最新の観てきた!クチコミ一覧

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ガリバー旅行記

ガリバー旅行記

三条会

ザ・スズナリ(東京都)

2019/12/26 (木) ~ 2019/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★

昨年面白く観た『ひかりごけ・男子バージョン』(確か)に出ていた夏目慎也とG.K.Masayukiの名も見えたのでほぼ全幅の信頼と期待をもって観劇日を待った。スズナリへ到着すると客席の埋まり具合は程々(お陰でゆったり座れる。制作的には何だが)、ステージを見るとこれがまた一風変った仕掛け。鈍く光る(金属製に見える)半円形の台が壁面から出ており、外周に沿ってレールっぽい溝があってその両端、即ち左右のどん詰まりは開口し、のれんの目隠しが垂れている。要は空港の荷物受け取り場にあるベルトコンベアの形だ。冒頭その半円の外周に沿って俳優らが順次立ち、奇妙な挨拶を始める。
客席は程々と書いたが、演出関氏の「芝居の面白がり方」=作風が通好み?客を選ぶ?のだろうか。本作もけったいな演出であったが、確かにガリバー旅行記であった。
方向性は好みである。ただ、漫才で言うボケのアイデアは潤沢なのだが、ツッコミと言うか拾い方が難しい所、切れ味がもう一つ欲しい箇所もある。夏目+立崎真紀子のコンビをしつこく登場させてサラリーマン風ガリバー男にツッコミやらせる反復ボケなど、ボケる事でガリバーから何を遠ざけているか(それによって困らせているか)が、もう少し判りたかった。
奇態なアイデア勝負に見えるが一朝一夕思い付きで出来上がる代物でなく、様々な試行錯誤により時間をかけて細部が作られた感触があった。何つっても犬が登場って・・客に対するボケも極まり、客はどうツッコんで良いか判らないが、いずれ受け方を見つけるのやも知れぬ。

ネタバレBOX

ボケと言えば最後にMasayukiが周りが歌う中でガリバーの旅行を要約して語る。語り口は「まとめ的」なのだがよく聴けば「全部説明しちゃってんじゃん」と、思わず(好意的に)突っ込みたくなったが・・反応は客に委ねる風であった。
「ガリバー」は小人の国を訪ねる話、としか認識していなかったが、実は様々な世界を訪れ、その発見と出会いから人間と人間の理想について思索をして行く話なのだとか。
俳優では、夏目氏の場面対応力をもっと見たかった。大谷ひかるという女優はどこかで印象深く見たという記憶があり、昨年の「ひかりごけ」以外に・・とぐぐってみると危口氏の遺作「わが父、ジャコメッティ」に出演とあった。色んな役と場面を見たい女優。良い書き手や演出には良い俳優が集う(若しくは育つ)と常思うが三条会もその例に漏れずと見受けた。
『光差スル未来』

『光差スル未来』

中央大学第二演劇研究会

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2019/12/26 (木) ~ 2019/12/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

 1本のストレートプレイと思いきや「陽サス詠愛」と「灯サス路傍」の2本のオムニバス形式、2本目「灯サス路傍」(風邪気味後送)

ネタバレBOX


間に15分の休憩が入る。先ず「陽サス詠愛」から。家庭用アンドロイドが普及し何世代ものアンドロイドが廃棄処分される時代、人間は他国との戦争により激減、無論経済も振るわなくなっていた。それを立て直したのが、現在アンドロイド製造を一手に引き受けている企業の社長であるが、彼は政治家でもありこの世の春を謳歌していた。が、その足下にはたくさんの廃棄アンドロイドの体躯が埋まっていた。社長は部下に命じて型落ちしたアンドロイドに軍用訓練を施し戦地へ売り飛ばしていた。そこで役に立たなくなったアンドロイドや戦力外とされた躯体は無論廃棄されるが、何千万体のアンドロイドの中には、意志を持ち戦場から失踪する者が出始めた。今の所大した数ではないが、社長は己の力で思考し判断するアンドロイドに極めて強い警戒感を持って居た為、殲滅を指示する。社長の属する陣営は地上7000Kmに位置し、地下5000Kmの敵軍と戦っていたが、ある新月の晩、彼の娘と地下の若い兵士が一瞬邂逅する。彼と、彼女は互いに大切な人から譲られた魂の交感機器を持っており、互いに通信を取り合おうと互いに発信し続けていた。だが彼女の父は、自分の選挙を優位に進める為に娘を政敵に嫁がせる算段を凝らし、姉にスパイを強要していた。だが、姉は父に面従腹背、結婚を強要されている妹に魂の交感器を与えたのも姉であった。然しながら状況は恋人たちに敵対的である。あとは観てのお楽しみにゃ~。
エミィ賞グランプリ2019

