
妖異幻怪物語
月ねこ座
浅草九劇(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/01 (金) 19:00
エンタメファンタジー作品だったが、いわゆる2·5次元演劇などと違って、見た目がいい役者ばかり使わず、キャラごとに強烈なぐらいの個性が引き出されていて良かった。また、主人公の男の子が妖怪たちに振り回されつつ、ツッコミも入れるようなコミカルなシーンと、人間よりも妖怪の方が上だと考える敵対勢力が登場する場面、それらとの戦闘シーンなどのシリアスシーンが見事にミックスされていて、全体のバランスが良かった。
戦闘シーンにおいて、ほとんどの役者が戦っていたが、刀と刀をぶつけ合ったりなどの肉弾戦は緊迫感があり、観客の集中力を高めたと感じた。また、バク転や跳躍などの身体能力が高く、とても演劇を勝てとする役者達というよりも東映アクションクラブと同等か、或いはそれより少し劣る程度に目を見張る身体力があると感じ、感心した。

演出って何?
学習院女子大学パフォーミングアーツフェスティバル実行員会
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2019/11/03 (日) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
鑑賞日2019/11/03 (日) 14:00
価格1,000円
◆記録のための整理
14:00の回、14:09~14:58、トーク15:52終了
WEBに使用テキストあり、昨年に続き2人の演出比較
鳴海さん、「atelierSENTIO」公演などで
三浦さん、「隣屋」他で
こりっちで検索してみると「ちょっとそこに座りなさい」2014/7Q@新生館で演助、「旅の演劇」(2013/12)で出演他...でした。大脳神秘は塩田さんというのに今気がつきました。
鈴木真理子さん..「ゴリラ」@名曲喫茶ヴィオロン2014/5の演出?
小林愛さん..「ザ・シェルター」2016/5@絵空箱?
千葉りか子さん、「茎」。残念ながらD-倉庫のは観たのにセッションハウスの「less is more」は観逃しました。
上演作品:「わたしを見つめるもう一人のわたし」
テキストでは「私」と「わたし」が混在している。女2が「わたし」?
都会のビルの屋上
釣り竿、釣り糸
成長期
エネルギー(原発-根回しが必要-以外)が必要
電車、高校生
言葉、食べる
飛び降りる
街を眺める(視界良好?)
言葉を吐き出す
街は変わる
苦しみ
船
なにやら「その後の世界(ディストピア)」を思わせる。
おふたりの大きな違い「女1」
三)常に動いて2つの領(白枠)域を行き来している。滑らかで柔らかい動きは「茎」を思わせる
屋上→空の広さを感じる
鳴)歩き続けている、照明暗い、白杖?全体に暗めで閉じた感じ(閉塞感)を受ける。
5W2Hを薄めたテキストなので自分で勝手に周辺0r過去情報をかき集め世界を補填してしまいます。これはコンテンポラリーダンスでよくあることで、最近読んだ本など記憶が新しいものの影響がより強い気がします。高校演劇ですと「既成」作品の中でよく上演されている作品があり比較するのも楽しいものです。
追記
終演後、ヤストミさんにお訊きしたところ
「劇団 Sakura Farm」は休止、公演予定はないということでした。毎年来ていたのにとても残念です。

偽りなければ笑えない
三栄町LIVE
三栄町LIVE STAGE(東京都)
2019/06/27 (木) ~ 2019/07/07 (日)公演終了

はじめましての3悪人
三栄町LIVE
三栄町LIVE STAGE(旧:フラワースタジオ) (東京都)
2019/10/29 (火) ~ 2019/11/05 (火)公演終了

かわいいチャージ’19
人間嫌い
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/04 (月) 13:00
座席1階1列
価格3,000円
まーくん「目崎さん」の回を拝見。
可愛い可愛いくない、似合う似合わない。このやり取りは面白い。全く違う方向なのに概念を紐解くとどの世界でも似たような交差が起きる。実は似ているものかも知れない。
「かわいい」に努めるのは自分に一生懸命な証でもあるとはおじさん新発見。そう気付くとその姿はとても愛らしい。
彼氏が別の女性に「かわいい」は許せないシーンですが、男性もそれを乱発しない、抑えている人も。その男性目線の「かわいい」ストーリーも見てみたい。

