
「LOVE」 Chapter3
シンクロ少女
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/03/19 (月) ~ 2018/03/21 (水)公演終了
満足度★★★★★
本当に面白かった、、、いや違うな、とにかく好きだった、大好きだった
自分の指とかこぶしを噛みながら悶つつ、主人公たちと同じように感情揺れ動いて苦しんで
でもとにかくずっと、この劇を観てる時ずっと幸せで、そこにいる「人」が好きで幸せだった
「した人」と「された人」に分かれるキスは駄目だよね、同じ力でしたいよね

再生ミセスフィクションズ2
Mrs.fictions
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
愛しさと切なさと馬鹿馬鹿しさと
虚構の混ざり具合が絶妙な短編4つ
どれもこれも世界の片隅に流れ着いた漂着物の哀歌って感じで
閉塞感を笑い飛ばす、でも飛ばしきれない世界
「男達だけで踊ろうぜ」はどちらも明転して視界に入った時の衝撃で悶絶した
「上手も下手もないけれど」が凄まじい
人生は舞台とか虚構とかお洒落な雰囲気とか
ひっくるめてこの短い作品でこれだけ味あわせてくるかと
完成されたパーフェクトなものってあるんだなって思った

-127birth
こわっぱちゃん家
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★
序盤から恐ろしいほどのハートフルさと真摯な圧が伝わってきて、ああこれはドラマだなと
それが背骨としてあるんでその後の展開がどこへ行こうと効果的に響いてくる(ドラマチックでも白けさせない)
この劇団は初めて観たんだけど、善い作品を巧く作るなと感心

ボス村松のラジオ
劇団鋼鉄村松・日本のラジオ合同公演
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
合同公演なんだけど、この作品の空気はどこにもない初めての空気
ボス村松さんの存在が文学なのに、舞台上の色は子供の頃に観たファンタジー的
そこにラジオがあることの心地よさがそのまま作品の心地よさになっていた
登場人物を小人とか妖精にすれば児童文学にもなりそうな装いなんだけど、振り返ると教訓も何も残らない、真面目なことも笑い話も昨日に置いてくる深夜ラジオと同じで楽しく聴き流せる作品

フェイクワンダーランド
ぱすてるからっと
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/04/17 (火) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/04/18 (水)
廻チーム・18日ソワレを拝見。
脚本的にディテールで矛盾やご都合主義的展開が見受けられ、さらに、いくら芝居が絵空事とはいえ(ご本人の熱演は大いに認めるものの)物理的に無理が過ぎる配役にも首を傾げざるを得なかった90分。
とはいえ、若いヒト達が懸命に演技し踊る様子に心動かされるものがあったのと、当日運営の皆さんの好感の持てる対応を目の当たりにして、観劇後の印象はすこぶる良かった。

忘却論
華凛
ワーサルシアター(東京都)
2018/04/18 (水) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
水槽が四つ、等間隔に置いてある。
金魚はいない。藻だけ生えている。
6人の女子高校生が、いまだ帰ってこない母親を待つ、七夕の日。
ここで ふと考える。
15歳〜18歳の間に6人も産まれるなど、現実的なのか。
双子はいない。
そこからイリュージョンとして観ようと思った。
楽曲はチグハグしている。
往年の名曲が流れたら、つぎはJメロという具合に。
イッショクタン演劇。
しかし、彼女たちは 水槽のごとく等間隔で踊ったりする。
その光景は煌びやかで、内面的・断絶的な物語との対象を成すのだ。
あぁ、スタイリッシュ。
客層は男性が中心だ。
もっと幅広い層に観てほしい。
6番シードの お姉さん… のような。

ハムレット
株式会社トゥービー
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/04/14 (土) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/04/21 (土)
21日ソワレ(途中休憩10分挟み3時間)を拝見。
ナマの舞台で『タイタス・アンドロニカス』『じゃじゃ馬ならし』、DVDで『カクシンハン版ジュリアス・シーザー』と観ているカクシンハンさん。
でぇ、今回の『ハムレット』、チケット代分は充分愉しめたものの、『タイタス…』程の斬新さは感じられず、さらに、植木等の『スーダラ節』は個人的には「スベってたなぁ」と思わざるを得なかった(ついでに言わせてもらうと、若い客層には『スーダラ節』はピンと来なかったのではないかと)。
なお、従来の真以美さん・のぐち和美さんに加えて登用された女優さん達の存在が、専ら「男芝居」なカクシンハンさんの舞台に、フェミニンな幅を広げていたように映った。多くの舞台で重用される小林春世さんに有田杏子さん、私にとっては今回が初見の寺田みなみさん・多田慶子さんの好演は大変印象深いものがあった。

