
音楽劇 金鶏 二番花
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日を観劇(あと2回は観るので、観たらもうちょっと書き込みます……結局、4回観ました)。
あやめ十八番さんは、言うことなしっていうか。称賛のみなんですが。
演劇の面白さ、魅力、華やかさ、美しさがこれでもかと押し寄せてくるんですよ。
今作は珍しく、かなり陽性の作品でもあって。
数々の歌や身体表現も良かったなあ。
本、演出、美術、役者、楽隊(生の音響)、照明。
全部、すげえわっていう。
自分の受け止められるキャパシティの問題なんですが、あまりにも盛沢山で。
ちょっと飽和して、どこに視点を置いたらいいのか迷子になりそうだったってのは、ありましたね。
いや、どのエピソードも強火で気持ちをもってかれて、それが次から次なので。
圧巻すぎて、疲労しちゃったっていうか。
初見はそんな感じだったんですが……リピートすればするほど発見があって、どんどん体感時間短くなっていきました。
二幕の連続するドラマも本当に感動的で涙する場面多いんですけど。
一幕のオープニングにあたる、人形劇と影絵と歌謡ショーが全部重なるようなところが個人的には感動して落涙ポイントだったかも。
なんてロマン的で美しいんだって。
動かせる範囲自体はかなりシンプルだけど、舞台中央を横断する稼働デッキによって、奈落の位置が移動するみたいな造りになっていて、存分に使った演出は見事だったな。
その稼働デッキの移動だけじゃなくて、歌って踊って、人によっては楽隊にも参加して、色んな役になるアンサンブルの尊さ、見事さ。
芝居にもシームレスで参加する、生演奏、生効果音の楽隊は、あやめ知ってる人なら言わずもがな。
照明も凄いんだよな。照明みるだけでも後方席の価値ある。
役者もねえ、いい人ぞろいで、誰が目立つってこともなく、みんな凄い。
最高でした。
今年も総合点だと、あやめ十八番が一番かな。

「軽い重箱」
殿様ランチ
駅前劇場(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/06/28 (土) 13:00
かつての短編集シリーズから選りすぐった6編のリミックス版だが「あのマンション」を中心とした地域で相次いで起きた出来事のように再構成して1本にまとめているのが巧み。
そしてその締め括りが「あーワカる♪(笑)」な夫婦ネタなのも粋と言おうか何と言おうか。
また、かつて新宿眼科画廊での上演を観ていた身として当時の雰囲気を継承しながらも微妙に広くした舞台美術にも感心。
当時のシリーズを観ていると、より楽しめる公演だったのではあるまいか。(もちろん今回初見でも十分楽しめるだろうが)
シリーズ新作ははたしてあるのか?

音楽劇 金鶏 二番花
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すんばらしかった。今年のベスト5には入れたい作品。
昭和25年、日本初のテレビ実験放送が始まった日本放送機構を舞台に2人のアナウンサーを中心に描いた群像劇で、登場人物のすべてに思いを馳せずにはいられない。
中野亜美さんは役名からしてテレビ草創期から今も活躍するあのお方を思わせる役で、劇中でアプレゲールと称される通り、新しい時代の希望そのもので太陽のような存在だった(ちなみに舞台上にも大きな太陽があり、これの使い方も面白い)。
キャストは本当に全員よくてお一人お一人名前を挙げたいぐらいだけど、中でも結核を患うアナウンサー役の浜端ヨウヘイさんは声もよくて歌もうまくて一際印象に残った。本業はシンガーソングライターだそうで納得。
吉田能さんによる音楽もとてもよく、ミュージカルだったらここで拍手が起きるのにと思うこともしばしば。ミュージシャンが役者としても登場するのもあやめ十八番の音楽劇ならでは。アンサンブル的立場の役者さんたちも粒揃い。
本作は13日までの上演だけど既に土日は前売完売。残すは平日の6ステ(木曜は休演日)。予約は急がれたし。あ、配信もあるでよ。
9月に東京芸術劇場シアターイースト(お久しぶりね〜)で上演される草創記『金鶏 一番花』も今から楽しみ。

