を生み出せることには感心するのみでした。また、あんもさんの天童よしみさんは最高に笑えました。麻子さんと花紫さんの「情熱の花」の美しいハーモニーは即興ユニットとは思えない素晴らしさでした。
そして極めつけは白石まるみさんの「オリオン座のむこう」と江藤さんの「みかん色の恋」は懐かしく、楽しくタイムスリップさせていただきました。
ありがとうございました。
「ベルナルダ・アルバの家」

「ベルナルダ・アルバの家」

無名塾

無名塾 仲代劇堂(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

仲代達矢さんが主催する無名塾の稽古場公演。
仲代劇堂は、仲代達矢さんの自宅稽古場だが、素人目にも都内にある多くの小劇場と比べてもかなり設備はいい。

『ベルナルダ・アルバの家』は、スペインのロルカが銃殺される2カ月前に書き上げた作品。つまりロルカの最後の作品だ。

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ネタバレBOX

夫を亡くし、8年間喪に服することを5人の娘たちに科そうとする母。その姿は強権的で独裁的。ロルカの生きた時代のスペイン、つまりフランコの独裁を暗示しているようだ。

「家」の「格」を守るために、娘を嫁に出すことさえもしない母。上の娘はすでに39歳になっている。
家の壁の「こちら側と向こう側」にこだわる。つまり「体裁」を気にしているのだ。

しかし娘たちは母の思い通りにはならない。「血のつながりではなく男」の台詞が印象に残る。

あえて女性だけの設定にしたのは、「男女の違い」といったような支配される側とする側の「違い」を感じさせないためではないだろうか。
「外」ではなく、「中」の問題。同じ国民たちの問題。

ラストは「家の崩壊」を予見させながら、さらに悲劇的である。
「血」をもって現状を破るしかないということなのか。

母役の岡本舞さんの強い存在感。例えば、娘に振り上げる杖が、本当に殴りそうなほどの気迫を感じた(役者は、この場合、制止されることがわかっているので、それを想定した動き、つまり動きが止まってしまうことが多いのだが)。

台詞の噛み合い方が気持ちいい。
2階や舞台としての段差などを使ったりする立体的な演出もいい。

演劇では、実際の年齢とは異なる役を演じることがあるが、なぜか実年齢よりも若い役は無理をあまり感じないのだが(例えば30代で小学5年生を演じても)、実年齢よりもわずか10歳年上を演じてもなぜか違和感を感じてしまう。結構不思議だ。もちろん中に年寄り役がはまる人も、いるにはいるのだが…。
この舞台でも実年齢よりも上の役を演じていた俳優さんがいたのだが、動きや台詞回しを工夫しても、やはりしっくりこない。
熱演なんだけど……。
『なんども手をふる』ご来場ありがとうございました。

『なんども手をふる』ご来場ありがとうございました。

Antikame?

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

静かすぎる舞台の上に、人のつながりと、ふわっとした、うまく言葉にできない不安を鮮やかに描いた。

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ネタバレBOX

「静かな舞台である」と開演前にアナウンスがあったが、本当に静かなシーンが連続する作品だった。

静かなのは、普通に会話しているということもあるが、ほとんどがモノローグで構成されているからだろう。
ル・デコというギャラリー公演にふさわしい内容であるとも言えよう。
モノローグ率が全体の80%(個人的な印象)な作品ということもあり、「小説的」な作品でもあった。

モノローグが多いのだが、退屈はしない。

先日観た、ままごとの柴幸男さんの作品『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』もモノローグが多用されていた。
しかし、それとは印象が異なる。こちらのほうがより内省的なのだ。説明ではなく。
しかも、それが1人の主人公が語るモノローグてはなく、4人の女性が並行して語る。

それぞれの人物の背景は書き込まれていないのに、その人が浮かび上がる。
しかし、くっきりとした輪郭を持つわけではない。
4人の女性たちは、ゆるく触れあい、淡い雑踏の中に消えていく。