時期尚早
家のカギ
スタジオ空洞(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
鑑賞日2019/10/30 (水) 19:00
座席11階3列
価格2,000円
「わいわいパック」を初日に拝見しました。
そうですね。勢いや動きには笑いがありましたが、もっと話の中で笑わせて欲しかったです。一番笑えたのが渡部さん(演;高村さん)の泣いているところはちょっと寂しい。
「東京へ連れてって」は名作ですが、小桜はもっとバカっぽく入ってきて欲しかった。
そして5年もかけて書いたラブレターの文才とのギャップを楽しみたいです。

恋する宇宙に人類は
BALBOLABO
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
全体を見渡せる席。誰がどの役か分かりやすく紹介。どの役もピッタリな配役。アクションだけでなく、人の優しさと繋がりを忘れず伝えてくれてました。

影ばさみ~「そこのそこ」より~
ThreeQuarter
萬劇場(東京都)
2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
月ノ光の回を観劇しました。セットや衣裳は観応えあり、妖怪の住む世界の雰囲気が醸し出されていました。面白かったのですが、登場人物の関係と、交錯するストーリーが分かりにくく、何となく消化不良でした。一生懸命作られた舞台という事が感じられ、好印象でした。

女の幸せ
劇団HallBrothers
ぽんプラザホール(福岡県)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

ビッグ・フィッシュ
東宝
シアタークリエ(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/28 (木)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/11/04 (月) 12:00
170分。20分の休憩含む。
父親が、自分仕事をどこか大げさに語りたい、という願望。子供に対して真実をそのまま伝えても、多分理解してもらえないだろうからこその、誇張であったり。その誇張が、関係を悪くする原因にもなったり。そんな父と子の心の構図を、「大人のための童話」というキャッチフレーズの通りに見事にストーリー化した作品。後半涙が止まらなかった。物語全体が、アーサー・ミラーの「セールスマンの死」の、アンチテーゼになっているような気がした。
日本初演は、アンサンブルかいたが、今回はなし。“12 chairs version”。舞台の広さのわりにちょっと迫力は書いたものの、ストーリーの良さと、12人の演技が絶妙。特に川平慈英が絶妙にはまり役だった。

あの星にとどかない
くちびるに硫酸
アトリエ5-25-6(荒川区南千住5-25-6)(東京都)
2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/11/04 (月) 16:00
70分。休憩なし。
人類と共に、何かを喪失してしまって、とても哀しい状況だという事は理解できる。どこかアンニュイで、どこかメルヘンチックで、どこか科学的な要素もある、空間の余韻的な部分を楽しむという点ではとても楽しめたのだけれども。余白を埋めるだけの情報が非常に少なくて、私には想像を膨らませる余地が足りなかった。雰囲気を楽しむ、というのであれば、楽しめたし、良かったのかしれないが。少し理解が難しく感じてしまった。

死に顔ピース
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/31 (木)
中野ザ・ポケットにてワンツーワークス『死に顔ピース』を観劇。
遅かれ早かれ誰にでも訪れる《死》。人間の最期の迎え方、過ごし方について、医師・看護師・患者・その家族など様々な立場の視点から鋭く斬り込んだ、とても考えさせられる内容でした。国民の2人に1人がガンになると言われている現代社会において、決して他人事では片付けられない問題だと思いますが、今まで漠然としか考えていなかったものが、今回の作品を拝見したことで、一気に身近になったというか、何となく一つヒントを得たしたような感覚になっています。とはいえ、当初、物語の中に登場するガン患者と家族が、死を受け入れて笑って過ごしている部分に違和を感じましたし、あまりにも大袈裟過ぎないかとも思いましたが、この日のアフタートークで「実際の現場のケースに似ている部分がある」との話を聞き、その違和感はスーっと和らいだような気がします。この考え方は今まであまり持ち合わせていなかったので、発見になったと同時にとても勉強になりました。もちろん人の生き方はそれぞれですし、何が正解で何が不正解なんていう考え方もないと思いますが、どんな人間でも必ず死を迎えるというのは決定事項なので、それなら少しでも一秒でも長く笑って楽しまなきゃ損、…いや、損得感情では到底片付けられない深い問題ではあるものの、少なくとも自分個人としては、今回の作品の中に登場する患者の生き方に共感出来る部分は多いような気がしたので、出来る限り楽しみながら死を迎えたいなと感じました。(まぁでも実際に死を意識しなければならない事態に直面したら、恐らくネガティブな発想しか生まれて来ないだろうな…。その際はこの作品を思い出したいところ)。ちなみにこの作品の中で大きなテーマとなっている「どこで死にたいか」の部分に関しては、やはり「自宅」と答えてしまうような気がしますが、その時の家族構成だったり周りの環境によっても変わってくるような気もします。結局難しい問題だと改めて感じました。
ワンツーワークスさんの作品観劇は昨年の『善悪の彼岸』以来1年ぶり4回目でしたが、毎度の事ながら観客の心に突き刺さる何かがあるような気がします。様々且つ身近な社会問題を独特の鋭い視点で斬り込む作風はお見事。物語の世界に引き込まれる感覚を強く体感します。冒頭のテンポをズラした動作パフォーマンス、統一感も素晴らしい。演者さんでは奥村洋治さん、藤敏也さんが特に存在感あると感じました。YAMAさんの大道芸はずっと見ていたいと思えるスゴさがありました。まさにプロ。上脇結衣さんはドラマの印象が強かったですが、舞台での演技もさすが。みとべ千希己さん、小林桃子さんは感情表現が素晴らしかったです。小熊綸さん、榊原あみさんの娘役2人も好演。藤村忠生さんも味のある芝居が印象的でした。とてもよく研究し創られた脚本、演出、メッセージ性などどれを取ってもさすがワンツーワークスさんだと感じました。

