
その頬、熱線に焼かれ
On7
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2018/08/09 (木) ~ 2018/08/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
生徒と観ることができた。彼らにとって初めての観劇体験。一生大切にすることだろう。娘とも一緒に観た。登場するヒロシマガールたちと同じ年齢である娘が何を思ったのだろう。親の思いだけはわたしにも理解できたと思っている。再々演を望む。

死旗
鵺的(ぬえてき)
ザ・スズナリ(東京都)
2018/09/12 (水) ~ 2018/09/18 (火)公演終了
満足度★★★★★
衝撃❗️演劇の無限の可能性と、それに人生を捧げる演劇人の存在と覚悟を目撃した。作品の舞台となる山奥の閉ざされた世界と、狭い劇場空間の重なり。剥き出しになった欲望。おぞましくも美しかった。

ただいま
劇団こふく劇場
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
私的で美しい舞台の中には、まるで身の回り数十メートルぐらいで起こる出来事・エピソードが淡々と語られる。そうした身近なところから、ふいにパースペクティブに「死」(死者)の姿が見え、重なる瞬間に起きる感覚は、「演劇にしかできないことだ」と強く思った。
舞台が始まったときに、「あざとい演出……」と一瞬でも思った自分を恥じた。

死ンデ、イル。
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/07/20 (金) ~ 2018/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
3.11が背景にあり、そこに居場所のなさ、高校生という微妙な年齢がプラスされ、胃がきりきりする感覚で、普通に生きているはずの少女が狭いところに押し込められていく。
誰も悪くはないのに。
ラストの強さ、開かれていく視界に強い希望を感じた。
ラストの見せ方の上手さ。海の中へ向かうパッドエンドかと思っていたが、海と逆方向に歩かせる。
「生キテ、イル。」の字幕とともに。

クグツ流離譚
玉城企画
アトリエ春風舎(東京都)
2018/07/12 (木) ~ 2018/07/16 (月)公演終了
満足度★★★
こんなに素晴らしい照明を見たことがない。
この照明なくしてこの作品は成立しない、と思ったほど。
くぐつは人形であって人形遣いでもある。
境目は曖昧。
目隠しして演じ、(過去の)頭陀袋の物語を読み上げる。

したため#6『文字移植』
したため
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/08/11 (土) ~ 2018/08/14 (火)公演終了
満足度★★★★
始まってから「ああ、この感じでいくのね」と思っていたのだが、あの後半である。この原作と演劇がリンクしているように感じたのだ。
すなわち翻訳する原作に取り込まれていく作者と、戯曲(原作)に取り込まれていく劇団とがだ。
本や演劇というものが「虚」を扱っていて、さらにその中にある「原作」という「虚」であり「実」であるものと、作者(の体験)や役者(の身体)の「実」との関係が内側にこもっていくようで、ラストに向かって外側に開けていくようにも感じつつ、やはり「虚」であるという「お釈迦様の手の中」感がたまらない。
「したため」は初めて観たが、この感覚は好み。

消す
小松台東
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2018/05/18 (金) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
今までの小松台東とは違いヒリヒリギスギス感強し。台詞に一切無駄なく、会話のぶつけ方や重ね方、受け方が素晴らしい。
計算され尽くした動き&位置関係、視線。松本さんの台詞「寄り道…」の目つきと、荻野さんの「こめかみが…」の表情、脳裏に焼き付く。
見終わってからタイトルを見直すと……うむむむ、となる。

山山
地点
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/16 (土)公演終了
満足度★★★★★
前作『忘れる日本人』と同じように松原俊太郎さんの戯曲が素晴らしい。
唖然とするほど膨大な台詞から選び取り、「山山」(あるいは「山と山」)、鬼に、その想いを込めていく地点の演出と役者の上手さ。
登っても登っても滑り落ちていく私たち。
一瞬笑ったとしても、日本の現状が見え戦慄する。
前作『忘れる日本人』から顕著なのだが、戯曲をカットアップしているようで、きちんと耳に届く言葉があり、ストーリーさえも見えてくるようだ。
2回続けて松原俊太郎の戯曲を選んだのには、そこに理由があるようにさえ思えてくる(今回『忘れる日本人』も併せて上演)。

青色文庫 ー其四、恋文小夜曲ー
青☆組
ゆうど(東京都)
2018/07/13 (金) ~ 2018/07/19 (木)公演終了
満足度★★★★★
リーディング公演。第一部が作家たちの恋文、第二部が青☆組の過去作品からのピックアップ。
過去作品からの切り取り方が上手く、物語が奥に広がっていく。
音(&歌)の使い方も上手い。
短い時間なのにたっぷり味わった。
ゆうどの井戸で淹れた麦茶が振る舞われ、喉を潤した。
そういうおもてなしの気持ちも、まるで青☆組の作品の一部のようだった。

日本文学盛衰史
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/07/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
平田オリザさん、スゲー!
アノ超長編原作をどう舞台に上げるのかと思っていたのだが、その構成には驚き&納得。
今まで意識して(たぶん)やってこなかったことも多く取り入れて(原作のアップデート化)の、貪欲な作品作り。
戸惑いながらも大笑いした。
台詞や設定などで、気づいたことやそれにまつわる蘊蓄などを、他人に話したい人が続出するのではないだろうか(笑)。
そのあたりの知識の有無やツボの違いで笑いが起こるポイントのズレもまた楽しい。