ラスト近くの手を振るのを「見る側」からの台詞が、かなりぐっとくる。

キャスティングがいい。
特に4人の女性の。
衣装も相まってその人が形を帯びてくる。

それぞれの女性の描き方が上手い。
そして交わされる会話がかなりいい。少ないけれども。

ふわっとした、うまく言葉にできない不安が、4人の女性たちの上にぼんやりとある。
それが日常の一部であり、明日もまた「日常が続く」のだ。
そのことが印象づけられる、それぞれの女性たちの「結び」(終わりではなく)が上手い。

大塚由祈子さんが、出会い系で出会った男と交わす会話の中で、かなりいい表情をする。
その相手の男役の檀上太郎さんは、悲しいほど適役。

俊えりさんと新納だいさんの微妙な年齢差と、その会話もいい。それぞれの「人」が見えてくる。

ラスト近くで、40代の夫が見せる行動は、イカニモな感じ、というか狙いすぎて、せっかく積み上げてきた世界観を壊してしまったのは残念。
本当にそこだけが残念。

Antikame? は初めて観る。
出演者からのツイッターによるDMで案内された。
これも縁なので、行けそうであれば行くことにしている。
お陰で新しいカンパニーに出会えた。
次回作も期待できそうだ。

久しぶりに渋谷のギャラリーLE DECOに行ったが、改装されていたことを知らず、つい、通り過ぎてしまった。中も白を基調としてきれいに改装されていた。

リンゴのために甘い

リンゴのために甘い

埋れ木

ひつじ座(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/13 (水)公演終了

満足度★★★★

細かい場転が多過ぎの演出でブツブツ気持ち切られるのだが、それを補ってお釣り来るぐらいテキストと役者が良かった。いかにも男の子が書いた本だけどw中でも森谷菜緖子が凄く良かった。当て書きしてるのかな。土橋美月の使い方も好きだな。キャスティング上手い。

アイロニーの丘:Re

アイロニーの丘:Re

9-States

OFF・OFFシアター(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/12/16 (土)

ワークショップの集大成という事で、ちょっと役者が舞台に溢れてしまっている。もっと人数を絞らないと焦点が霞む印象。

『熱狂』『あの記憶の記録』

『熱狂』『あの記憶の記録』

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/10 (日)

『あの記憶の記録』初演を観逃しているだけにどうしても観たかった。流石劇チョコ。劇団員のお二人が素晴らしいのは当然として、寺十吾、川添美和など客演陣も。座組全体が凄かったなー『熱狂』ダイナミックな歴史を確りと舞台の上に表現。お見事でした。演劇を普段観ない人にも確実にオススメできる作品。西尾友樹が流石だったな。浅井伸治も両作品で凄い演技。勿論『あの記憶の記録』の岡本篤も良くて、劇団員がガッチリ真ん中押さえてるのが、本当に凄え

神の左手:coda

神の左手:coda

キコ qui-co.

サンモールスタジオ(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/12 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/09 (土) 19:30

設定もストーリーも全てはラストのセリフの為に。伏線回収でも何でもなく真っ直ぐ過ぎる程真っ直ぐなラストに震えた。「死ぬほど好き」ってこれだよ。ど直球

『青いポスト』/『崩れる』

『青いポスト』/『崩れる』

アマヤドリ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/11/04 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/03 (日) 15:00

考える事多くてグラグラしている中、ホストパフォーマンストークでもっと難しい話しされて完全にオーバーフローw唯々凄く良かった。「答え」はない事が本質的で、正義とか悪とか、好きとか嫌いとか、僕らはそれを手元にどうしても寄せてしまうのだなと…『崩れる』観れず痛恨

パン屋爆発

パン屋爆発

FunIQ

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/03 (日) 11:00

モラル作演らしい仕上がりで、最後はガチャガチャっと。好き嫌いが分かれるかな。FunIQの2人と秋本雄基、金沢涼恵、前園あかりと好きな俳優観れたし満足です。金沢涼恵が、ひっそりとクロムの小道具使ってて、おーっ!てなったのが本作のハイライト。