怪シイ来客簿
げきだん S-演s?
アトリエS-pace(大阪府)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
堅物の父,従順な母,常識的な弟夫婦,常識ない妻と凡庸なその恋人,そして幻。
昭和を丸々生き抜いた作家の半生。
チンチロ,闇市,エネルギッシュな昭和初期。
そして晩年、透かし出される家族の絆。
役者さんが良かった。
特に子役さんがアクセントになっていて、素晴らしかった。

midnight fly high
Artist Unit イカスケ
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
滅茶苦茶、楽しかった!
廃墟ビルに集う 自殺者1,2、盗撮マニア、悪霊マニア、窃盗団、もぐりの住人、塚OG、
そして地縛霊と死神!
1年前の事故とは?
ミュージカルに託された想いとは?
大笑いしつつ、
ミュージカル楽しみつつ、
謎解きもできて、
至れり尽くせり、大満足!
こういうオカルト・サスペンスチックなコメディ、イカスケさんお得意ですね!
好きです。

海賊、森を走ればそれは焔...... -九鬼一族流史-
劇団演りだおれ
道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
この劇団さん、前回公演もそうでしたが、舞台美術・セット・衣装がとても凝ってて、美麗で素晴らしい。
役者さんも役所に忠実で、演技に熱が入っていて、物語の世界に誘ってくれます。
今回が『演りおさめ公演』との事。
とても残念ですが、活動の再開を楽しみにして待ってます。

レインメーカー(大阪公演)
劇団ショウダウン
TORII HALL(大阪府)
2018/04/20 (金) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
東京公演とは印象が変わる所もありつつ、東京公演と同じところで落涙できる安定感もありつつ安心して楽しめる安定感がショウダウンさんにはあることを再確認しました。大阪公演からのキャストさんもアンサンブルの皆さんも、素晴らしい方ばかりでライブでこれを見届けられて良かったと思います。

ブルース・ウイルス~ダイ・ハードな1週間~
乱痴気STARTER
Geki地下Liberty(東京都)
2018/04/17 (火) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★
鑑賞日2018/04/22 (日)
22日のマチネ(105分)を拝見したのだが、過去作の『キャプテン・オブ・ザ・コック~お前が匙を取れ~』での「栄養素」達の掛け合いを、ウイルスと体内細菌等のそれにスケールアップした作品かと思っていたが、私が未見の初演版(2012年)があったらしい。
なので、乱痴気STARTERさんの、シリアスな作品(『ゆた』)を除いた、私が観た複数の過去作との比較で述べさせてもらうが…(あくまで22日マチネ回に限っての話かもしれないが)客席の笑いの量は大幅にスケールダウンしたようだ。
私見だが、体内での抗争ネタだけで1時間半を越える上演時間を消化するのは無理があったように感じられた(舞台後半での、客席の何と静まりかえっていたことか!)。
たとえば、ウイルスに侵された人間と医者のやり取りなどを交えるなどして、視点に広がりを持たせた方が、上演後半の単調な進行を回避できたのでは、と思えてならない。
基本、ドタバタコメディーの団体さんなので、脚本に必要以上の「深み」を持たせる必要は無いのだろうが、必要最低限の「(笑いの)密度」は備えさせるべきであろうと強く感じた作品だった。

「ハムレットマシーン」フェスティバル
die pratze
d-倉庫(東京都)
2018/04/04 (水) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/04/22 (日) 14:00
五組目:劇団シアターゼロ/IDIOT SAVANT theater compan
最終組は「まだこのテがあったか!」な2団体?
【劇団シアターゼロ】
狂言まわし的な人物と白塗りのハムレット、オフィーリアという3人によるほぼ無言劇。装置・小道具もなくひたすら演技のみによる表現なので最もヒントが少なく「難解」?
そういう意味ではもしかしてこれが本来のカタチか?(笑) ← 当戯曲は不定形なものにつき「本来のカタチ」などという概念は存在し得ません(私見)
【IDIOT SAVANT theater compan】
序盤はテキスト要員1名に応援団または一世風靡セピアのような6人(男5女1)のコロスによる絶叫型アングラ風味。その刷り込みか演者3名が加わってのパフォーマンス(立てた黒い板に各国語で言葉を書き込みアジテート立て看板のようにすつとか、椅子に座った人物に白く細い布を巻きつけてゆくとか)もアングラチックに見えてしまう。
また、ラストのルンバに「上海バンスキング」のラストシーンの家鴨を想起。
ところでダンスの犬ALL IS FULLに続いてヴィヴァルディ「四季」の冬・第3楽章(?)を使っていたが、終末だの廃虚だののイメージがあるのか?

げんせんじゃ~2018
劇団たいしゅう小説家
萬劇場(東京都)
2018/04/18 (水) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
愛と情熱の旅館「宝や」
新番組『崖っぷちホテル』ならぬ『崖っぷち老舗旅館』は若社長と個性ある従業員による経営立て直し奮闘記。
何年かぶりのたいしゅう小説家さんでしたが、すっとぼけた笑いは健在。というか益々磨きがかかっていた様な気が。
王道のハートフルコメディーに加え、再演を重ねてじっくり煮込まれた安定の味わい。
笑いは緩めですがキャラクターへの入り込みはガッチリで、役者さん達にも味がよ~く浸み込んでいました。
演出に応えた全くブレの無い演技は観ていて、とても清々しいものです。

