
スリーウインターズ
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2019/09/03 (火) ~ 2019/09/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
クロアチアのオーストリア−ハンガリー帝国時代の人間も含め、100年の歴史の移り変わりを、1945年戦後と1990年のユーゴスラビア分裂の始まりと、2011年のEU加盟の三つの日付の出来事で描く。日時は行ったり来たりする中で、大きな家族の運命が大団円を描く。その影に、皺よせを受けて弾かれた者の悔しさがあることも忘れさせない。出色の舞台であった。
なんといっても、登場人物の存在感が確固としてある。文学座の俳優の層の厚さと安定感が改めてみにしみた。次女役の増岡裕子が、最初は壁家族から浮いた脇役かと思っていると、最後に、彼女がこの家の大黒柱になっていたことが明らかになる。この大化けが良かった。
寺田路恵の没落貴婦人、倉野章子の老け役二人のベテラン女優が良かった。
上川路啓志が語る、敗軍の兵士の悲哀、愛馬との別れの場面も非常に印象深い。深くしみるいい声、いいセリフ術であった。石田圭祐も、いつものことながら、時代に取り残された不器用な男を怪演していた。

ギョエー! 旧校舎の77不思議
ヨーロッパ企画
ABCホール (大阪府)
2019/09/11 (水) ~ 2019/09/18 (水)公演終了
満足度★★★★★
こんなコメディ見たことない。ラストまで怖面白いネタが満載で、暴走する幽霊がこれとまた面白い。
ラストは怖がらせて少し嫌な気持ちにさせるという一筋縄に終わらせない演出が見事でした。
久しぶりに他人に勧められる芝居でした。

ウチの親父が最強
梅棒EXTRAシリーズ実行委員会
博品館劇場(東京都)
2019/09/05 (木) ~ 2019/09/15 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/09/14 (土) 12:30
90分間の身体表現、楽しませてもらいました。
素晴らしいエンターテイメントでした。

暴力先輩
NICE STALKER
ザ・スズナリ(東京都)
2019/09/11 (水) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/09/13 (金) 19:00
135分休憩なし。
軽快な「パプリカ」の曲と、女性の多い舞台だったが、その実のストーリーは非常に深い。人が生きる時に感じる、他者との違い・・・他人を助ける事とはどういうことなのだろう、とか、他人のために尽くすことが本当に他人のためになるのだろうか、とか、本当の平等とは何だろうか、といった、深いテーマを考えさせられた。ポップなテンポで深いテーマを差し込んでくるスタイルは、非常に秀逸。

きえるもの、のこるもの、こわれるもの
演劇設計局コミュニケ
RAFT(東京都)
2019/09/12 (木) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/09/13 (金) 15:00
95分休憩なし。
「廃校」を取材して舞台にした、五人の作家の短編集。「廃校」というテーマを、劇中あまり意識する事は無かったけれど、小品を楽しめた。特に、第2話「たまたまあはれ」(菊池 祐児)の妙に楽しそうに人生を描くさ様と、第4話、上演禁止シリーズ②「人生の楽園」(早川 貴久)のブラックな展開が印象に残った。

悪魔を汚せ
鵺的(ぬえてき)
サンモールスタジオ(東京都)
2019/09/05 (木) ~ 2019/09/18 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/09/12 (木) 14:00
115分休憩なし。
いろんな見方が出来る作品だと思うが、深く印象に残ったのは、三兄弟姉妹の生き方へのスタンス。場をひっかきまわしているのは、常に末っ子の佐季。でも、最後まで、どこか彼女を憎めない。むしろ、家族がどうしようもない血筋で、絶対的な「悪」であるならば、そこから逃げよう、逃れようとする行為は、実は自然なことではないか、とさえ思えてくる。そんな善悪の境界を考えさせられた。

贋作 春のめざめ
もぴプロジェクト
ザ・ポケット(東京都)
2019/08/30 (金) ~ 2019/09/08 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/09/02 (月) 19:30
座席L列9番
ドグラ・マグラをベースにした「マークドイエロー」(2017年)ほど原典に近くはないが、事前にWikipediaで「春のめざめ」の「内容」の項を読んでおいたので「ここはアレか」と思うところがあり、観終えて再度Wikipediaに目を通して頷く点が増えた。
また、ある閉鎖集団に新たな人物が加わることで起こる変化、という点でデール・ワッサーマンの戯曲「カッコーの巣の上を」を連想。
ところでタイトルに冠した「贋作」は一般的な「がんさく」という読みでイイのかな?それとも野田リスペクトで「にせさく」?(笑)

半ライスのタテマエ
Sky Theater PROJECT
「劇」小劇場(東京都)
2019/09/11 (水) ~ 2019/09/17 (火)公演終了

暴力先輩
NICE STALKER
ザ・スズナリ(東京都)
2019/09/11 (水) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★
過去作品、出演者等、一切予備知識なく、初観劇したため、
今作品のキーポイントの一つに関して、最初から最後まで
頭の中に?マークが浮かんでいた。
終演後に、ネットで調べて、ようやく腑に落ちた次第。
年代を問わず、いろんな人に見てもらいたいテーマ。
テーマ自体は、学校の教材にしたいほど。
ただ、子どもと一緒に観られるかと問われれば、NG。残念。
ドラマパートの内容はよくある話。
予定よりも30分長くする意味はあったのだろうか。
当初通り1時間40分でまとめられていたら、
もっと良かったと思う。
俳優さん達は、みんな役柄に適していて、
とても惹きつけられた。