エミィ賞グランプリ2019

エミィ賞実行委員会

近鉄アート館(大阪府)

2019/11/18 (月) ~ 2019/11/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

奥様が観劇に伺いました。
やっぱり前年優勝者の杉野叶依さんは凄かった、との事。
そして、今年優勝された川久保晴さん、おめでとうございます。
奥様曰く、やはり川久保晴さんはとても良かった、との事でした。

あ~、私も伺いたかった。

『三人虜』&『愛の棲家』

『三人虜』&『愛の棲家』

虚空旅団

天満天六・音太小屋(大阪府)

2019/11/15 (金) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

千秋楽を観劇。

両作とも良かった。

■愛の棲家
沈黙を疑う女、心のドモリが故の悲喜劇。
執念と愛憎の棲家、繰り返される…
迫力あり。
愛情も業が深いですね。

■三人虜
刑務所の3人。
友情、家族、無邪気さ、本当に本当に不器用な男達の話。
楽しかった。

無名稿  ろまん燈籠

無名稿 ろまん燈籠

無名劇団

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

楽日観劇
ブラックファンタジなのにハッピーエンド、でもやっぱりブラックでした。
5姉妹が紡ぐ異なる異様な世界を愉しく拝見。

役がぴったりの中條さん、感情豊かな長女、恋多き次女、背伸びの3女、弾けた4女、甘えん坊の5女、そして苦悩のれいこ、圧巻こまち、他の皆さんも良かった。

坂之上一族の肖像

坂之上一族の肖像

劇塾!S.W.S

魅殺陣屋スタジオ(大阪府)

2019/11/15 (金) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

『坂之上一族の肖像~海老原家の明日~』を観劇

性格真逆の親友から、自分も知らない内面を射ぬかれた時、受け入れられるのか(私は無理かも)?

的確な指摘、受け入れる許容力、グッと来る様なハートフルな公演に纏まってました(演技力の触れ幅は少し大きかったが…)。
母と長女良かった。

小田島家も見たかった!

Le Paradis(ル・パラディ)

Le Paradis(ル・パラディ)

スラステslatstick

ACT cafe(大阪府)

2019/11/15 (金) ~ 2019/11/18 (月)公演終了

満足度★★★★

村角太洋さん作演の旗揚げ公演のおとぼけたお笑いとはまた異なる、作演・高瀬和彦さんらしい、ハートフルな上質コメディ。

俳優の離婚不倫の愛憎劇かと思いきや、マネージャーの気迫、「子はかすがい」からの(ちょっと出来すぎですが)心温まる結末、良かった。

追伸、終演後、写真撮影が可能でしたが、携帯の起動に時間がかかってしまい、結局撮影できず。
もう少し早めにご案内いただくか、もう少し待ってほしかったな…。

貧乏が顔に出る。

貧乏が顔に出る。

MCR

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/12/26 (木) ~ 2019/12/30 (月)公演終了

鑑賞日2019/12/27 (金) 19:30

文句無く面白い。MCRの舞台を観てると、人間てどうしようもないなぁ…って思わされるんだけど、そんなもんだって…愛おしくもなる。この後どうなるんだろう、何が起こるんだろうって話にどんどん引き込まれる。

セミの空の空

セミの空の空

コトリ会議

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2019/11/15 (金) ~ 2019/11/18 (月)公演終了

満足度★★★★

初日観劇

セミ最強、怖かったです。
2つ目の月によってもたらされる死。
生きてる様な死。
死んだ様な生。
いつもながら比喩的で、不思議な死生感。
面白かった。

デザイン縛りのアフタートーク、デザインも奥が深いですね。
三村るなさんの解釈も面白かった!

あの記憶の記録

あの記憶の記録

京都労演

京都府立文化芸術会館(京都府)

2019/11/15 (金) ~ 2019/11/16 (土)公演終了

満足度★★★★★

残念!
観劇する気、満々だったのですが…
メールが迷惑メールに分類されて、伺うチャンスを…
残念!
超~残念!