『石見銀山』完全版 東京特別公演
オペラ「石見銀山」実行委員会
東京文化会館 大ホール(東京都)
2019/10/31 (木) ~ 2019/10/31 (木)公演終了

調和と服毒
Ammo
上野ストアハウス(東京都)
2019/10/17 (木) ~ 2019/10/22 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/10/21 (月) 14:00
価格3,500円
2017年9月の「光、さえも」と同様「美とは何か?」についての論争が主題だがあちらが現代(近代?)を舞台にしていたのに対してこちらは16世紀というのがミソで、キリスト教が「でしゃばって」くるのが大きな違い。
9月に観たこゆび侍「ガリレオの生涯」と同様に「異端(審問)」という言葉が出てくることに時代性を感じた。
美に関する論争に部外者(パトロンとはいえ美に関して言えば部外者であろう)があれこれ口を出すことに「笑の大学」やロデオ★座★ヘヴンの「日本演劇総理大臣賞」も想起したりも。

遠山金四郎VS女ねずみ小僧~長崎青春編~
TeamAssemble
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/10/29 (火) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

影ばさみ~「そこのそこ」より~
ThreeQuarter
萬劇場(東京都)
2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

妖異幻怪物語
月ねこ座
浅草九劇(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
初見の劇団さん。めっちゃ良かったです。単なるコスプレ劇団かと思ったら。ストーリーもアクションも良かった。台詞が絶妙。わらった笑った!久々のヒットです。

生贄
学学展万
関西大学千里山キャンパス 第4学舎 2号館 2105教室(大阪府)
2019/11/03 (日) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

花町オペラ
ギリギリCUBE
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/11/03 (日) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
WEAVECUBEと崖淵五次元って共演も多く、最初違いが分からなかった時代もあったっけ。ところが今回が初めてのコラボだという。何だか不思議です。
出し物は「本能寺の変」前後の戦国絵巻。でも、全然難しくはありません。なんと、信長が愛に生きる話って、それだけで十分驚きませんか?
俳優陣は僕の好きな人ばっかりで、みんな芸達者。しかも魅力的な人ばっかり。これを見ないでどうするかい!
2時間の時代劇は正直多少気になったけど、全然そんなこと全くなく、人間を明るく、大きく、やわらかく、爽快に描いてゆく。花街の話なのに全然暗くなく、もうまっしぐらに前向きなんだ。現代の暗さを忘れるかのように、こういう演劇を見ていると、てんで朗らかなので、僕の表情は舞台に釣られて崩れている。
脚本のユニークさも秀逸だが、12人の俳優陣の人間性が際立っているなあ。彼らの演技が倍々ゲームとなって何かを作り出した、そんな感じがする。素晴らしいの一言!

演出って何?
学習院女子大学パフォーミングアーツフェスティバル実行員会
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2019/11/03 (日) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かったです!演出の違いで全然違うものになるんですね。脚本をプリントしたのに読むのを忘れていたので、帰ってから見たら場所の説明はあるものの、その後のト書きがほとんどありません。そこを演出の方がどう演出するかはその人次第。以前劇団主催の方が「ト書きをしっかりしておかないと勝手に演出されてしまいます。ト書きは大事です」と言っていたのを思い出しました。でも「ご自分が他の方の脚本を演出する時、ト書きに納得いかなかったらどうするんですか?」と聞いたら「自分が納得できるようにやります・・・戦いです」とも。
とても良い企画だと思いましたので、またやってほしいです。
演劇にも税金が使ってもらえるように頑張ってください。