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
壱劇屋さんの作品の観劇は「五彩の神楽」シリーズ5作品に続いて6作品目になります。
<ストーリー面>
壱劇屋さんのwordless×殺陣芝居シリーズでは、「殺陣」を主軸としつつ、様々な世界観や背景において、
強烈なエモーションに突き動かされた魅力的な登場人物たちによって紡がれる人間ドラマを一貫して描いてこられましたが、
本作もまさにその路線の王道をゆく、期待を裏切らないものとなっています。
<演出面>
「水」「河」「水流」の演出や、弓から放たれた矢の演出などは「あえてこう来たか!!」と唸らされました。
まるで、ステージとセットという既存の舞台芸術の表現空間の解体再構成に挑むかのような挑戦的な姿勢にとても興奮させられました。
そして、それらの目まぐるしい演出を、実質的に数名だけの鍛え抜かれた連携でこなしておられたことにも驚かされます。
<キャスト面>
はじめに、ふたりの父、竹村さん演じる「父」と、岡村さん演じる「主」のお二方の演技の説得力。まさこの物語における二本の軸でありました。
また、「水の神」の赤星マサノリさんや、大熊さん、小林さん、西分さんも、それぞれに個性的な登場人物を実に雄弁に描いておられました。
そして、ふたりの父がこの物語の「二軸」であるなら、NMB48のお二人が演じるふたりの娘はこの物語の「両輪」であったといえましょう。
久代梨奈さん演じる「ともえ」と谷川愛梨さん演じる「トモヱ」も素晴らしい出来だったと思います。
あまり詳しくは書けませんが、まず、谷川愛梨さんの可憐な演技は、NMB48での彼女とは異なる新しい魅力を放っていました。
初めての殺陣も忙しい中たくさん練習を重ねたのでしょう、とても初めてとは思えない堂々としたものでした。
そして久代梨奈さん、前回出演した「憫笑姫」から質量とも各段に増えた殺陣を華麗にこなす姿にも度肝を抜かれましたが、
それ以上に印象的だったのが殺陣シーン以外での彼女の表現でした。
なかでも本作のエンディングシーンにおける、彼女の万感胸に迫る表情には心を鷲掴みにされました。
あのシーンの表現を以って、彼女はこの作品の「主演」としての役割を見事に果たしきったと確信いたします。
<その他追記>
壱劇屋さんのwordless×殺陣芝居シリーズでは、劇中、言語表現としての「台詞」が一切ない(叫び声、うめき声、泣き声などは除く)ため、
受け手はストーリーの詳細までは把握することができず、それらの不足や欠落を想像や脳内妄想で補完することとなります。
当然ながらその過程において、受け手側それぞれに、ある種の「誤解」が生じるわけですが、
壱劇屋さんの、そういった受け手の「誤解」をあえて受け入れ、逆に物語の様々な可能性としてポジティブな意味付けをする姿勢は非常に野心と冒険心に溢れるものであり、
上記の演出面などとも合わせ、舞台芸術の可能性においてさまざまな示唆に富む作品であると感じました。

青春超特急
20歳の国
サンモールスタジオ(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

青春超特急
20歳の国
サンモールスタジオ(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/20 (金) 19:00
これまでは青春現在進行形的なステージが多かったですが、今回は青春走馬灯。今後も40の国、60の国、80の国…と一生面白いステージを作っていってもらいたいです。

歌姫、ネバーダイ!
ライオン・パーマ
上野ストアハウス(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/22 (日) 14:00
いつもの人が何人かいないということで番外公演扱いだったのでしょうか。それでも、時間的、空間的にものすごい大冒険。しかも、全部繋がってるのだから面白い。力作。

一人芝居ミュージカル短編集vol.5
一人芝居ミュージカル短編集
高円寺K’s スタジオ本館B1(東京都)
2018/04/22 (日) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/04/22 (日) 17:00
沢山verがあるようですが、男性3人とピアノ演奏版を拝見しました。ミュージカルの苦手な私ですが、各俳優の個性にあった一人がたりと歌唱。飽きることなくダレることなく、面白く拝見しました。観て良かった。細かくはネタバレで。

R老人の終末の御予定
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/04/18 (水) ~ 2018/04/23 (月)公演終了
満足度★★★★
脚本が素敵。ロミジュリっぽさがあって優しくなれる。
ジジイとババアと電化製品の話なのに。ジジイとババアと電化製品の話なのに!(大事なことなので2回)
劇団員を筆頭に芸達者な人ばかりで、毎度のことながら才能の無駄遣い感が最高に楽しい!
素敵なジジイがたくさん出てきて、こんなふうに歳を取りたいものだと思う。私がなるのはババアだけども。手足の衰えの表現が細くていいねぇ。
電化製品というか電子機器が好きなので、人間の原型を留めない着ぐるみ達も好き。どうしてわざわざアクティング範囲を狭める形で作るかな(笑)!
PMC野郎の良いところは、全力でバカらしいこと(白塗りとか肌色とか)を出来ることで、悪いところは役者の素顔が分からなくて、客出しで判別付かないこと(笑)。客演先での芝居を見ないと、脳内で一致しないっていう……