投げるな匙だけはクセになる

投げるな匙だけはクセになる

愛伝一家

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

お芝居には台本や演出に各々の個性があって、観終わった時に『××らしいお芝居だったなぁ』と思えたりする訳ですが、愛伝一家さんの『らしさ』はテンポの良さと掛け合いの妙味。コミカルなお芝居だからこそ、そう言う呼吸や間が大事。帰る時に次はどんなお芝居を観せてくれるのかなぁ〜と期待してしまいます

トウキョウノート

トウキョウノート

青年団若手自主企画 堀企画

アトリエ春風舎(東京都)

2019/12/24 (火) ~ 2019/12/29 (日)公演終了

満足度★★★

秘密の抜け穴を知りました。

ネタバレBOX

ヨーロッパで勃発した戦争を避けて有名な美術品が疎開している東京の美術館に集まっためったに会わないきょうだいたちの話。

『東京ノート』ありきの話でした。

薄暗くて、静かな舞台とのことでしたが、椅子のきしむ音が度々聞こえ台詞が聞きづらかったです。私なら、体重をかけて音がすることに気付いた場合、その方向への体重移動は避けますが、このような良心的観客ばかりではないので、事前にスタッフによる椅子のきしみをきちんとチェックすることが必要だと思います。
投げるな匙だけはクセになる

投げるな匙だけはクセになる

愛伝一家

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/11/22 (金)

「投げるなら匙だけはクセになる」愛伝一家さんはまずタイトルが毎回気になる。
次にキャスト陣だ。安定の常連組が劇団員との絶妙なコンビネーションで会場を笑いの渦に。また新たに加わったキャスト達が作品にスパイスを加え化学反応を起こしている。
観ている側はここはアドリブ?なのか、いや脚本どおり、どっちなのと思わせるシーンが多々あり藤代マジックを感じる。さすがは藤代さん。面白い脚本を書く。
中村翠さんの長セリフ、凄い。いつもびっくりさせられます。
今回は観客が参加出来る枕投げにも秘密があり、伊東市のまくら投げ大会で実際使われている枕をお借りして作中で使用していたとの事。
やっぱり愛伝一家さん凄い。次回も楽しみにしています。

Crime - 1st  -

Crime - 1st -

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2019/12/21 (土) ~ 2019/12/27 (金)公演終了

満足度★★★★★

女性犯罪3編。
3種3様の演出にして心の闇を炙りだすトーンが一貫しているのでとても観やすかったです。
再現映像とは全く異なり、同じ空間での息遣いも生々しく、犯罪の匂いが立ちのぼっているやり取りをダイレクトに体感、気迫ある舞台。


「松山ホステス殺害事件」
福田和子in北陸。
彼女の突出したインパクトは長年に渡る逃亡生活にあり。
常にギリギリ駆け引きの人間関係、生活生命力がめちゃ強い
何だか動物的な匂いがする女性だけれど、深い関係にある男の前で突然の人間臭さを目の当たりにすると
開き直りも見事で不謹慎な言い方だけれど、やっぱりこの人 業が深く興味深い。

「佐世保小6女児同級生殺害事件」
加害者・被害者ともに少女だった故に起きたと思える事件。
SNSで育まれた友情の破綻。
亡くなった少女が常に寄り添い、意思表示も見せるのだけれど真実は如何に。
親としてのやり切れなさで充満していました。

「新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件」
三橋歌織という女性の性格が一番理解しがたい。
被害者同僚の目線が印象として残っていて、それが何というか一番座りが良いのだけれど…
夫婦であれば確かに一方だけ悪いという事は無い、それは見ていてもよくわかる。
DVを受けていたなら一刻も早く別れてしまえばよかったのに。
夫婦してどんどん抜けられない迷宮に入り込んでいく様相が哀れ過ぎます。

Crime - 1st  -

Crime - 1st -

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2019/12/21 (土) ~ 2019/12/27 (金)公演終了

満足度★★★★★

実際の3つの事件後の話でニュースでは取り上げられなったのでとても興味深かった。
何故殺人を犯しその後はどうゆう感情でいたのかが辛いくらい伝わってきた。
1stということは2ndがあるのかなと今から期待。