スカイハイツへようこそ
南森町グラスホッパーズ
谷町空庭(大阪府)
2018/12/22 (土) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽を拝見。
そこからは「乗り越え」なければ帰れない。
寄りかからず一人立ちして、人を愛す…
心暖まるイブ公演&谷町空庭最後の公演が2018年見納めで良かった!
この劇団さんはいつもアットホームで、親切な接客で、更に心がホクホクです!
追伸、紙飛行機を2度、いいえ3度、体を張ってブロックしてしまったのは私です。
ゴメンなさい。

ポストグラフ【大阪】
彗星マジック
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2018/12/21 (金) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★
大阪千秋楽拝見。
少し見せ方が変わってる?
雰囲気が初演と少し違うけど…
新キャストの中嶋お嬢や上杉ポーさんが、個性的な味を加味してて、観入りました。
個人的には、お嬢とアルルとメルルの3人の幸せな景色をもう少し見たかったかな…。
全国公演、頑張って下さい。

野獣降臨
baghdad cafe’
AI・HALL(兵庫県)
2018/12/22 (土) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★
凄い、と言う言葉しか出てこない。
舞台のそこかしこで繰り広げられるパフォーマンス、身体表現が凄い。
安東利香さんや皆さん良かった。
さすが野田秀樹作品。
その時点で、論理的な解釈を諦め、感性のみで感じようとしている自分が…
人畜生や獣や骨や月世界や地球がぐちゃぐちゃに…
しりとりしてる位しか…?
けど凄い、凄かった!
圧巻です。

鐡の夢果て
MEHEM
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/12/22 (土) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
飛行機の、アンドロイドの開発が進められる世界。
日々が、人々が重なり、2つの世界の歯車が同じく動き出す。
衣装や映像がとても美麗で、創り出された世界観が半端なく素晴らしい。
MEHEMさんが紡ぎだしたSFファンタジー大好きです。
技術者の魂を見た。
とても良かった。

『3人芝居クリスマスケース』
劇団「劇団」
ウイングフィールド(大阪府)
2018/12/01 (土) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
3人芝居が外れた『クリスマスケース』第1回スペシャル公演を観劇
初演の時も大泣きしましたが、やっぱり泣きました。
ゲキゲキ さんらしい、ハートフルな公演。
くじ引きでの配役決定でしたが…
何故か、神の手が入ったような、とても良い感じの配役。
スペシャル公演ならでは、アドリブも愉しく、
役者さん自身も楽しんでるみたい。
とてもHappyな気持ちにさせて頂きました。

あんころもちのうた
演劇集団☆邂逅
space korallion スペース コラリオン(大阪府)
2018/12/22 (土) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
クリスマス公演『あんころもちのうた』
亡くなったお祖母ちゃんの家の整理に集まった従姉妹4人。
『銀河鉄道の夜』の回想シーンと共に、
そこには想い出の品々が…
銀鉄ファンには堪らない、難破、サソリ、サザンクロス、
大好きなシーン、そして回想されるおばあちゃんとの想い出…
もう、それだけで涙が。
超良かった。
超好みです。

ピタゴラスのドレス
DOOR
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2018/09/06 (木) ~ 2018/09/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
たくさん笑った。声に出して。笑うって幸せ。それがもう素晴らしいと思う。
特になおちゃん(うえだひろしさん)がいろいろ面白すぎ。
男子主人公翔太さん(飯嶋松之助さん)とのシーンも。
...翔太さん、とあるシーンとあるセリフ、直球で盛り上がって感涙。
それぞれがそれぞれを思っていても(わかっていても)上手くいかないことがあるもので。
でも思いがあればあーだこーだしながら何とかなる。そこに幸せがあればいいな..!
観れてよかった!
なんてゆーか現実的になかなか丸く収まらない事情が多々あるし
愛されるべき登場人物の誰かと誰かの板挟みになったりしつつ笑。

クリスマス「聖しこの夜と」
The Stone Age
TORII HALL(大阪府)
2018/12/22 (土) ~ 2018/12/22 (土)公演終了
満足度★★★★
西川希蓉美・上田裕之さんペアの『聖しこの夜と』見届けました。
前回の大西千保・徳永健治さんペアが好きすぎて、今回拝見しつつ、前回を思い返し、2倍楽しめました。
イベント&コントも時間オーバーする程、盛り沢山。
愉しかった。

Phantom Ship
ミュージカルグループMono-Musica
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/11/08 (木) ~ 2018/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
Mono-Musica の作品の中で、一番『希望』を感じる爽やかな作品でした。新しい時代へ向け見る人も笑顔になる作品だったと思います。それぞれの役が持つ光と影。それらが交差して物語が進むステキな世界でした。

宮川サキのキャラクター大図鑑2018
宮川サキ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2018/10/22 (月) ~ 2018/10/24 (水)公演終了
満足度★★★★★
以前から、気になっていたのですが、2018観てきました。
空間がとても暖かく、それも宮川サキさんのお人柄のなせるワザなのでしょうね。
今年も観に行きたいと思っております。