ひとくず
映像劇団テンアンツ
本多劇場(東京都)
2025/07/04 (金) ~ 2025/07/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
2回目観劇。
通常版(?)の公演は これが最後とのこと。7月8日(19時)は短縮版、9日(14時)はエピソードが挿入され さらに長尺(千秋楽スペシャル)になるらしい。
既に 内容は知っているが、それでも笑い 泣ける。また1回目の時にアドリブか判然としなかった台詞は、台本通りということも分かった。そして キャストが変わることで情況も違ったような印象を受けた。特に、北村鞠と金田匡朗の母 佳代が、それぞれ御園紬サンと徳竹未夏サンへ。やはり「舞台は生もの」、同じ内容でも違った感情が動いた。
(上演時間3時間35分 途中休憩10分)【バニラ チーム】

ここに在る不在
舞台芸術ユニットPINO
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2025/07/04 (金) ~ 2025/07/07 (月)公演終了

ひとくず
映像劇団テンアンツ
本多劇場(東京都)
2025/07/04 (金) ~ 2025/07/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
児童虐待の実態を描きつつ、その先を見つめる心優しき感動作。「鳴り止まないアンコールの声に」という謳い文句に納得。何とも心が押しつぶされそうな内容だが、現実にある話。それを基に 一晩で「ひとくず」の脚本を書き上げたという。
物語は説明通り、少女 鞠を地獄から救ったのは人間のくずだった。しかし、救われたのは少女だけではなく、救った金田匡朗(通称:カネマサ)も精神的に救われたのだ と思う。鞠の境遇とカネマサの心の成長が共振・共鳴し大きな感動を呼ぶ。
感動シーンには、必ず音楽と照明の相乗効果で印象付ける。その心憎い演出が物語を一層切なく そして優しく包み込むよう。泣き笑いといった感情の揺さぶりが凄い。
(上演時間3時間40分 途中休憩10分) 【チョコ チーム】

劇団Ugly duckling コラージュ・リーディング
PLANT M
AI・HALL(兵庫県)
2025/07/05 (土) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

劇団Ugly duckling コラージュ・リーディング
PLANT M
AI・HALL(兵庫県)
2025/07/05 (土) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
二部構成 早割りで拝見
一部は過去にこの作者の演劇を見ていないと全く分からないと思います
ちんぷんかんぷんでした・・・

くじらのいびき リーディング
よるべ
ウイングフィールド(大阪府)
2025/07/06 (日) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

グッジョブ
や印企画
シアター711(東京都)
2025/07/01 (火) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
祝旗揚げ公演。超満員の千秋楽に観劇。期待以上の面白さでした。中小企業のオフィスを舞台にした、ファンタジックなコメディだけど、妙にリアルで、思いっきり感情移入してしまいました。

ひとくず
映像劇団テンアンツ
本多劇場(東京都)
2025/07/04 (金) ~ 2025/07/09 (水)公演終了

7月か8月
劇団ノックステージ
SCOOL(東京都)
2025/07/04 (金) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
この劇団初めての観劇。癖のあるキャラが次々に現れての会話劇、スタイリッシュで、妙にリアルに感じて、期待以上の面白さでした。

いつだって窓際であたしたち
ロロ
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2025/06/17 (火) ~ 2025/06/22 (日)公演終了
実演鑑賞
2015年から2021年にかけて創作された高校を舞台とした連作群像劇シリーズ。10作になったのを機会に改めてキャストを一新し上演する公演。シリーズの最初となる今作は2025年・2018年に上演しての三演めですが、ワタシは初見です。6月22日まで武蔵野芸能劇場小劇場。高校演劇のフォーマットどおり、舞台のセッティングと本編含め60分。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/07/post-30dddb.html

いつだって窓際であたしたち
ロロ
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2025/06/17 (火) ~ 2025/06/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
もちろん、そのまま再現するのが演劇じゃないのだけど。
いったい、目の前にある一場面は何なんだって思いが終始あった。
昼休みの学校?教室?時間軸もなんだか良くわからず。
若手の演者たちも、不思議と高校生には見えなかったんだよね。
演技が悪いとかじゃないのですが。
世代が違い、青春の時期も遠い昔になってしまって、自分の感性がついていけないのかもしれないし。
もっとステージが小さく、客席との距離が近い劇場だったら、臨場感があがって面白かったのかもしれないなって印象を持ちました。

花がこがれる
アユカプロジェクト
シアター風姿花伝(東京都)
2025/07/03 (木) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
時間と場所を自在に操った幻想劇。この世界観に浸れるかどうかが肝。謳いにある「香りを演出に加えた」は、会場入り口で お香を焚き 優雅な匂いを漂わすが、物語に直接影響しているかどうかは判らない。
舞台美術や人物の名前が 物語の世界観を表しているが、それに早く気が付くか。救いか冒涜か、人の心の奥底にある願望、それを現代では別の形で…。
(上演時間1時間45分 休憩なし)【Bチーム】