第24次 笑の内閣『日・韓・米・春のツレウヨまつり』

第24次 笑の内閣『日・韓・米・春のツレウヨまつり』

笑の内閣

アトリエ劇研(京都府)

2017/05/17 (水) ~ 2017/05/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

日本編のみ観劇!
初笑の内閣でした!
なかなかはちゃめちゃで、でも観やすくて楽しめました。

お寺でポン!REBORN

お寺でポン!REBORN

劇団娯楽天国

TACCS1179(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/02 (土) 13:00

来年劇団創立30周年だけあってエンタメの意味するレンジがワイドで、長く支持されるだけある丁寧なつくり。とんがった若手小劇場中心にしている身からすると、逆にその安定感が新鮮だった。休憩なしの150分というのも凄かったな。ある意味こちらが正統派なのかもw

制服

制服

さんらん

ひつじ座(東京都)

2017/11/22 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/26 (日) 13:00

安部公房の戯曲は初見。初期戯曲だが、人間の本質的な業の深さをいろんな要素から抉ってくる。誰にだって分かるタブーだって、人は当事者となると簡単に踏み越えてしまう。かめりさ演じる女房の自分勝手で我儘だけど、愛情や幸せをただ真っ直ぐに求める姿には、ある意味救われたな。

ミロクとホクシン

ミロクとホクシン

NOLCA SOLCA Stage

AI・HALL(兵庫県)

2017/05/19 (金) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

かなり、いろいろと作り込まれてました。
やはり、若い方の力は凄いなと見せつけられたカンジがありますね。
次も期待大です!

骨と肉

骨と肉

JACROW

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/11/15 (水) ~ 2017/11/20 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/18 (土) 19:00

JACROWにしてはライトな仕上がり。その場に居合わせちゃった気まずさを伴うような、観てて辛くなる様なシーンはなかったけど、エンターテイメントとして凄く完成度高くて、構成力の高さは流石。演技止めてのタイトルコールが聞きたかったんだけどなー(←あれ大好きです。復活希望!

新宿コントレックスVol.18

新宿コントレックスVol.18

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/11/17 (金) ~ 2017/11/18 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/18 (土) 14:30

全体的になんかいつもより短い気がする。アガリスクの新作『ボディ』は、面白かっただけにもっと分量観たかった。『エクストリーム・シチュエーションコメディ(ペア)』って同性の方が却ってわちゃわちゃしないと発見。かわいいコンビニ店員飯田さん本公演より面白い

墓掘り人と無駄骨

墓掘り人と無駄骨

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2017/11/08 (水) ~ 2017/11/13 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/11 (土) 19:00

予想外にトリッキーな構成に驚かされたけど、ラストはやっぱり泣けた。だてかな筆頭に出てくるキャラが全員濃過ぎて色々とディテールが飛んだけどw

なまけ者は夕暮れ時から忙しい

なまけ者は夕暮れ時から忙しい

BASEプロデュース

BAR BASE(東京都)

2017/10/25 (水) ~ 2017/11/01 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/28 (土) 19:00

程よく絡まるそれぞれの想いが観応えあり。BAR公演は観てる方も緊張するから、1時間ぐらいが丁度よい。ワンドリンク付2500円は、お得感しかない。百花さんが泣くと引き込まれてこっちも程よく落ちるけど、今作はラストが前向きで清々しい

Maria

Maria

牡丹茶房

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2017/10/20 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/22 (日) 14:00

主人公の闇堕ちを主軸に登場人物は基本的にほぼ全員不幸になる展開。上手くいかない時は、上手くいかないものだなと妙に納得しつつ我が身を振り返る。あのテキストで沈ゆうこのキャスティングはハマっていてよかった。もっと体調が良ければ穿った観かたも出来たかもと思いつつ。

万年床

万年床

制作「山口ちはる」プロデュース

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/08 (日) 19:00

コンセプトが「嘘をつかない」なら、仕方がないんだけど、ちょっと物足りない。普通の人に比べれば遥かに色んなことが在るんだろうけど、劇作家とはいえ26歳のリアルそのままじゃ、この歳には刺さらないw

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