投げるな匙だけはクセになる

投げるな匙だけはクセになる

愛伝一家

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

本当に楽しかったです。
毎回愛伝一家さんの演劇を観劇させて頂いておりますが、
今回も色々な時事ネタも有りつつ色んな事を考えたりしました。
コメディ系の演劇なので初めて観たって人でも楽しめると思いました。
来年5月にも公演が有るみたいなのですが今からとても楽しみです。
愛伝一家さん頑張って下さい。

投げるな匙だけはクセになる

投げるな匙だけはクセになる

愛伝一家

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

けたたましい!(良い意味で)
休み無く続く台詞 複数人で一斉に台詞!
全部聴き取れなくても問題ない構成
お笑いだけで無く しっかりとつかみのある舞台
複数回の観劇がお薦め! 何度観ても愉しい

投げるな匙だけはクセになる

投げるな匙だけはクセになる

愛伝一家

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

未来社会への暗示、問題意識をはらみながらも、あくまでも痛快無比に展開してゆくコメデイー!観に行って良かった。

クリスマスギャロップ

クリスマスギャロップ

三等フランソワーズ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/12/20 (金) ~ 2019/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★

今年ラストの観劇。とっても面白かったです。

ネバーランド・キャロル

ネバーランド・キャロル

route.©︎

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2019/12/24 (火) ~ 2019/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ている者の心をどんどん抉るroute.©︎節が凄かった!
抉いけど、話の流れとかも理解しやすくて、観ている者にいろいろな想像を掻き立てるのが凄かった!
1回目から、どんどん洗練されてきていて、本当に凄い‼️
残りのステージも身体にお気をつけて下さい‼️

ネタバレBOX

最初の少女聖歌隊の歌がとても美しくて、魅了された。。1人1人が清らかで正に聖なる者たちだなぁって感じた。ただ実は、この子達には病気?呪い?があって、これにかかっていない生物に触ると忽ち死に追いやるという、聖歌隊というよりも執行者の立場だったのだ。。しかもそれは、彼女たちの身体をどんどん蝕んでおり、時期に死が待っているのだ。。そして、徐々に死の臭いがしてしまうので、花の匂いをかけて、誤魔化していたのだろう。。
神父様が、聖人過ぎて、途中までもしかしたら、黒幕なのかって思ってたら、最後までいい人だった。。最後のアーリーおばさんとの2人きりになるところだと、ここで本性見せると邪推してしまった。。
また、この団体に以前出演していた岡本さんと竹ノ内さんの初めての遭遇するところが、箱庭を彷彿とさせていて、途中の岡本さんのダンスが、マリヤンヌ(箱庭の役名)を思い出させるダンスだった。。
また、ここでの2人の演技、特にデイジーの純粋さが心に深く沁みてくるものだった。。ここで始めての友達🤝が出来て、2人とも喜んでいるのが嬉しくなった。。特にフィデスは、
聖歌隊以外のメンバーに触れられること+温かい手に触れて感動しているところが印象的でした。。
その後、デイジーは他の聖歌隊のメンバーとも仲良くなり、みんなデイジーが触れてくれることが嬉しいという表情が嬉しくなった。
その後、少女聖歌隊の1人のニノが、1人で歌を歌っていると、ロビンが仲良くなりたそうに近づいていった。
ロビンもデイジーを見て、仲良くなりたいと思っていたのだろう。。
ニノも、デイジーを見て他の人にも触れるのではと希望をもったのだろう。。
そこで2人が触れ合う直前に、狼のグレイとアリアが2人を引き離した。。
これは、グレイがニノの臭いに気づき、ロビンを、家族を守ろうとしているのが伝わってきた!
そこでニノに触れてしまい、グレイが死にそれを観たロビンがニノにバケモノと言ったところから、どんどん抉さが辛くなった!
グレイが死に、悲しみに暮れている中で、アーリーおばさんのデイジーお前は聖歌隊の方に行くのかいというのが、デイジーの中で「友達」と「家族」どちらを取るのかで、苦しんでいるのが伝わってきて切なくなってきた。。。こうして。どんどん物語が重くなる中で、途中の神父とローザの掃除シーンが観客の抉られた心を一度リセットしてくれてありがたかった!あそこの一瞬のホワンとした空気は、こちらの小休止となってくれた。。

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