みんな鳥になって
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2025/06/28 (土) ~ 2025/07/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
第一幕105分休憩20分第二幕85分。
今年No.1の作品かも知れない。間違いなく見逃したら後悔する。今、この世界状況で今作を日本で上演することは偶然ではなく必然。運命的なものを感じた。
ワジディ・ムアワッドが2016年に発表した作品。レバノン・ベイルートに生まれ内戦を逃れて8歳の時、一家でフランスに亡命。元々レバノンはフランスの統治下だった為、フランス語圏。だが15の時、滞在を拒否されカナダのケベック州へ一家で移住。ケベックの公用語もフランス語。カナダ国立演劇学校を卒業後、劇団を設立。2007年、国立劇場の芸術監督に就任。到頭2016年、自分達を追い出したフランス・パリの国立劇場の芸術監督に就任。その一作目である今作は彼にとって最大のヒット作となった。「ふじのくに⇄せかい演劇祭2020」にて『空を飛べたなら』のタイトルで公演予定だったがコロナにより中止。到頭本邦初公開。原題は『tous des oiseaux』(全ての鳥)、英訳では『Birds of a Kind』(ある種の鳥)、今回の日本語タイトルは『みんな鳥になって』。
照明が神懸かっている。ちょっと並のレヴェルではない。
現代の『ロミオとジュリエット』。ニューヨークの大学図書館、遺伝学・量子論・統計学を学ぶドイツ系ユダヤ人エイタン(中島裕翔〈ゆうと〉氏)はイブン・ハリカンによって書かれた「ワファヤット・アル・アヤン」(13世紀イスラムの人物辞典)を座ろうとしたテーブルに見付ける。偶然とは思えない程、この図書館に一冊しかないその本は彼が訪れる度待ち受けている。そしてそれを使って博士論文を書いているアラブ系アメリカ人美女ワヒダ(岡本玲さん)。そのどうしようもない美しさに理性が吹っ飛び思わず話し掛けてしまう。もう自分でも何を言っているのか解らないが本能的に必死になって。それを黙って眺めていたワヒダはくすくす笑い出す。何処か踊れる場所に行かない?
遺伝子の入れ物である46本の染色体、血族から受け継いだDNAに書き込まれている設計図。先祖から受け継ぐ情報は生物学的なものだけ。記憶や経験が遺伝する訳じゃない。最先端の科学を学び、遺伝情報を理解したインテリジェンスな若者達は旧来の迷信や因習など打破できる。民族の歴史など乗り越えられる。もうそんな時代じゃないんだ。
エイタンはワヒダを紹介する為、ドイツから敬虔なユダヤ教一家である家族を呼ぶ。ユダヤ教にとって重要な儀式、「過ぎ越しの祭り」。そこで待っていたのは絶望的なまでの家族からの罵倒。怒りに打ち震えるエイタンは科学的にこの不条理を分析し解明しようと決める。
ワジディ・ムアワッド作品は『森 フォレ』しか観ていないが、その時感じた手塚治虫感を今作でも強く感じた。とにかくストーリーが面白い。
まさに日本を代表する役者陣が世界の芯を握り締めたトップ現代作家の作品と格闘。今こそ観るべき作品。イスラエルとアラブ(パレスチナ)の憎悪の歴史に正しい解答はあるのか?この作品の中にその答があるのか?今作は映画化して世界中の人に観せるべきだと思う。
必見。

花がこがれる
アユカプロジェクト
シアター風姿花伝(東京都)
2025/07/03 (木) ~ 2025/07/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
Aチームを観劇しました。
劇場入口から癒される香りが漂い、花が溢れるセットも素敵でした。
ファンタジックで意外性もあるストーリーで、面白かったです。
不思議な雰囲気に、役者さん達の熱演も加わり、夢の世界に入り込んだ感覚になりました。
素敵な時間を過ごしました。

はぐらかしたり、もてなしたり
iaku
シアタートラム(東京都)
2025/06/27 (金) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

MY TYPE~早乙女琴子の場合
東京夜間飛行
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2025/06/28 (土) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
感想遅くなりました。印象としては良くできたお芝居でした。とても面白かったです。語りもエピソードもうんうんという感じで拝見でした。楽しい時間ありがとうございました。

~喜楽に落語~ ハルカス寄席
近鉄アート館
SPACE9(大阪府)
2025/07/01 (火) ~ 2025/07/24 (木)公演終了