わたしは…
ソラミミ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
満足度★★★
初日を拝見。登場人物3人のほか、ステージ奥にキーボード、ギターの男女ユニットが生演奏で歌と劇伴。途中から、芝居と劇伴の一体感というよりは、演者の芝居が劇伴のタイムにより過ぎているように感じて、(回を重ねると変わっていくようにも思えたが)今日はそこに物足りなさが。

望むツキに想ひをヒメて
メグルキカク
テアトルBONBON(東京都)
2019/09/11 (水) ~ 2019/09/15 (日)公演終了
満足度★★★★
ゲームの世界に入り、現実世界と仮想世界を行き来するストーリーでしたが、POPな印象で面白かったです。衣装も楽しめ、ボケと突っ込みのような台詞のやり取りも楽しかったです。そして、楽しさだけではなく、切なさも感じられる舞台でした。面白かったです。

スリーウインターズ
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2019/09/03 (火) ~ 2019/09/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
一家族を通して綴られるクロアチア現代史・・否、歴史と共に歩んだ家族の物語。アトリエ公演ハズレ無し記録は無理なく更新(観たのは4~5回だが)。蹄型に客席に囲まれた舞台の配置、動線、人物の形象いずれも理に適って、細部から芳香が立ち上る。遠い国の歴史と文化、エートスを俳優を通して感覚した。

半ライスのタテマエ
Sky Theater PROJECT
「劇」小劇場(東京都)
2019/09/11 (水) ~ 2019/09/17 (火)公演終了
満足度★★★★★
私にとってとっても満足度の高い舞台でした。
家族のお話を丁寧に描かれており、心暖まる作品だったと思います。役者の皆さんも年月の経過を大変上手く演じられており、最後まで違和感無く観劇できました。本劇団は前作の朗読劇を拝見しましたが、丁寧に心に響くお芝居をつくられてる印象です。これからも応援しています

密会
劇的集団まわりみち’39
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/15 (日)公演終了
満足度★★★★
こんな事件があったというすら知りませんでした。社会に認められない…😢しかし、社会とつながっていたい。気持ち分かります。

この星にさよならを
華凛
studio BLANZ(東京都)
2019/09/12 (木) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

〇〇Pソファ第2回公演『喜劇 暗がりの代筆屋』
〇〇Pソファ
シアター風姿花伝(東京都)
2019/09/12 (木) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

半ライスのタテマエ
Sky Theater PROJECT
「劇」小劇場(東京都)
2019/09/11 (水) ~ 2019/09/17 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/09/13 (金) 19:30
チラシが4種類あることに行くまで気付かなかった
まあ、その思いは伝わってきた
死にたくないし忘れられたくない人(自分も)必見
あのテンポでは流石に老ける暇はなかったかな・・・ちょっと残念

ぜいはあ、
劇団milquetoast+
エリア543(東京都)
2019/09/12 (木) ~ 2019/09/15 (日)公演終了
これまでの作風とはうって変わり、速いテンポで複雑すぎない話が進むのが良かった。
新境地の嶋木美羽さんは実力を存分に発揮していたし、坪和あさ美さんのキレの良さが光る。他の役者陣も各々の役割をしっかりこなしていた

望むツキに想ひをヒメて
メグルキカク
テアトルBONBON(東京都)
2019/09/11 (水) ~ 2019/09/15 (日)公演終了
満足度★★★★
現実とバーチャルゲームの世界を往還しながら、人の生き方に一石を投じるような公演。さてバーチャルゲームで展開する内容は、タイトルから推測できると思うが「竹取物語」である。人はいつかは死ぬ。しかし特別な状況下ではない平時では、いつも死を意識して生きている訳ではないと思う。だからやりたい事もいつかやろう、という優柔不断というか先延ばしにしている。そんな”後悔”を現実と仮想の世界を行き来しながら面白可笑しく描いている。緩い感じもするが、自分は好きである。
ところで、少し意地悪な観方をすれば、生き甲斐というか夢を現実路線に方向転換したことによって物語が動き出したように思うが…。
(上演時間1時間50分)

舞台「DARKNESS HEELS-THE LIVE-」
舞台『DARKNESS HEELS~THE LIVE~』製作委員会
新座市民会館(埼玉県)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/13 (金)公演終了
会場費が安いからだろうと思われますが、プレビュー公演が埼玉県の市民会館なのは仕方ないとしても、せめて鉄道の駅から歩いて行けるところにしてほしいです。信長の戸田市民会館は歩いて行けたのですが、今回の新座市民会館はバスで18分。今日は夕方の混雑もあり、開演に間に合うかハラハラしてしまいました。なので、会場に着いたらトイレに行ったりしてあまり時間もなく、ロビーに相関図があったのにも気づきませんでした。キャスト表もなくて、誰が誰やらわからないまま終演しました。ボク団さんのような親切なアフターパンフまでは望みませんが、コピーでいいので相関図かキャスト表をいただけたらうれしいです。
スタッフさんもあまり親切とは言えませんでした